Liste des critiques de アビー

色々な部分の塩梅がすごく良かったです。笑
なんというか、明るいレイプものというか…。
内容としては、男性向けAVによくある、産婦人科医が患者の人妻に手を出すシリーズに医者のモノローグが入った状態です。
リスナーである患者の奥様も結局何をされているのか気づかないまま(もしかしたら薄々気づいているかもしれませんが…)作品は終わり、ちょっと余韻のある感じが良かったです。
言い方に語弊があるとは思いますが、医者も綺麗な奥さんに手を出すことができてwin-奥さんも気持ちがいい診察を受けることができてwin、のようなwin-winの関係だからこそ安心して聴くことができました。
欲を言えば、パーテーション仕切った向こう側に旦那がいる状態での治療…というシチュエーションも少し聴いてみたかったです。笑

あらすじを読んだ限りでは、ふーんと思っていたものの、実際に聴いてみると鍋パーティのくだりはなかなかに…何というか…驚きました。
先生の自宅で鍋パーティの最中、いきなり告白からの、あれよと言う間に引き倒されて初体験を捧げてしまう。
しかも、すぐ近くには騒ぎ疲れて寝入っている部活動メンバーがいるという…。
そこまでしてヒロインが好きなの…??と良い意味で引き気味でしたが、さらには二人きりの補習中に教室でまでしてしまう。
また、ヒロインの本当に進みたい道を歩むべきだと諭し、先生のことが好きかまだ迷いのあるヒロインに対して、もし付き合うことになれば、進学後はついでとばかりに自宅(先生の個人宅に!)で同棲すれば進学先も通いやすいよ!と。
第三者目線から立つと、イヤイヤ待って一旦よく考えよう!と思いますが、これが受験前の精神的に脆い時期のヒロインで、友人とも急に距離ができており、親とは進路のことで意見が違い、家でも孤立してしまっている…となると、どうでしょうか。自分のことをここまで考えてくれ、好きだと言ってくれる大人を、愛してしまうのかもしれない。
先生にとってはハッピーエンド、ヒロインにとってもハッピーエンドだと思います。
ただし、最後の先生の独白を聴かなければ。
自分が選んだと思った数多くの道の中のひとつは、結局のところ、じわじわと追い詰められた先にあった、唯一の道でしかなかったんですよね。

イラストやあらすじから、こちらの死神さんのイメージを固めてしまっていたので、実際に聴いてみて良い意味で期待を裏切られました。
第一印象はいわゆる遊び慣れているタイプだと思いましたが、蓋を開けてみると、ヒロインの斜め上な対応にしっかりと着いてきてくれる、ツッコミ系(と言えなくもない)気のいいお兄さんでした。笑
また所々コメディテイストも散りばめられ、ついついクスッとするポイントも多かったです。やはりというか何というか、死神ネタに新世界の神はお約束なんでしょうか…。笑
あとは、こちらナンバリングで続編がすでに出ていることから分かるように、ラストはヒロインにとってハッピーエンドですので、安心して聞けると思います。

タイトルにモブだらけ!とありますが、(いい意味で)モブ感はありません。笑
皆さんキャラが立っている、かつ総時間も長いので、しっかりがっつりと聞かせていただきました。

内容としては各トラックごとにあらすじが詳細にあるので、そちらを読んでからご購入された方がいいです。
そちらを読まずに例えば好みの声の方がいらっしゃって、購入を決めた…などされると、場合によっては大変後悔されるくらいのゲスキャラ(いい意味で)が揃っています。笑
あとは、非常にハードなプレイが揃っています(アナルや拳など)ので、あらすじは予めご確認された方が良いかと思います。ただし、流血系はありません。
また、こういった音声ものではレアな女性声優の方もご出演されていますが、役柄としてゲス男達たちの女王様ながら、彼女のお気に入りポジションであるヒロインちゃん、という形なので、全然気にならなかったです。
なお、一部女王・桜子さんとの百合プレイのようなシーンもあります(※ヒロインが口で奉仕)ので、こちらについて苦手な方はご注意ください。個人的にはこのシーンも気にならなかったです。
それにしてもこの声優さんの数でこの総時間なのに、この値段というのがびっくりです。
また、タイトルに学園編とあるので続きがあるのでしょうか??
新しいサークルさんでしたが、とても楽しみです。

