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◆ストーリー
中世よりも近世に近い欧州に近い地域。
強国が支配する地域にはさまれた小国のお話です。
小国A「アルクベルド」は強国B「ヴェルドー」と強国C「カインスハイズ」の北に位置する。
その領土も他の強国の5分の1程度しかない。
位置関係は、縦に見てABCの順に並んでいる。
最大勢力の「カインスハイズ」は常に「ヴェルドー」との
国境付近で小競り合いを繰り返すも古より友好関係にある「ヴェルドー」にも守られ、
「アルクベルド」は争いに巻き込まれることなく平穏に過ごしている。
元々「ヴェルドー」の領土は「アルクベルド」のものであり、
数代前の「アルクベルド」と「ヴェルドー」の戦いにおいて「アルクベルド」の王は
長引く戦いを終わらせるため、その一部の王室領土と子孫を残すことを条件に降伏というよりは
同盟を結び「ヴェルドー」に吸収される道を選んだ。
その後即位した「ヴェルドー」の王達によりその約束は守られていた。
元々「アルクベルド」には金山があり、その精製技術が他国にないために
「ヴェルドー」は征服よりも共存を選んだというのが一般的事実。
「ヴェルドー」と「カインスハイズ」の争いなど無縁……平和な日々から物語は始まる。
「アルクベルド」の王はすでに老体を抱え体が不自由な上、もともと国策が苦手なため、
王女が国政の実権を持っていたが、決して悪政ということではなく限られた金の恩恵を大事に重い、
表向き王室の華やかさを保ちながらも、民の生活を重視した国政を行っていた。
王室には王女のほか、その娘である皇女がおり、
それらの守役として古くから使える従者(女性)王室軍の将軍(女性)がいた。
そんな平穏な中、ヴェルドーの第一王子はある“野心”を持って、アルクベルドに近づいていくのであった……。
◆登場キャラクター
皇宮貴女 〜 The Imperial Palace Story 〜 シャイラ編
●将軍/シャイラ・クーデリア
男装の麗人。細身の剣を扱うかっこいい剣士。処女。160センチ。
巨乳(脱がないとさらしを巻いており貧乳に見える)
女性ながらも近衞兵を束ねる強者。その剣の使い手ぶりは隣国にも知られるほど。
皇女に思いを寄せる。ややレズで、この剣さえあれば男などいらないと考えている。
一生をとして王女と皇女を守り抜くと強く心に決めている。
主人公に肉体を奪われるのみならず、馬、犬といって相手も…
孤高の将軍として精神も強く、忠誠心に厚い。それだけに堕ち行く様は…