色月的鑒賞一覽

エロはタイトル通り、触手生物に力及ばず、犯されてから丸呑みされる戦士のショートショートである。3パターン用意されており、抵抗が削がれて絶望的に丸呑みされる基本的な流れこそ同じだが、I字開脚で犯される、口を無理矢理穢される、両足を取られて対面でレイプされるなど、微妙に体位を変えている。丸呑み時は頭からかぶりつく豪快なもので、ごくごく呑み込まれてゆくのがよく分かる描写になっている。

着衣エロであり、チラリズムに拘りがある描写がフェチである。セーラー服の横の隙間から、あるいは胸元からちらつくブラがエッチだ。
また、腋のエロスも描いており、汗濡れでむわむわとしたフェロモンが見て取れるコマが多くて大変にありがたい。

本作は、ヒロイン一人対男複数の輪姦シチュが2作品収録されている。2ヒロインは性格こそ強気系と真面目系と正反対ではあるものの、内に秘めたるドスケベさは共通となっており、見下げ果てた肉便器に堕ちる。
この印象が強いのも、特に口で表現する浅ましさがよくできているからだと思われる。たとえば、あまりの快楽に必死に呼吸しようとする、竿を頬を膨らませるほどにくわえ込む、唇をすぼめて熱烈にキスするなど、フレッシュリップここに極まれりといった激しさでご奉仕するからである。

また、2作品とも純粋に激しい描写の連続で、ハードエロスを堪能できるのも特徴だ。竿役はピストンで実った乳を暴れさせるだけでなく、乳首を抓って引っ張ったり、もぎ取るかのように握りしめたりと、暴力的である。
そのほか、ヒロイン髪や舌先を引っ張ったり、口を無理矢理こじ開けたりと、身体全身を弄ぶように責め、これらはヒロインの堕ちにふさわしく、説得力も与えている。

エロは、ヒロインを触手や粘液などで動きを封じ、場合によっては石化や黄金化などによって固めてしまうといったような、拘束・固定させてしまうプレイに特化した作品である。
このほかに、心と体両方を痛めつけるようなリョナ、エナジーを吸収されて変身解除とエナジードレインシチュも盛り込んでおり、本番無しであるにも拘わらず、大変にボリューミーである。
種類だけでなく、1つのエロに対しての質でもボリューミーさは指摘できる。戦闘中エロにおいても、ボス敗北シーンにおいても、二度と抜け出せない絶望感が延々と描かれており、テキスト・差分共に大満足の出来である。

さて、紹介文にある通り、本作は捕まるか捕まらないかという「ピンチ感を楽しむ」戦闘中エロが主題となっており、それ故にエロとゲームシステムが密接に結びついている。
戦闘中の拘束に対してプレイヤーは、ボタン連打ないしQTEで脱出するわけだが、各々演出が施されている。ボタン連打ならば、拘束力の強さに応じて脱出できたりできなかったりし、QTEならばその敵らしい画面妨害をされてしまう。一例として、とあるスライムのQTEでは水玉が飛び回り、入力コマンドを見づらくしている。
こうした演出はコマンド入力の難易度を絶妙に上げ、脱出できるか否かのヒロインピンチをプレイヤーに疑似体験させることに成功しており、ユニークなプレイ体験を味わえるようになっているのである。

キャラ立ても本作は優秀である。ヒロインと相棒のからすさんのすっとぼけたやりとりやパロディ発言は、こんな可愛らしい娘が上記のような目に遭うのかとギャップの味付けを果たす。同時に、殺伐としたダンジョン内では清涼剤として緊張感の緩急バランスを取っている。
また、ボスたちも最後の最後まであがいてやるというバトル演出があり、これが大いに盛り上げてくれる。印象の薄いキャラがいない、賑やかな作品である。

