今後もメーカーに頑張って貰いたい為、応援の意味も込めて初レビューします。
前作で色々やらかし、色々な不安の混じった中での発売でしたが見事に挽回してくれました。
昨今の規制の流れに真っ向から逆らうような、マニアックなシチュ多数搭載の、刺さる人にはとことんぶっ刺ささる一作。
長年この手のゲームを嗜んでいますが、今作については間違いなく大当たりの部類。同メーカーの作品、淫妖蟲や夢幻のさくらシリーズが好きという方には絶対にお勧めできる一品です。
今作で個人的に特に良かった点ですが、従来作品に比べてストーリー途中でのバッドエンドが減り、本編終了後に固定の竿役によるルートで連続したシーンが増えました。
これによりある意味ここのメーカーの売りであるインパクトのある竿役の手によるシーンが増え、従来作で感じていた、この竿役のシーンをもっと見たかったのに!という不満点が解消。
また竿役も最初からアクセル全開な為、シーン数だけなら過去作の方が多いですが、総合的な満足感はこちらの方が圧倒的に上です。
またメインシナリオが一本道な為、そこにキャラの魅力や造形への理解に当て、クリア後に台無しにするギャップも演出できる点も良かったと思います
ただ注意点が2点
1点目
自分は好きなんですが…苦手な人も居るだろうスカ系のシチュがかなり多いです(特にこのはというキャラ)。逆にスカ系が好きという人は四の五の言わず黙って買え。逆にこれ買わないなら何買うのって聞きたい。そんなレベル
2点目
烏というキャラは1シーンのみ
なのでこのキャラ目的という人にはお勧め出来ません
烏については体験版をやればわかりますが、とある竿役の一人が執着を見せていた割に何もないです。この点については今後アペンドで補完するものを発売してくれたら嬉しいし間違いなく買うんですけどね…
この2点について気にしないよという方、体験版やって気になるような方は買って後悔はないです