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オカルト要素ということで触手による凌辱とか想像していたんですが良い意味で期待が裏切られました気がします。憑き物はくっつく切っ掛けにすぎず、主軸は叔父と姪のねっとり甘々濃厚な純愛エロス。真っ当な伝奇・妖怪モノを期待する向きにはやや肩透かしかもしれませんが、背徳なまぐわいを味わうのに実用性はあるかと思います。
(個人的に、叔父が孕ませ決断に至る動機付けに姪を想う熱い情念を感じました。詳しくは伏せますが、あのまま放置しておいたら別の意味で大変だったと思いますので…)
あくまでも自分個人の場合ですが、それまで何本かやってきた催眠系でハッキリと絶頂と呼びたくなる現象を経験させられたのは
「本作が初にして唯一」
という事をまず書いておきたいのです。自分の場合SF要素に惹かれて購入し、催眠要素には正直期待もしてなかったのですが、完全に良い意味で当てが外れました。
ソレが始まると同時に勝手に体がわななき始め、カウントが近づくにつれてガクガクと振動が激しくなり、達すると意に反して全身が「ッピーーーン!」と弓なりにならざるを得ない!やがて口をだらしなく開けたまま放心状態に。
いや、ホントなりましたって……。
「SF」「改造手術」「レズ」といった要素に抵抗なければ、注意書きをよくお読みの上、是非お試しいただきたいと思います。勿論、体調・環境は万全にした上で行ってください。
しょーがねえだろ好きになっちまったんだから……その、明らかに犯罪的に年下な相手なんだけど……。
世界から見捨てられたも同然な状況にあるちっぽけな男の前に、突如何の前触れもなく到来した純愛。それは世間の拵えたつまらぬ理屈や常識、倫理の障壁をいともたやすく破壊してしまう恐るべき破壊力を秘めていて……(ま現実ではそうそうないんですけどねー。でもそれが良い)。
クライマックスのスリリングなまぐわいも勿論見どころなんだけど、自分の場合はシンくんのダメ人間ぶりも同等かそれ以上に刺さる。健気にすり寄って来る少女一人を前にして、そりゃもうぐらりぐらっりと危うげに揺れ動きまくるメンタリティがよく描けていると思う。
にしてもあかりちゃん可愛いですねー。
18禁RPGというと大体の舞台は「剣と魔法のファンタジー世界」となることが多いが、本作は「秩序が崩壊し混沌渦巻く現代日本で繰り広げられる世紀末救世ストーリー」。瓦礫と退廃と悪魔にまみれた市街地を歩き回るのは、あたかも「某悪魔召喚RPG」「某放射性降下物RPG」を彷彿とさせ、一種独特な雰囲気が味わえる(もっとも本作には悪魔召喚は無いし核絡みの話でもないのだが……)。
ゲーム面では、キャラのステータスは序盤からガンガンのばしていけるので戦闘は易しめ。下着売却やビデオ撮影など資金稼ぎの手段も豊富で金に困らない。以上の点からサクサク進むのを快適と取るか、ぬるいと取るかは人によるだろう。あと主人公の必殺技の発動演出がエロい、途方もなく。
ポストアポカリプス物(世紀末でヒャッハー!な話)や能力バトル物が好きな人に。
見ての通り某SFホラー映画を元にした作品。特筆すべきはタイトル画面のロゴ表示からシチュエーション、弾数表示に至るまで至る所にこだわりっぷりというか、愛が感じられる作り込み。あのシリーズのいちファンとしてはちょっと感動している(そもそも元ネタからして性的なナントカの隠喩だし…)。2Dシューターとしてのゲーム性も、倒しても湧いてくる触手のしつこさが作品の雰囲気に噛み合っていて好印象。難としてはもう少し敵やボスのバリエーションが欲しかったかな…その辺りは(もし出るなら)続編に期待したいと思う。種類増えるだけシチュエーションも触手以外に色々増やせそうだし…ねえ(ニヤリ)
自分の傍にいるヒロインは話の流れから察するにゴツいガスマスクを外している筈。だが今の己は目を負傷して盲目状態。果たして彼女の素顔とは……。犬耳、しっぽの獣人という断片的な前提情報、なにより神代そら様の美声から思わず想像掻き立てられるシチュエーションが新鮮。オルファンの序盤の冷徹さから徐々に軟化していく過程も好感持てます。オホ声やNTR物が流行る中にあってそれらの方向性とは異なる、落ち着いた雰囲気で聴ける貴重な一作。
もし続編構想があるなら別の設定やヒロインになるかもしれないけれど、本作の後日談も密かに期待したい。
2017年08月21日
説明文にもあるように極度のヤンデレ(例:包丁装備みたいな)ではないので、純愛物としても味わえます(逆に「ころしてでもうばいとる」みたいなシチュは期待できないということです)。
発声が不自由でたどたどしく、でも愛した人を一心に想うヒロインが健気で切なく、非常に印象的でした(モノローグでは饒舌というのがまたなんとも来る)。
ただそれだけに、(ネタバレ無しにしているので明言は避けますが)本作のラストは人によってはずーんと鬱になるかもです。少なくとも、自分はそうなりました…。個人的にはかなり気に入ってるのですが、重い雰囲気が苦手な方にはおすすめしづらいです。
特に大きなストーリーはなく、「文明崩壊後の世界を自由気ままに体験する」というようなコンセプトの2Dアクションゲーム。説明書きにもあるとおり本番は無く、そっちの実用性を求めるプレイヤーには不向きだが、特筆すべきは荒廃した世界観の演出である。日常業務として部品を集めて船内の各所を修理したり、害虫の肉を集めて料理を作ってもらったり、どうにも癖のあるNPCとの交流など、ちりばめられた要素のひとつひとつが秩序の壊れた世界を彩っている。乾いた曲調のBGMもマッチしていて、ある意味、世紀末気分を味わうための雰囲気ゲーとも言えるかもしれない。波長さえ合えばハマれることだろう。