Liste des critiques de 色月

エロは、催眠によって頭を操られた3ヒロインが複数の男たちにエッチをさせられる乱交作品となる。催眠の掛かり方としては、前後不覚の意識がぼんやりとした状態となっており、従順にご奉仕する状態となっている。ヒロインたち自身はおかしいとは思っていても竿の気持ちよさが優先になっているため、抵抗できなくさせたヒロインたちを一方的に弄ぶ背徳感の大きい内容である。

また、本作は全裸と戦闘衣装、各ヒロインのシーンのバランスの良さが特徴となっている。お目当ての娘が少ない、ということがないのは素直に嬉しい。また、。巨乳娘なら乳弄りを、エロ得意娘ならその娘に執着しているねっとり責めを、といった具合にヒロインごとの責めに差別化を図っているのもグッド。

偶然であった男女がいい雰囲気になってとりあえずエッチするという、エロ漫画らしいシンプルなストーリーとなっている。しかしながら二人とも濃いキャラ付けがされており、二人ともスイッチが入るとヒロインは理性がぶっ壊れた淫乱娘に、男はブレーキが壊れた責め役になってしまう。結果、SMプレイ・ハードセックスプレイも相まって味わい深い内容になっている。

「死ぬほど気持ちイイ」「死んじゃうくらいイカされちゃう」デスアクメテーマなので、ヒロインのイキ姿は特に入念に描かれており、絶頂で跳ね回るからだがどの子までもエロい。持ち上げられての行為シーンでは、脚ピンならぬ腕ピンでアクメを表し、次のバック突きのコマでは全力でシーツをつかんでアヘっている。事後の痙攣するヘコ腰も含め、絶頂に喘ぐ娘の表現はどれも一級品である。

エロは完全黒ピッチリスーツスパイヒロインが、本番凌辱やアクメビーム、くすぐりなどで責めまくられて弄ばれるを晒す無様エロ作品となっている。責めの強さは容赦なく、スパイちゃんはアヘ顔は当然、行き過ぎてアホ面をお披露目してしまうほど情けなくイカされまくる。

とはいえ、作風自体はコメディ寄りなので不幸すぎないのが良い案配である。竿役達はエッチなことがしたいだけ、ヒロインは最後まで抵抗するも感じまくってしまうエロ娘であるなど、エロ漫画らしいキャラ付けになっている。特に、エロ尋問イメージプレイの強要シーンでは、ほしいシチュを無理矢理作る竿役と、呆れながらも付き合っちゃうスパイちゃんがなんともおかしい。

また、本作は「ピッチリ着衣と汗染み」に強い拘りを持った作品でもある。濡れ透けとは違った衣服の汗濡れ染みは、生々しさとエロスを両立させたユニークなものである。
ほぼ全編で汗染みがあるのだが、ただ染みができているわけではなく、その箇所も身体各所の付け根・窪み部分にできており、場所にすら拘っている。腋・膣・強制母乳させられた乳首の他、腹筋・下乳の付け根・臍も蒸れており、さらには膝裏・肘窪み・背筋まで黒っぽく湿っている。
必然的に、ピッチリスーツスパイちゃんの全身を隈なく鑑賞できる描画にもなっており、ピッチリ着衣エロファンにも、筆者のような腋を始めとした汗染みファンにもお勧めのフェチ作品である。

是非今後とも、本作のような汗染み(個人的には特に腋)のフェチさは他シリーズでも検討・継続していただきたいものである。

本作では4作品+aのゆーしゃちゃんのエロ凌辱冒険が収録されている。メインとなるゆーしゃちゃんは相変わらず凌辱・輪姦にアヘキメしまくるメスブタとなっており、順調にドマゾのド変態としてレベルアップしてゆく。
サブヒロインとしてエルフロリ女王(分からせられる)・魔法使い(乳房改造済)・女戦士(尻穴狂い)も登場し、大変に賑やかな総集編となっている。

前回の作品集と違う点となっているのは、レイプであっても+aなシチュを取り入れた作品がある点だろうか。エロビキニで仲間のために浣腸ボテ腹をた耐える羞恥見世物シチュ、娼婦衣装で「お仕事だから･･･」と言い訳しながら腰を振りたくる淫乱シチュ、闘技場で勝てる相手に惨敗無様レイプされる屈辱シチュなど、芸幅が広くてどれもこれもエロくてたまらない。