全編台本なしのアドリブ故に、臨場感があります。
寝たフリを続けるあなたに悪戯をしかけてくる。
さすがに作品の流れなどは組み立ててから録音をされているのではないかと思うのですが(してなかったら、それはそれですごい…笑)、それでも流れが切れずに、しっかりと終わりまで進んでいきます。
また、他の方も書かれていますが、途中で突然ノイズが入るためびっくりしました。
こちらが修正されれば、非常におすすめできる作品だと思います。

できそこないのこどもたち、2作目です。
前作から少しずつ背景が見えてきたようですが、この物語の始まり方を見ると、前作のいろは君はどうなったんだろう?ととても気になります。
また本作自体のラストも、非常に気になる終わり方です。
正直、このまま助かったと思えない…。
3作目の子供はどのような子なのか、今から気になっています。

商業でもご活躍されている田中森先生の作品です。
本作はあくまでも導入編という印象。
売れ残りで廃棄処分寸前の男娼が、ご主人様に買われて捨てられないよう頑張る姿が健気です。
ラストでは青年期にさしかかったナズナの姿が見られますが、もう少し小さいナズナを見たかったです。とてもかわいい子だったので笑

ヒロインのあなたはどうやらとても悲しいことがあって(あるいはその積み重ねで)人間が本来なら来られないような水の底にたどり着いてしまうよう。
もしかしたら、入水自殺を図ってしまったのかな、と考えながら聴いていると、あなたのことをある人魚の彼が見つけます。
彼は、あなたの苦しさや辛さを感じ取って、静かに涙を流してくれる。人魚にはそういった力があるそうで、あなたのすべてを受け止められる、と言ってくれます。
…ここまではとても静かな雰囲気で穏やかな気持ちで聴いていたのですが、後半戦がすごかった笑
彼は両性具有であるらしく、男女両方の性器をもっているそう。
ヒロインは彼の上に乗りながら、女性の部分も触ってあえがせるという…笑
前半後半のテンションのギャップに若干あれっと思いつつも、ヒロインが元気になったので良かったと思います笑
とはいえ、水のあぶくが天に昇るときのかすかな水音のSEなどが大変耳に心地よく、聴いてよかったです。

合同合宿のさなか、同級生から伝言を伝えられる。
いわく、憧れの先輩が、消灯後に私を部屋に呼んでいるらしい…
その言葉を頼りに、先輩の布団に潜り込むと、なぜか同級生が待ち構えていた。

…のような、導入から始まるお話。
いくつかのシチュエーションであれこれされてしまうのですが、とてもよかったです。
ヒロインちゃんがちょっと…いやかなり単純でもうちょっと抵抗してもいいんだぞ!と思いつつも、結局流されてしちゃうという笑
相手役の男子も｢俺にしとけばいいのに｣という気持ちが漏れているのに、ヒロインちゃんは先輩を想っているという、矢印がみんな一方通行の切なさもあり、とつもよかったです。
もし続編が出るならば、ヒロインちゃんがめでたく先輩と付き合うも、相手の男子との関係も切れない(二番手の男)のような、切なさMax状態を聞いてみたいと思いました。

他のレビューでもありますが、サークルさんの過去作に比べると異色の作品だったと思います。
Duskさんというと、監禁婚をはじめとする割りとハイソサエティーな立場の方々をモデルとしていることが多いですが、今作のヒロインは大工の棟梁の娘であり、恋するお相手が昔から世話をしてくれたお兄ちゃん代わりの父親の弟子。
作風はこれまでとガラッと変わりましたが、とにかく不器用な二人の最初のやりとりがおもしろく、聞いていて非常に楽しめました。
あらすじにもある通り、ヒロインちゃんはずっとお兄ちゃん代わりの人に恋をしてしたものの、まったく相手にされず…。
そのためどうするのかというと、全裸で夜這いをしかけるという笑
初めこそヒロインちゃんが煽りまくるので無理矢理感はあるものの、それでもお互い好きあっているのが分かるため、レイプというほどではありません。また、二回目以降は、完全いちゃいちゃの甘々で、(どうしてもサークルさんの作風と比べてしまいますが)なんの後ろ暗さもなく、二人の恋を応援したくなりました。
不器用なお兄ちゃんとの甘々系を聞きたい方におすすめできると思います。