この作品の楽しみ方としてx(twitter)で作者と触れ合うことをお勧めします。この方、とても活発でおだやかで毒がなくて、話していると元気が出てきます。この作品のヒロインも同じような娘なので、健気だなあと思いながら楽しむことができます。作者は〇〇新地が好きというある種のオタクでして、前半ではその好きという気持ちを存分にぶつけています。何でこの娘ずっと夢の話してるんだと言ったらそれが作者の気持ちだからだと思います。ヒロインの設定が新人、作者も2作目ということでそこの感覚、感情も実体験が籠っているなあと感じます。
一方で、2作目ゆえの拙さが、そのままヒロインの喋りの拙さにも出ています。その拙さをかわいいと感じることができるかどうか。私はx(Twitter)で彼女を見ているのでかわいさを感じることができました。彼女を知らない方は少し難しいかもしれません。ただ、間違いなくいい子なので、読了感はシンプルで心地いいと思います。