そんな本作品集での推しは9作品目である。珍しく格好良いゆーしゃちゃん、腹パン・嘔吐・フルネルソン凌辱などで無様さを衆目に晒されるシチュエーションなど、好みの描写が多く、大変に気に入っている。

過去作品の総集編であり、5作品+描き下ろしとなっている。どの作品においてもメインヒロインたるゆーしゃちゃん筆頭に登場ヒロインが悲惨な凌辱・輪姦にさらされ、下品なメスブタ奴隷にさせられる。
ゆーしゃちゃんはストレートなドマゾでド変態というキャラづけであるが、仲間の魔法使いはコンプレックスの巨乳責めメイン、クール女戦死は尻穴狂いと個性を持たせており、性癖を広くカバーしている。結果、仲間ヒロインたちは相対的に少ないページ数ながらも印象を残してくれる。

本人たちは嫌がるそぶりを見せつつも、その表情、その喘ぎ、その身体は全身で気持ちよさそうにしているため、何もかもに説得力が無い。そのため、手酷い内容であるにも拘わらず、意外にも鬱々とした雰囲気はなく、凌辱エロに集中できる描写になっている。

お気に入りは3作目だろうか。盗賊による敗北凌辱で性奴隷として自覚がしっかりと芽生え、気持ちよさに溺れる姿と、奴隷オークションでも下品なアヘイキを決めるシーンがよい。

エロは、淫乱段階に応じて変化する段階エロでもって、敗北凌辱と町中エロを用意している。嫌がる1段階目、徐々に受け入れ始める2段階目、エロ大好き娘に成り下がる最終3段階目と、エロ堕ちの起承転結がはっきりとした構成になっている。

敗北凌辱では、屈してゆくヒロインとしてみると面白い。ヒロインの日頃はしっかりと意志のあるタイプで、実力もあり、エロボディとは対照的な身持ちの堅さを見せる。そんな彼女が、どんどんとスケベにされ、開発されてゆくのだからたまらない。

町中のエロは、スケベにオープンになってゆくヒロインといった感じだろうか。軽んじていた不良や、自他共に認める底辺な浮浪者相手に気軽く濃厚エロしてしまうようになる姿はスケベ娘そのものだ。

なお、エロステータス画面にも固有の立絵があり、こちらも淫乱段階に応じて差分変化がある。フレーバーにも力を入れているのは素直に好感が持てる。

このほかに戦闘中のエロピンチ・凌辱もある。拘束されてピンチのドキドキ感、雑魚相手なのに乳首を抓られ、尻を触られ、感じさせられる屈辱感、本番挿入行為でやられちゃう不覚など、豊富な立絵差分とカットインで醍醐味を旨いこと表現されている。

エロは、催眠・洗脳シチュを中心としたレズレイプ作品である。ヒロインが1人の相手に複数段階を使ってじっくり堕とされてゆくのを表現しており、本来の強きハンターがクソザコ奴隷に成り下がる過程に説得力を持たせている。
最初に屈辱感マシマシの描写でヒロインの抵抗が描かれ、意志がふらついてくる中途があり、最後には完全屈服しているシーンで終える。最後のシーンは洗脳の完了なので、根っこの部分から性格が変わり、敵に奉仕する姿はこのシチュエーションならではのユニークなエロスである。レズレイプメインなので、そういった趣向がお好みの方にもぴったりである。

もう一つの目玉の宗教エロは本編とは独立しており、それ故にこのシチュに集中できている。教団と対立するサブヒロイン含め、敬虔な信者にされてゆく洗脳プレイは本編とは違った趣を感じさせ、面白い。険も露わな表情だったヒロインたちが、心からすっきりしている表情に変化しているのはある種のすがすがしさを感じられるほどである。

エロは、妖怪たちによる凌辱となっており、巫女さんとしての使命感が強い姉妹が負けると犠牲となる。その妖怪に合わせたシチュエーションが描かれており、結果、多種多様なプレイで辱められる巫女さん姉妹が楽しめる内容となっている。

それぞれの妖怪相手に1回目・2回目以降が用意されており、1回目では抵抗虚しく快楽に負ける、という内容なのに対し、2回目以降は1回目の恐怖を覚えた状態で再度犯される、という描写が印象的であった。

