色月's Review List

エロは、敗北をきっかけに嫌っている相手に凌辱・奴隷堕ちさせられる正義のヒロイン作品である。本作は変身ヒロインものの要素とNTR要素を融合させた作品であり、それぞれの要素を味わえる作りとなっている。

まず変身ヒロインものとしては衣装の扱いが旨く、徐々にボロボロになり、泥だらけになったり、乳首やクロッチなどが破けてエッチさが露出してしまうなど、ヒロインピンチ演出もバッチリである。なにより、変身解除も導入しており、完全敗北を強く印象づける。

NTR要素ならば、見せつけレイプの他に取られる以外の絶望感を付加している。ヒロインの幼なじみが取られ役であり、しかも取る役は彼を虐めている。そんな取る役はヒロインに成敗されている。そんな関係性だからこそ、絶対に靡かないはずのヒロインの心変わりが際立つNTRシチュとなっている。

エロは、前作で捕らわれたふたなり(玉袋あり)マスクドヒロインが無様さ際立つ責めを受けさせられるヒロインピンチ作品である。恥ずかしい格好での拘束、くすぐり、貞操帯による射精禁止、袋やお尻などへのスパンキングなど、いわゆる本番なしタイプの作品だが、ヒロインを精神的に追いつめる表現・描写の工夫が優れており、「本番行為がなくてもエロい」を体現した凌辱作品である。

シチュとしては他に、逆襲シチュともなっており、責め側はこれまでヒロインに煮え湯を飲まされ、お仕置きされてきた悪女の人たちである。女による女への陰湿な仕返し、やってきたことをやり返される皮肉、本来なら勝てていた相手への敗北など、屈辱シチュをこれでもかとまとめている。
特に、正しいこととして成敗してきたヒロインが、これまでを間違っていたとして無理矢理謝罪させられるシーンは、そのヒロインの精神的支柱を砕くかのようなスリリングな仕上がりとなっており、必見だ。

次回作でいよいよクライマックスのヒロインに憧れている人々の前での公開処刑に移りそうなので、早めの発表が望まれる。

エロは、試合中に致してしまうリング情での乱交劇となる。相手レスラー、観客大勢、はては外野の解説役まで男の娘に夢中になってしまい、盛大にぶっかけてゆく。
強い選手であるにも拘わらず、華奢な身体、可愛らしい肉竿、溢れる雌の魅力など、男の娘として満点なヒロイン?なので、竿役達が暴走してしまうのも納得である。

一方的に大勢と交わる内容だが、ヒロイン側も一種の淫乱気質のために受け入れており、竿役達に悪意を以て犯すのではなくエロさに屈しているという状態なので、陰惨さはない。そのため、心ゆくまでえっちな男の娘とのグチャドロ乱交掌編となっている。

エロは、ヒロイン敗北凌辱が大部分を占めており、少ないながらも主人公との和姦シーンがある。敗北凌辱のプレイとしては触手、人による凌辱・輪姦、腹がはち切れるばかりの精液ぶっかけ・精液ボテ腹などである。ハードさを歌っているので、ヒロインの苦しさと気持ちよさそうな反応が入り交じった文章になっている。挿入されるシーンならば、息もつかぬほどの激しいピストンをイメージさせ、フェラシーンならばえずかすにはいられないような喉レイプを見せつける。

また、本作は設定上ヒロインが体型が変化するため、一粒で二度美味しいキャラクター性となっている。大きいときはしっかりと実った身体つきを弄ばれ、小さいときは竿役との体格差が感じられる弄ばれ方をする。凌辱・和姦共にバランス良くシーン配置されているのも嬉しい。

メインヒロインのみフルボイスとなっている本作は、声優様の演技にも注目いただきたい。上記のシーン上の乱れ喘ぎもさることながら、通常のシーンにおけるヒロインの演じ分けも聞き応えがある。小さいときの保護欲をくすぐられる愛らしさ、大きいときのはきはきとしたツンデレヒロインぶりがよい。

