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檔案容量 | 459MB |
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倫理審查編號 | 本作品已通過日本倫理審查。(受理編號0003775D) |
はぁ……僕はなんて駄目なヤツなんだ……
そんな風に落ち込んでいる僕は一哉(かずや)、この春で1年生になる予定なんだ。
その僕がなんでこんなに落ち込んでいるかというと……
憧れていたクラスメイトの女の子に、告白できずに卒業してしまったんだ……
彼女とは学校もバラバラ……勿論彼女のお家は名簿で知ってるけど……
学校が別になっちゃ、なかなか声なんてかけられない。
いつか告白しようとしていたのに、結局僕にはその勇気がなかったんだ。
だって……彼女は可愛くて成績優秀、おまけに人当たりも良い人気者だ。
それに、年上の彼氏がいるってウワサもあるし……
僕と言えば、成績こそ悪くはないものの、背も小さいし、女の子に間違えられる事だってちょくちょくだ。
つまるところ、僕には自信がなかったんだ。そう、告白する自信すら……
そんな僕を叱咤激励したのは、兄嫁の瑞穂(みずほ)さんだった。
両親を早くに無くした僕と兄さんは、しばらく兄弟二人で暮らしてきた。
けれど、何年か前に兄さんは瑞穂さんと結婚し、3人の家族になった。
男所帯にやってきた瑞穂さんは華のように綺麗で、正直僕の初恋の相手でもある。
だが、兄さんは仕事の都合で海外に長期出張、共働きでキャリアウーマンの瑞穂さんはこっちに残ったのだ。
おかげで僕は兄嫁とひとつ屋根の下で二人きりという、なかなか刺激的な生活を送っている。
おまけに瑞穂さんの女友達もちょくちょく遊びに来るし、すっかり年上の女性に囲まれてしまっている。
元々瑞穂さんは僕の事を結婚前から実の弟のように可愛がってくれたし、確かに不満はないんだけど……
彼女は兄嫁……好きになっちゃいけない相手だ。だからこそ、クラスメイトとの恋を実らせようとしたのに……
しかし、瑞穂さんはいきなりとんでもない事を言いだした。
自信がないなら、自信を付ければいいと、自分が練習台になってくれるというのだ!?
そして、ちゃんと彼女を「その気」にさせる事が出来れば、エッチなレッスンもしてくれるって……
いままでずっと憧れだった瑞穂さんが僕の彼女に……!?
例え仮初めの恋人だとしても、それは僕を舞い上がらせるに十分な提案だった。