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★ストーリー
三人の美しい妃の協力により、新生サプル王国として以前のサプル王国を
再建中のシン王子(王様だけど王子と名のってる)。
とある式典へ呼ばれたシン王子は、ジャンヌと共にグランジュ王国へとやってきていた。
式典は無事に終了。シン王子とジャンヌは久しぶりに二人きりの時間を楽しもうと、
グランジュ王国でもうしばらくのんびり過ごすことにするのだが……。
二人が楽しんでいると、美女がジャンヌをたずねてくる。
ジャンヌの幼馴染で風雅の国のプリンセスのカスミだ。
カスミは式典に参加するためにグランジュ王国へやってきたのだが、
それとは別に探しものがあると言う。
一人で探すのは不安なので、手伝って欲しいとカスミに頼み込まれ、
ジャンヌとシン王子はカスミの探しものを手伝う事にする。
どうやらカスミの探しものは、このグランジュの街の周辺にあるらしいのだが……。
★登場キャラクター
■カスミ/Kasumi
グランジュ王国の同盟国の忍の国(風雅の国)のくノ一プリンセス。
グランジュ王国の式典へ参加しにきた。
風雅の国は小国ながら、その卓越した情報収集能力、暗殺等のスパイ活動で
大陸に確固たる位置を築いている。
風雅の国とグランジュ王国とは長年の友好国。カスミは子供のころから何度も遊びに来ており、
カスミとジャンヌは一緒に剣術の稽古などをしたこともある幼馴染。
暗殺術、体術の達人で、ジャンヌも一目置く存在。
暗殺術や体術などの戦闘能力は鍛えられているが、箱入り姫としての生活のため、
一般常識に欠ける面がある。非常に生真面目で几帳面な性格。
性体験はなく、その手の知識もほとんどないし、異性に対する興味もない。
生来の生真面目な性格のため、巫女の予言に従いシン王子の子種を得ようと一生懸命に努力をする。
■ジャンヌ/Janne
軍事国家グランジュ王国の姫将軍であったが、サプルの末裔である主人公と、エアやトトと一緒に結婚。
人材手薄な新生サプルにて、軍事面を担当。兵士を鍛え、軍を整える毎日。
武の国の姫将軍。
強大な軍事国家グランジュ王国の姫として生まれ、政治の切り札の一枚として生きるより、
自ら剣士となって、王を守る道を選んだ女性。
シン王子と出会うまでは、女としての自分からは目を背け、ただ剣士
としての修行にあけくれる人生を送ってきた。
剣術として学んだ流派・九剣(アール・ドゥ・ヌフ・エペ)は、免許皆伝の腕前。
結婚前と今で、ジャンヌの性格に大きな変化はない。
シン王子と出会う前のジャンヌは、女である自分を否定していた。
女ではない自分が男を愛することはない、そう思っていた。
しかし、シン王子との出会い、男勝りな自分だが愛せる男性がいるのだ、と実感できるようになった。
「女としての自分を理解できたのは、この男と出会えたからだ」と、
ジャンヌは愛しげにシン王子を見つめる……のだが、ジャンヌ本人にとっての
「愛しげな視線」が、他人から見れば「厳しく見つめる目」や「ジ○リと睨む眼光」
と受け取られることも珍しくない。そこは相変わらず。