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少女前後の年齢の音声が入り乱れた前作とコンセプトと同じくしつつも、我々に声を聴かせてくれる女性たちの年齢層が上がったことによって、より味の濃いM向け作品になったのは(個々人の好みの差もあるでしょうが)とても良い! 女性ひとりひとりの声色の個性もそれぞれ聞き分けられるタイプの違い・多さも、複数の女性に性的に虐げられる興奮度を高めてくれています。
…ですが惜しいのは、作品のコンセプトはそのままにブラッシュアップされているがゆえの、(前作にくらべ)女王様の音声の音質の違いが目立ってしまっていることです。これはさまざまな、そして多人数の女性が自分をとりまいている状況を妄想させてくれる中で、私は個人的に没入しにくかった点でもあります。
声を聴かせてくれるそれぞれの女性との物理的な距離感を想起させてくれる…というような点ではよいのかもしれませんが、私個人の嗜好で言えば、耳や脳に向かってできるだけ密着された、ゼロ距離に近い音声のほうが好きでしたので、この点は私はすこし心残りではありました。
…とはいえ、私個人の嗜好を貫通するほどの、非現実的で風紀紊乱な世界を体感できる一作です。ぜひ購入される方はサンプルを一度試聴なさった上で、少しでもこの作品の求めるところを体感したい…と感じたならば、購入することをお勧めします。
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伝説的コンピュータRPG「ウィザー〇リィ」の同人がまさかの登場です。
『災禍の性欲モンスター』は、「地獄」も鼻歌混じりで散歩できるほどに鍛え上げたふたりの女冒険者が主人公。
強力無比のモンスター、精力絶倫のインキュバスたちと絡み合う様態には、単純に美女ふたりが乱れているというだけでなく、自分が生み出したキャラクターが媚態を晒している、といったふうに見方を変えてみると、さらに魅力的に映るはずです。
『災禍の魔女と○○エルフ』では、未熟なエルフの少年が#5のラストボス・魔女ソーンと甘々なおねショタプレイを繰り広げます。
「ウィザー〇リィ」には数々の魅力的な女性モンスターが存在しますが、例えばサッキュバスなどに「エナジードレイン」を喰らわされる、という状況などに興奮した諸兄も多いのではないでしょうか。
余談ですが、魔女ソーンも2レベルのエナジードレイン能力を備えています。めいっぱいソーンに愛される少年の気持ちよさそうな顔といったらありません。
巻末にはいくつかのショートまんがも掲載。
立ち並ぶ墓石、ゆかいな顔つきのモンスターたちなどを見ていると、往年の「ウィザー〇リィ友の会」を思い出させます。
近年ではオンラインゲームのサービスが開始され、少しは名の広まった「ウィザー〇リィ」ではありますが、オンラインゲームの特質上、本家が持つほどの魅力が醸し出されることがなかったのが残念です。
テキストと迷宮で構成される世界のなかで、想像と妄想を無限に広げることのできるという点が「ウィザー〇リィ」の本来の、そして最大の魅力でした。
本作品はその魅力をとても効果的に引き出していますし、お値段も手頃。たとい元ネタを知らずともエロ同人としての実用性はバツグンです。
「ウィザー〇リィ」を知る人も、まだ知らないという人も、ぜひ一読なさってこの傑作RPGの世界を感じてほしいと感じさせる作品です。