エロは、戦闘中立絵エロと、ボス敗北時のスチルによる凌辱でまとめられている。ゲーム部分よりもエロを中心にした作品なため、サクサククリアできるように設計されている。

立絵は、HPとは別の服の耐久力によって破れが表現されており、スカートが剥がれる、さらにやられると胸を剥き出しに半裸になるといったように、複数用意されている。さらにはヒロインが淫乱状態かどうかで表情差分が変化し、通常時はキリッとした顔立ちが、とろんとエッチな顔つきになる。
このように、メインとなる立絵エロはヒロインの状態に合わせて差分がある。

ヒロインは恋人のために戦うというコンセプトなので、敗北イベントではNTR風の演出が施されている。少し例をあげるならば、配信越しのセックス中継や、分からせるかのような連続膣中出しなどである。

本作は触手と魔法少女という王道的組み合わせに、リョナ要素と丸呑みを加味した作品となっている。全編にわたって魔法少女は犯される一方だが、正義ヒロインらしく最後の最後まで抵抗し、耐えようとする。そのたびに絶頂・失神を繰り返し、負けてくれるのだから、ヒロインピンチエロ・敗北エロとしてどのシーンも美味しい出来となっている。

本作ヒロインはクール系であり、勇ましさが印象的だが、ポッキリと心が折れてからは雑魚戦闘人にすらご奉仕する肉人形となる。エナジー切れからの変身解除後は、ただのめそめそ泣く弱い少女になってしまう。このギャップは大変によく、エピローグを含めて最後まで楽しめた。

また、着衣エロとしても配慮が行き届いている。基本的に魔法少女衣装を半分剥いての半脱ぎシチュプレイがほぼウェイトを占めている。ボンテージ風触手服や全裸でのシーンもあり、最終盤で変身解除してからは学生服姿を中途半端に着せられたまま犯される。

こ以上、魔法少女ものの肝ともいえるシチュ・着衣バリエーションの多さに評価点を上げたい。他魔法少女もいる世界観のようなので、機会があれば是非とも他ヒロインの回を見たい。あわよくば彼女たちの全滅まで見届けたいものである。

変身ヒロインが、雑魚に膣中出しレイプされる作品である。ナンバリングから予想されるとおり、本作開始時点ですでに、ヒロインの身体は度重なる快楽責めにより、すっかり弱い身体に開発されきっている。それでも、ヒロインは決して負けまい折れまいと、必死で耐えるのである。

骨子としては、竿役がヒロインに「気持ちイイ」「イってました」と敗北宣言させることを目的としている。竿役は体位をあれこれ試し、怪物故に竿の形を変えたり、繰り返し膣中出しで腹を膨らませるなどと、あの手この手で快楽責めをしてくる。
それに対して、ヒロインは最初の健気さはどこへやら、喘ぎ、泣き、乱れるのみである。この弄ばれ感は白陵があり、かつエロい。

また本作では、エロ以外のメインストーリーの方の描写も多く、別シリーズへと続くサイドストーリーも挿入されている。果たしてこの淫靡な物語は、どう合流してゆくのか。今後もエロ含めて楽しみである。

エロは変身ヒロイン凌辱調教+敗北レイプとなっている。拘束具をつけての公開レイプ、レズふたなり責め、触手による拘束レイプ、オークによる巨根責め、ゴブリンによる輪姦など、変身ヒロインに対する苛烈なプレイがしっかりと揃っている。勿論、変身前の姿でのエロシーンもそれぞれ存在しており、学園で、ラブホテルで、ヒロインたち絡め取るようにセックスに持って行く。

着衣エロが中心であり、ピッチリスーツ越しに浮き上がる腋や肢体の隆起、鼠径部などの服皺、張り付く質感はそのままに、乳首や膣などを開いてのプレイが基本である。オプションではフルフェイスを見えないままor半透明にしたりでき、フェチさは大いにある。

2ルートに分かれており、どちらかを捕まえて調教するかで変わる。捕まえた方は調教プレイ、そうでない方は襲撃して敗北凌辱となっている。ヒロインごとに竿役の態度が違っており、アイドルは堕とすような傾向にあり、学級委員は復讐の傾向が強い。
余計を承知で、下記にフルコンプのヒントを記述する。発売から日が経っていることと、それ故攻略情報がない可能性を考慮し、備忘録的に方法を載せておく。





