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■ストーリー■
豊富な鉱物資源が眠るトノリスト国。
異国との争いは絶えることがなく、
戦乱の日々が長く続いていた。
異国からの申し出により和平が結ばれると、
ようやくトノリストも活気を取り戻し始める。
そんな矢先、囚人たちの間に原因不明の病が流行した。
それは、ゆっくりと、だが確実に人々の間に広がっていった。
不安が民衆の間に広まり、その矛先は司祭達に向けられた。
司祭達は、策を講じるための時間稼ぎとして
『魔女』という名の、人身御供を立てることを決断する。
人々を妖しく魅了する美しさを持つ女性。
そして、本能を呼び覚ますほどの淫らな儀式。
民衆の関心を惹きつけるには、十分過ぎるものであった。
そして、『魔女』に選ばれたのは…。
■概要■
司祭達によって”魔女”とされてしまった、主人公「セディア」。
施設で共に生活をしている少年少女達を守る為、司祭達のいう「贖罪の儀」を
行い、身の潔白を証明しなくてはならない。
「贖罪の儀」とは、民衆の前で淫らな行為を行なっても
[快楽に負けない=魔女ではない]という事を証明する儀式。
納得した民衆の署名を集めて初めて”魔女ではないと信頼された”事になる。
期限までにセディアは民衆の信頼を得る事が出来るのか……?
■登場キャラクター■
●セディア
本編の主人公。
身寄りのない少年少女達を受け入れる施設で働いている。
大らかで、誰に対しても分け隔て無く優しく接する母性の塊のような性格。
普段はおっとりしているが、家事全般になると機敏な動きを見せる働き者。
正義感が強く、困った人を見過ごせないお人好し。
割とドジである。
異国にアシュランという婚約者がおり、帰国後に結婚予定。
施設では、特にニスがお気に入り。
●ニス
施設に住む少年。
セディアを慕う、心優しい気弱な男の子。
彼女のドジな一面を、いつもフォローしている。
物語を通して、徐々に男らしく成長していく。
●リオ
店屋に住む少女。
以前、セディアの施設に住んでいたが、子供好きの夫婦に引き取られ
今ではそちらで幸せに暮らしている。
無愛想で無表情だが、優しい心の持ち主。
いつもセディアや施設のことを気に掛けている。
ニスに好意を寄せているが、全く気付いてもらえない。
●コーヴェン大司教
トノリストを統治する国王であり、司祭の代表でもある。
大司教はトノリストでは絶対的な存在であり、最も神に近い存在とされている。
ただ、国の政策については、あまり良い評判はなく
一部では不正に金を横領したり、女性達を夜な夜な呼びつけては
淫らな行為をしているという噂も…。
●キシラル司祭
冷静沈着。才気溢れる司祭。
右足は義足で、常に杖を所持している。
戦争終結後に就任してからの7年で、自身の地区を
トノリスト最高の経済力を誇るまで成長させた。
コーヴェンも一目置いている。
●グレッド司祭
強靱な肉体を誇る、武闘派の司祭。
説法よりも鍛錬の人。
とにかく己を鍛えるのに余念がない。
●ドストン司祭
悪知恵の働く老司祭。
とにかく、私利私欲のためにしか動くことがなく、
民からも見放され、孤立無援な状態。
●レナール司祭
女性ばかりの地区を治める女司祭。
感情を表に出すことが無く、温かみのない言葉で話しかける。
司祭としてはキシラルに次いで優秀で、治安も経済も
高水準を維持している。
●ルシカ
レナール司祭の付き人。
彼女の身の回りの世話をしている。
強気な性格だが、レナールに対しては従順で信頼も厚い。
●ミアリ
レナール司祭の付き人。
眼鏡で巨乳でおさげ。
ルシカとは正反対で、とろくてあまり役に立っていない。
セディアとは親友で、以前は施設に住んでいた。
訳あって、女性ばかりの地区へと移り住む。
●アシュラン
異国で医学の勉強をしているセディアの婚約者。
正義感が強く、真面目な好青年。
帰国後に結婚予定。
ユアンとは幼馴染み。
●ユアン
いつもニコニコ、爽やかお兄さん。
リオの兄。
何を考えているのか分からない、掴み所のない性格。
セディア、アシュランとは幼馴染みで、二人の良き相談相手。