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▼ストーリー
舞台は現代の日本。
主人公・牧之瀬 達也(まきのせたつや)は、ある日突然、仲の良い後輩の女の子
・十河 王香(そごうおうか)から愛の告白をされる。
しかし達也は生真面目な性格で、同学年のアイドル的存在である
天羽 夢妃(あもうゆうき)に恋していたので、王香の告白を断った。
その夜突然、満天の星空を切り裂くがごとくに、血の色の巨大な紋章が空一面に浮かびあがった。
それは昼も夜も消えることなく、空に浮かびつづけている。
なぜそんなものが現れたのか誰にもわからず、
市民たちは大きな不安感を抱きつつもなんとか日常生活を送っていた。
そんな微妙な混乱のなかで、達也は、夢妃と、自分自身の正体を知る。
夢妃は、"天界"から派遣されている"天使"で、"神の子"である達也をずっと監督していたのだと説明する。
そして空に浮かぶ紋章は、天界への侵入を目指す何者かの兵器であり、
その黒幕を早急につきとめなければ大きな災厄が起きるのだと言う。
達也は夢妃と協力して、その黒幕をつきとめることにした。
そしてふたりは、実は相思相愛だった。ふたりはおたがいを求める気持ちをおさえきれず、
その日の晩に身体を重ねて初体験をしてしまう。そして、ふたりの愛情が強くなるほどに、
おたがいの"天使"と"神の子"の能力もいっそう高まっていくということに気づく。
そしてふたりは紋章の黒幕を探しているうちに、敵は"魔族"であるということを知る。
達也は魔族との戦いのなかで、いたいけで可愛らしい魔族の女の子ミネット、
大人の色香を感じさせる魔族の女性カッサンドルと出会い、仲間になり、
このふたりとも何度も身体を重ね、愛情と能力をより強く向上させていく。
そして、空に浮かぶ紋章の正体は、天界への突入をもくろむ魔族の移動要塞であることが判明する。
四人は協力しあって、塔のような構造の紋章の中に侵入し、
戦いながら一階ずつ上っていくが、さまざまな魔族のワナに妨害される。
ヒロインたちは、まがまがしい魔物たちに犯されたり、大がかりな大人のオモチャのような
機械になぶられたり、仲間を人質に取られて恥ずかしい行為を強○されたり、
奇妙な薬物でセックスの虜にされたりしながらも、
なんとかへこたれずに、最上階に居る事件の黒幕のもとへと進んでいく。
そして主人公も、実は魔族の幹部であった王香に、会うたびに逆レ○プされて誘惑されるが、
ひざを屈することなく、三人のヒロインと共に最上階を目指す。
そして四人は最上階で、この事件の黒幕である魔族の王と対決する。
そして王を倒して移動要塞を破壊し、空の紋章も消え去り、世界の危機は去ったのであった。
▼登場キャラクター
●天羽夢妃(あもう ゆうき)
普通の学生として暮らしているが、実は天使。達也と同じ学園で、同じ剣道部に所属している。
天使としての名は「レクトゥエル」。淑やかで気品があるが、ぱっと見には控えめな印象。
しかし実は非常に強い情熱と高い理想の持ち主。集中するとすさまじい行動力を発揮する猪突猛進タイプ。
●十河王香(そごう おうか)
普通の学生として暮らしているが、実は人造人間。創造者の命を受けて、天使である夢妃を監視している。
達也と同じ学園で、同じ剣道部に所属。達也や夢妃よりも学年はひとつ下の後輩である。
表面的には気さくでほがらかだが、内面的には非常にネガティブ。
とても純粋で思いこみが激しい。創造者に愛されなかったので、劣等感が強く、愛情に飢えている。
●ミネット
魔族の戦士。魔族の移動要塞を守っている。巨大な笛「ネファーリウス・オーメン」の使い手。
非力だが、この笛のメロディで下級の魔物を操ったり、音波攻撃をしかけたりする。
非常に内気で主体性がなく子供っぽい性格で、優しく頼れる者を強く求めている。
仲良くなると、ぴったりくっついて明るく話しかけてくる。
●カッサンドル
魔族の戦士。魔族の移動要塞を守っている。ムチ「セルペンティス・アーレス」の使い手。
このムチは、カッサンドルに寄生している蛇に似た魔物であり、彼女の身体と一体化している。
ゆえに彼女の思いのままに動かすことができ、身体のなかに収納することもできる。
先端には鋭いキバのはえた口があり、多彩な使い方ができる。自尊心が高く、ひがみ根性が強い。
野性的でシブみのきいたカッコイイお姉さんだが、実はかなりおっちょこちょいで愛嬌がある。