ゲーム部分はわかりやすいローグライクであることに加え、仲間のサポートも手厚いのでそれほど苦労することなくクリアすることは可能である。難易度設定もあるので、ある程度の手強さがほしい方にも対応しているのも良い。1つのダンジョンの長さもほどよく、だれることなく最後までプレイできるように設計されているのも嬉しい。

本作でも1冊まるごと使って正義のて天使ヒロイン様が凌辱されまくることとなる。このシリーズでは変身アイテムガジェットや変身ヒロインであること、ヒロインの生い立ちも絡めてエロを構成しているため、質・量共に高いレベルでエロ展開される。特に、本作では過去回想で登場したヒロインの母親までが責めに利用されており、より踏み込んだ凌辱となっている。

さて、ユミエルは黒ピッチリインナーと清廉な白アウター、神々しい翼に加え、人を思う優しい心と真っ向から悪魔と戦う強さをもったヒロインとなっており、まさに理想的な正義の変身ヒロインである。変身姿は巨乳になり、変身前の通常の姿では普美乳と一人で二度楽しめる肉体なのもグッドだ。

その一方で、これまでの戦いも相まってエロにはめっぽう弱く、ちょっと拘束されただけですぐに濡れ濡れになる。羞恥や怒りは感じているはずなのだが、それさえも彼女にとっては気持ちよさのための味付けに過ぎなくなっている淫乱っぷりである。このあたりのギャップも優れており、エロに目に遭いながらも戦うヒロインをたっぷり堪能出来るだろう。

ほか、凝りに凝った変身ヒロインだからこその演出群が唯一無二の作品に仕上げていると思われる。長年、変身ヒロインを辱めてきた原作者様ならではのセンスが、熟練の作者様によって漫画として落とし込まれているのである。

一例として、ヒロインが淫乱状態で乱交を誘い、がっつり男の群れに溺れるシーンを少し紹介する。清楚なヒロインが淫らに誘う正義の味方にあるまじき場面だが、シチュだけでなく変身ヒロインの衣装変化も演出に一役買っている。肉体は通常の黒髪ショート・普美乳なのだが、衣装は変身後のままなのである。先のシチュのみならず、可愛い娘が正義のための衣装をエッチな服装として誘っているというシチュも加わっており、要素をいくつも編み合わせたこのシーンを是非ともお読みいただきたい。

本作は1冊まるごと使っての長編エロ漫画作品となっている。そのため、犯されながらそれでも戦う正義変身ヒロインの抵抗・堕落をじっくりと楽しむことができる。元はノベルスだが、筆者はADVゲーム版のみを知っている程度だが、せっかくなので本作とゲーム版を比較しながらレビューしてみようと思う。

元が同じなので、ゲーム版と漫画版ではシチュエーションの重複はあるが、媒体が違うからこその表現の違いを味わって欲しい。本作では激しく犯されるシーンや、わらわらとたかられる輪姦シーンでは動きや道具のように弄くられる身体というのがよく表現できており、躍動感ある凌辱になっている。1コマ1ページごとに羞恥・怒り・快楽蕩けとコロコロ変わる表情もよい。
ゲーム版では、基本的に差分とテキスト表現にとどまるが、ヒロインの儚いながらも芯の通ったボイス演技が上手く、そんな彼女が喘がされるのが背徳的な悦びがある。

どちらのバージョンでも敵を目の前にしての強制オナニーに耽るシーンがあるのだが、そこでの各々の乱れっぷりは比較・注目に値する。漫画版では紙幅の都合上、全体の尺自体は短くはなっているのだが、快楽には情けないほど弱いヒロインの一応の我慢と開き直りの落差は充分にエロい。
ゲーム版ではじっくりと快楽に沈んでゆく姿が描かれており、敵に見られ、言葉で責められても止めず、変態的に激しく自分を慰める夢中になってゆく姿がオススメだ。指で、手で擦る、にとどまらず、さらに突っ込んでゆくのである。

着衣エロとしても本作は拘りを感じる。黒ピッチリインナーを着用しているヒロインなのだが、服を着たままでもはっきりと分かる乳首の形、縦横無尽に暴れ回る巨乳が魅力的だ。戦闘で中途半端に破けるアウター・インナーもピンチ感と素肌を晒してしまうエッチ感に溢れており、バランスの良さが嬉しい。