探偵を業とするヒロインの本音表現が好みでした。すでにターゲットに自分の正体がばれたという事実を知らないまま、最善を尽くして任務に集中する過程が特に良かったです。わざとセクシーな下着を着て敵を誘惑するという発想もとてもドストライクでした。
弱そうな印象の割には、それなりに正義感と芯があって良かったです。
中盤部はヒロインが少し急激に落ちる展開なので、その部分が個人的には残念でした。余裕の態度で忍耐強いタイプのヒロインが囮捜査をする作品も面白そうです。
もっと芯が強くて正義感の強いベテラン女探偵を、正体ばれしたうえで泳がされるというシチュが欲しい。悪役(プレイヤー)に既に正体がばれたことを夢にも知らないまま、悪役を見下して自分の意図通りに捜査がうまく進んでいると勘違いする本音の描写があったりしたらすごく興奮しそうあよ
(お互いを自分より一目下だと思っている)
『焦るけど余裕のふりをして悪役が隙を見せる瞬間を待つが、これらすべてが悪役の手の中で踊るものだった。女探偵の焦りを早くから見抜いて、彼女が限界に達しに崩壊する瞬間を満喫するためにわざと隙をちらっと見せながら遊んでいたのだ。』のようなプロットを想像するとすごく興奮します
色仕掛けを特技として、それなりにテクニックに自信があるので何度も囮捜査の任務を見事に果たした、カリスマとセクシーさを持った敏腕女探偵が主人公として活躍するとか
それに護身術にも一見識があり、間違った選択肢を選んだ場合、彼女の素敵な腕立て技術に逮捕されるBAD ENDなんかがあっても面白そうです。
次作で改善してほしい点
1. セーブ機能導入
2. ベテランとしてもっと抵抗するヒロイン
3. もっと長いプロットあるいはエピソード
4. 依頼を遂行する期間の流れがもう少し描写。これにより、短期間で陥落しなかったヒロインの有能さと忍耐力が引き立つのではないか