エロは、拘束された女軍人が乳首やクリトリスなどを媚薬や機械、道具などで責め立てられる作品である。身動きできない状態で、乳首のみ、あるいはクリトリスのみを刺激され続けられ、悲鳴に近い情けない喘ぎとあげさせられる。どのシーンでも全身を汗で濡らし、絶頂時には顔をのけぞらせて叫ぶなど、エロ弱さをとことんまで暴露されてしまう。大きく開かれた腋の窪みに汗粒があるのもグッド。

身体だけでなく、心も堕ちてゆく。強気な台詞で馬鹿馬鹿しい責めだと一蹴するヒロインだが、シーンの終わりには悔しそうな負けを晒すか、できあがったトロ顔を隠すこともできないでいる。毎度負け、徐々に屈服してゆく姿は、快楽堕ち・調教堕ちとしても美味しい。

エロは、拘束されたくノ一が腹を始めとした身体全身を殴られ、犯されるリョナレイプ作品である。公開配信された状況下でのプレイとなっており、前作と今作回想ではキリッとした意志の強い女の娘が無惨にも慰み者となる。
ヒロインの反応は快苦を共にない交ぜたものとなっており、痛みは当然感じているが、そのことが気持ちよいといったマゾヒズム的な感覚に身を焦がしている。上げる悲鳴台詞も色艶が反映されているのがエッチだ。

竿役は体裁として一族の秘密を吐けとヒロインに迫り、尋問という風になっているが、メインはヒロインを嬲ることである。前半は表紙のような首枷つきでヒロインを犯すが、後半はそれも外し自由気ままに殴る蹴る凌辱するになる。

上記のように、ヒロインは体質的にもプレイ的にも追いつめられるが、それでも最後の一線はどこまでも踏み越えないように耐える。このヒロピン趣向が何よりもたまらない。

エロは、魔法少女の親友を憑依でエロ堕とし、さらにはその親友を使って魔法少女までも悪堕ちさせる連鎖悪堕ちシチュとなっている。Wヒロイン作品らしく親友によるレズレイプ、魔法少女ものらしくスライム責め(親友がモンスター娘化する)も取り入れており、結構幅の広いプレイ内容になっているのも特徴だ。

さて、憑依シチュによる精神が乗っ取られの描写がしっかりと描かれている。本来の肉体の持ち主である親友の魂に反して淫らなオナニーをする自分の身体に戸惑うコマ、絶頂と共に消えゆく容赦のなさなど、テンポ良くまとまっている。
その後の魔法少女堕としでは変わってしまった親友の異形ぶりも見物であり、徐々にスライム娘としての姿に変化して襲いかかってくるモンスターらしさも注目していただきたい。

本作は4作品が収録されており、単話3編と3話書けて描かれるNTR作品、+aとしておまけエピローグと制作資料が収録されている。「VIPファン限定」「嬌声調教合宿」では、意志と誇りを持ったアイドル・グラビアヒロインが身体を弄ばれ、見下げ果てた雌玩具・奴隷に堕とされてしまう。「オス競べ」「本性全3話」はNTRであり、彼氏とNTR男とのセックスにおいてヒロインがどれだけ差を感じているかが描かれている。

全体的な表現として、キリッとした顔立ちのヒロインが獣のようなオホ声、だらしないアヘ顔を挙げさせられ、絶対に勝てない快楽に敗北して従順になってゆく様を容赦なく表現している。また、竿役はヒロインにプレイとして下品なポーズ・踊り・全身落書きなどをさせており、がに股だったり腋見せだったりと卑猥そのものの格好をさせられる。特に、がに股で脚の間から媚びを売るシーンは必見である。
では、以下に気に入った2作品の寸評をさせてもらう。

