たまきゅう

★★★ストーリー★★★
キューピッド……古来より恋を運んでくれる存在。
ずっとずっとずぅっと昔から、毎月どこかの町にキューピッドは降り立っていました。
恋に不慣れな少年少女を助けるために、みんなに内緒で来ているのです。
そして、今月。夕凪町という、どこにでもある平凡なこの町にも、
一人のキューピッドが舞い降りる事になりました。
可愛くて、優しくて、ちょっぴりドジなキューピッドが。
やる気満々の彼女は、待ちきれない様子で地上に続く穴を覗き込む毎日。
そんなこんなで出発の1週間前の晩、いつものように地上を眺めていた彼女は
足を滑らせてしまい、地上へと落っこちてしまいました。
手に抱えた卵は無事だったものの、途方にくれる彼女—メル—の元へ、
母親からの声が届きます。
「しかたないですわね。ちょっと早めに修行を始めてしまいなさい♪
期限になったら迎えに行きますわ」
元々やる気満々だったメルは、さっそく恋の手助に行くのでした。
まだ生まれぬお供の卵を抱えて、その一歩を踏み出し
……さっそく転びました。
少々……
不安の残るはじめの一歩でしたが、さてさて、どうなる事やら……

★★★登場キャラクター★★★
●メル
まだまだヒヨッコのキューピッド。
夕凪町に住む少年少女の恋を成し遂げるお手伝いのため天界から参上。
ぱこの力を借り、彼等を幸せに……するはずだったが、紆余曲折の末、
主人公に強力してもらいながら縁結びする事に。
高山宅で唯一料理が作れる存在の為、大変期待されている……が、腕はいまいち。
（一応）キューピットなので、ちょっとした術などを使用する事ができる。

●神楽弥衣(かぐら やよい)
隼人とは幼馴染の関係で、朝起こしに行って一緒にに登校する仲。
おっとりしたしゃべり方が特徴的だが、ちょっとずれている所も。
お料理クラブに在籍し、よく双葉といっしょにお菓子をつくっている。
隼人がいろんな女の子に手を出しても、「しょうがないなぁ」の一言ですませてしまうのは、
信頼している証拠?

●滝沢双葉（たきざわ ふたば）
同じお料理クラブの先輩である弥衣のことをとても尊敬している。
人前で話すのが苦手で、特に兄である一樹以外の男の子に対しては真っ赤になってしまう。
好きなものは、かわいいぬいぐるみとリコーダーの音色。

●榑林凛(くればやし りん)
文武両道を目指しており、成績も運動も中の上くらいの実力をもっている。
面倒見が良い委員長で、クラス中に信頼されている（一樹除く）。
何かとうまが合う一樹とは良き喧嘩友達。
ずっと同じクラスの幸太に対しては、「成長を促すため」と称し、
あえて面倒ごとに巻き込ませたりする事も。

●高山みこと（たかやま みこと）
主人公の妹。大森学園へ通うために実家を出て、兄と共に暮らしている。
頭が切れて運動神経も抜群だが、家事一般は苦手で手料理に飢えている。
神がかり的なカリスマを持ち、教師も含めて誰も彼女に逆らう事ができない。
年下の男の子が好きで、可愛い男の子を見ると変なスイッチが入ってしまい、少々暴走ぎみに。
主人公が小さくなってからは、兄を見る目にも変化が……