攻略はちょっと変わっており、最初に追いかけるヒロインとその後で捕まえるヒロインを別にし、捕まえた後は調教・襲撃どちらを先にまとめて終えたかでエンドが変わる仕組みとなっている。

エロは隠れてのオナニー、愛する人のために身体を捧げるNTR作品である。モーションアニメがシーンでは採用されており、身体や髪の毛先がゆらゆらと揺れ、臨場感を出している。NTRなので、想い人に隠れてのセックス、助けるために仕方なく…からのすっかり竿役に恋しちゃう堕ちなど、手堅いシチュ作りとなっている。プレイ中は要所で想い人を操作する場面も用意されており、「取られた」結末に向けての前触れ演出もある凝った構成である。

さて、本作はゲームパートが2種類あり、一つはダンジョンを敵に当たらずに踏破する避けゲームであるが、もう一つは夜、隠れて路上オナニーするクリックゲームである。前者はオーソドックスな作りであるが、後者は演出がよく、こちらをもう少し言及したい。

路上オナニーと言うことで、画面上一杯にヒロインの身体が広げられており、乳首、膣、尻が突き出すとようにスチルが表示される。この3つを画面状況に合わせながらクリックしてゆき、絶頂することがこのゲームパートの目的となっている。
ヒロインのオナニーとプレイヤーの操作がマッチするようになっており、例えばクリックに集中しすぎると(ヒロイン的にはオナニーに集中しすぎると)衛兵に対応しきれず、失敗確率が増える。
また絶頂に近づくにつれ、画面がぼやける演出が入る。ヒロインがエロに耽溺していることをプレイヤーに視覚的に表現しているのである。

総じて、短編ではあるが、ユニークなエロゲーム性と手堅いNTRが融合した良作である。

エロは、変身ヒロイン敗北凌辱であり、竿役はふたなり女怪人(下級天使)、シチュは催眠堕としとなっている。ヒロインは、勇ましい正義の心はそのままに、言いように操られてご奉仕ペットに染め上げられてゆく。
さて、催眠モノらしく、ヒロインは心内とは別に、無理矢理従わせられてしまう。ぼんやりとした頭、次々繰り出される快楽に翻弄されるなど、このシチュらしい責めがある。

本作でもニラマレ要素は健在であり、逆らいたいのに従わせられる悔しさが全編において描かれている。歯を食いしばっての「はい」と言わされたり、拒絶しようともピストンで分からせられたりと、エロ負け部分がよい。
一方で、言いなりになっても口先だけでも抵抗はしている。竿嗅ぎや対面座位大好きホールド、喉奥フェラをさせられても、「最低!」「嫌っ負けない」など、闘志を絶やさない。

この闘志も親友を助けたいがためである。そんな彼女を屈服させるために、その根幹を砕くかのような責めを竿役は施す。負けないはずのヒロインの敗北に納得のゆく展開であり、最後の事後姿含めてエロいヒロピン作品である。

エロは、正義変身ヒロインがねちねちとした責めに敗北してしまう凌辱作品でだ。基本モノクロだが、要所のシーンにおいてはフルカラーとなっており、美麗なレイプが楽しめる。
竿役のいやらしいやり方は全編で発揮されており、乳首に直接触れずにその周りを指でなぞったり、腋をしつこく舐め回したり、膣那珂をかき回したりと、フェチさやねちっこさが大きい。これらに加え、本作はエナジー吸収も加わっており、絶頂してはいけないのにイカされまくるヒロインピンチも美味しい。

ほか、ニラマレの興趣もたっぷりとあり、どんなに責められた無様を晒そうとも、ヒロインは気丈にも抵抗し続ける。しかしながら、ちょっと乳首を抓られたり、トントンとピストンされるだけで、女の娘になってしまう。散々抵抗した末のエナジー吸収+変身解除は大変にエロい。