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世界終焉の日、ラグナロク。
神々の黄昏とも称される神族と魔族の最終戦争。
本来、神魔が共に滅びるべきこのラグナロクの結末を捻じ曲げた者があった。
その者の名は、天界の王。
大神オーディン。
オーディンは自らが率いる神族のみならず魔族とも通じ、このラグナロクに
共通の首謀者として関わり、天界側が敗退する展開で策謀を進める。
天界を裏切ったオーディンの弟ロキに率いられた魔族の強襲になす術も無く倒れゆく神々。
遍く天界を照らした光は闇により遮られ、人々の笑い声で満たされていた世界は
阿鼻叫喚の地獄絵図と化す。
破れ、捕らえられたベルダンディーら三姉妹と戦乙女ブリュンヒルド。
失意の四女神を前に魔軍を統べるロキの両眼が光る。
◆ストーリー『女神凌○〜乱交狩人ウルド〜』
三女神の長女にして、半神半魔の女神「ウルド」
彼女は自由奔放な性格で、天界を出奔していた。
その出奔の真の理由は、半分魔族の血が流れる自分が、臣民に疎まれていること。
そして、長女と言う立場上、王位継承の面倒事が嫌だったこと。
しかし、天界を突如襲う戦雲。ヴァルハラの異常事態を知り駆けつけるも、既に城は陥落。
都市も壊滅状態に陥っていた。
妹達の事を心配しつつも、怒りに任せて周囲の魔族を打ち負かしていくウルド。
いつしか、バーサーカー状態で、感情に任せて力を一気に使い果たしてしまう。
膨大な数の魔軍。魔族にとっても生きるか死ぬか、伸るか反るかの乾坤一擲の作戦。
そこに集うは万夫不当の猛者ぞろい。
いかなウルドとはいえ、わずか一人では神力の消耗はあっという間の出来事だった。
力尽き、遂にロキ達に捕らえられてしまうウルド。
『わざわざ飛んで火にいる夏の虫だな』響き渡るロキの嘲笑。
だが、ウルドは自分が不利な立場でも、不敵な笑みで強がって見せる。
そんなウルドの喉元に、ロキは、言葉の切っ先を突きつける。
『戦場で捕らえられたら、どうなるのか分かっているのだろうな?』と。
『さぁ、何の事かしら?』とぼけてみせるウルド。
『では、分からせてあげよう』
部下達をけしかけるロキ。
ウルドは、下級魔族たちの慰み物として、輪○され嬲り者にされる。
しかし、ウルドにとってその行為はたいした問題ではなかった。
『確かに、普段なら取るに足らない連中に好きにされるのは、趣味じゃない。
だが、あいにく快楽自体は嫌いじゃないのでね』
心で悪態をつくウルド。
その心の余裕を示すかのように、逆に魔族たちのほうが、カラカラに搾り取られて枯れていく。
だがロキは、この展開も予測していた。驚くには当たらない。
逆にどんな方法で、落としていこうかと楽しんでいる様子。
『そんな余裕見せてると、足元すくわれるわよ?』
魔族に汚されて尚、光輝を失っていないウルドが警告する。
『いつまでその余裕顔でいられるかな?』
ロキの自身は揺るがない。
こうして、ウルドの凌○調教の日々が始まる。
ウルド自体、想像もつかなかった責め苦により自我が崩壊し、快楽の虜になっていこうとは、
この時は思いもしなかった……。
そう。
この時には、まだウルドの目には確かに光明が見えていたのだった。
◆登場キャラクター
■ウルド
享楽的でいい加減さが目に付くが、根はしっかりしており、妹たちを思う気持ちは誰にも負けない。
熱中すると「手段のために目的を忘れる」という本末転倒に陥って暴走することがある。
しかし、細やかな心遣いと的確なアドバイスは出来るタイプ。