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2023年11月13日
(発売当時の)グリザイアシリーズ最終作。今となってはひとまずのエンディングですが、そこに至るまでの流れは面白い。前2作のようなヒロインの内面を掘り下げる方向は控えめに、物語の大筋を終わることに注力している印象です。
とはいえキャラクターが好きな人へのご褒美が何もないわけではありません。迷宮から追加されたおまけHシーンは今作も存在、シナリオ上でも楽しめるシーンが存在します。この点が前2作のノリを重視しているユーザーとはやや相性が悪い向きもありますが、切り分けて考えることができるなら非常に満足度の高いエロ要素たちです。迷宮までプレイしているならひとまずは買って、プレイしてほしい作品です。
2023年11月13日
本作は同じ作品、本編とファンディスク(以下、FD)のセット商品。SF要素を設定の基本に据えたアドベンチャーゲームです。
おそらく、本作はシナリオライターの新島夕氏の作品ということで手に取る方が多いかと思われます。氏のシナリオにおけるメッセージはある時期から殆ど同じ問題意識のもとに書かれており、本作もまたその系譜に連なっています。そしてそのメッセージが、形容できない"勢い"と共に身体にぶつかってくるのが、本作の魅力です。氏の『はつゆきさくら』などの作品が好きな方には特に本編の一読はおすすめしたいです。
本製品は本編とその後を描いたファンディスクがセットになっています。それを理解して買う方にこそ伝えたいのですが、たいていの場合、本編が好きな人はFDが理解できず、本編が理解できなかった人にはFDがよくできたものに感じる例が非常に多いです。
前者の場合、本編の主たるメッセージがFDにおいては後退していることが理由としてあげられます。後者の場合では、本編においてはよくわからないまま話の軸に使われていたSF設定がFDにおいて説明されていること、これによって格段に理解しやすくなり面白く感じやすいです。
この二者択一的な状況はビジュアルや音楽を目的として買っている人にはほとんどあてはまりません。おっ、絵がきれいだな、音楽いいな、と思って買った方はどちらも楽しむことができると思います。
レビュアーが選んだジャンル
2023年11月12日
レイプ合法化、バカそうなタイトルですがあなどるなかれ。はためにはおかしくとも作品内ではシリアスにとらえられています。ちょっと強引なくらいの内容でレイプと形容する作品もある中、本作におけるレイプは女の子にとっては重大な問題としてとらえられており、その点非常にそそりました
レイプする際の女の子の心情変化も見逃せません。「ダメなのに、気持ちよくなっちゃうッ!」的な王道はおさえつつも、信じていた世界が崩れていくこと、夢が終わること、過程は様々ですが心が折れる様子を描写しているのがエロい。ある種の尊厳破壊でもあり、この仄暗い感情をムチムチの絵柄とともに楽しめることは贅沢な感じがします。
2023年11月11日
2023年11月10日
2023年11月10日
2023年11月09日