「VIP～」は落ち目のアイドルヒロインのエロファンサービスである。壁尻+顔はカメラで見える状態で無理矢理行為をさせられており、心の中では粗雑に思いながらもなんとか笑顔を作ってファンに媚びるのが良い。屈辱を感じながらも気持ちよくなって負けちゃう姿がグッドだ。

「オス競べ」は彼氏とNTR男の違いを見せつける作品だ。見開きページという本の体裁まで演出に動員している執念は凄い。彼氏との行為シーンでは頑張って感じているヒロインと、そのすぐ隣のページないし次ページをめくるとガチイキで野太い絶頂叫びを上げているインパクトは是非ともご覧あれ。

妖怪相手の敗北凌辱で構成されており、触手・人型・女同士と幅広く相手は設定されている。プレイも基本的に妖怪一体とヒロインが基本であるが、なかには複数で巫女一人を犯し抜く妖怪もおり、輪姦・二穴同時責めまでカバーされている。
合わせて声優様の演技幅もいろいろな側面を味わえ、可愛らしくも凜々しい巫女さんの格好良い場面の他、シーンではえっちに喘がされるどうしようもなさ、屈服したくないのに気持ちよさに勝てない弱さ、イラマ・フェラなどで竿に吸い付く淫らさなど、パターンの多さにも関わらずどれも満点な出来となっている。

さらには本作はバッドエンドが複数種類用意されており、妖怪(悪)堕ち・淫乱堕ち・絶望の中で快楽屈服堕ちとボスごとに用意されている。これまでのユーザーの需要全部に応えた形となっており、大変にありがたかった。
特に、絶望の屈服堕ちは個人的に大満足の出来であり、こういうバッドエンドはなかった巫女ヒロインに追加して欲しいほどである。

また、個人的フェチな話で申し訳ないが、巫女さんの腋汗の多さも嬉しかった。開いている腋にさりげなく雫が浮いていたり、アングルや体位の関係で腋の窪みが見えない際は、腋から流れている汗が伝っていたりと、汗濡れ好きの自分にはベストといえるほど本作のシーンは気に入っている。

なお、本作ではレズ腋舐めシーンが鑑賞でき、無料体験版にもある。そのプレイ自体は1シーンの一部ゆえに短いながらも、巫女さんの開かれた腋、窪みに沿って実っている腋汗、異常な責めに混乱する巫女さん、舐めた後が腋を汚すなど、差分とテキスト両方ともに大好きな描写である。

次回作がどうなるかわ分からないが、腋濡れ描写だけでも多めに盛り込むことは継承してほしいものである。

本作は学園に潜入しているヒロインを調教・触手異種責めする作品である。そのためメインヒロインを中心に、学生としてエロ授業を熱心にさせられる洗脳シチュエーション、ハンターとして捕らわれて孕ませド奴隷・苗床として使い潰される敗北シチュエーションが用意されている。
サブヒロインまで視野を広げてみると、電撃責めのような苦痛強めのプレイや、エロ風俗でスケベ親父を相手にする接待プレイなど、幅広いハードエロが展開される。一般学生のサブヒロインたちもいるが、こちらもドスケベとハードさに妥協はなく、容赦なく使われる。

着衣という視点で本作を見ると、比重的には若干学生としてのシーンが多いため、制服着衣エロが印象深い。とはいえ、学園と言うことで関連する他の衣装も多く登場しており、水着・体操着の他、職業体験という名目ではボンテージ衣装を着せられてしまったりと、やりたい放題やられたい放題である。勿論、戦闘衣装での服ビリや全裸シーンもあり、フルプライス作品だからこその質・量・幅広さがプレイヤーを楽しませてくれる。

まとめると、どのヒロインもその恵体を強欲な輩に貪られており、洗脳・調教的に穢されてゆく背徳感や、その抵抗が崩れてゆき、ハンターとしての矜持を捨ててセックスに溺れる悪鬼や仇敵に媚びるメス奴隷に成り下がる屈服が楽しめる。