Gift～ギフト～

シリアスで深い作品を持ち味とした“MOONSTONE”が、
明るい学園ラブコメでも高いクオリティを誇ることを証明した名作がついにDL販売開始！
人が誰かにたった一度だけ奇跡を贈ることができる不思議な街を舞台に、
主人公と個性豊かなヒロインたちが賑やかで甘くて、とっても切ない恋愛を繰り広げる。
きっちり笑わせて、きっちに泣かせて、
しっかりドキドキさせる王道ラブコメをお求めなら、これが絶好の機会。
愛情を確かめ合うラブラブなエッチも燃えるぞ！　

■□■ストーリー■□■
海岸に位置する「楢崎町」には、二つの不思議な現象がある。
一つは見上げればいつもかかっている、決して消えることの無い虹。
もう一つは、誰かが誰かに一つだけ与えることのできる不思議な魔法の贈り物“Gift”───

楢崎町に住む少年“天海春彦”が通う「志摩野学園」に一人の転校生がやってくる。
その転校生とは、春彦と離ればなれになっていた妹だった。
妹との再会、そしてさまざまな出会い……
春先の新しく何かが動き始めた学園生活で、
春彦はたった一人の相手と、たった一つの“Gift”を探していく。

■□■登場キャラクター■□■
●深峰莉子　（CV:さくらりの）
主人公の同い年の妹。
志摩野学園２年生。
同い年なのに主人公の事を“お兄ちゃん”と呼ぶ。
その理由は、幼い頃、莉子の事を子分扱いしたため。
主人公の母親の親戚に当たり、両親が共に亡くなってしまったため、主人公の家へと引き取られた。
一時期は離ればなれになっていたが、このほど晴れて、再び同居する事になった。
性格的には強気系で世話焼き型。素直じゃなく、
主人公への好意（というか、好きという感情）はかたくなに隠そうとする。
ただ、主人公以外に対しては、愛想のいい人柄。
また、自身が置かれた境遇から、微妙に下手に出たり、相手の機嫌を窺ったりする態度を取ってしまう。
自分でも気にしているのだが、なかなか直らない。

「もう……お兄ちゃんはあたしが居ないと、ほんっとダメなんだから」

●木之坂霧乃　（CV:榊原ゆい）
主人公の幼なじみ。
志摩野学園１年生。
主人公より一つ年下である。
幼なじみという事で、ずっと一緒に居た。
だが、二人の間に莉子が登場した事によって、三角関係のような形となる。
主人公の事がとっても大好きで、主人公以外の異性は苦手だ。
やや引っ込み思案なところがあり、おしとやかな性格をしている。
霧乃にとって、かつて莉子が主人公の家に引き取られた事は、
それまで独り占めにしていた主人公を失ってしまった事を意味していた。
そして再び莉子がやって来て、霧乃の心中は穏やかではなくなるが……。
ピアノが趣味で、千紗とは大の仲良しである。

「いつまでも……一緒だよ」

●外薗綸花　（CV:三咲里奈）
女剣士。
志摩野学園１年生。
冷静沈着な一匹狼。
愛想はないが、礼儀を知らないという事ではない。
他人に対して積極的に関わろうとはしないが、困っているなら黙って手を貸す。
剣一筋という事で異性との付き合い方などは知らず、非常に純情な一面も持っている。
口数は少ないのだが、受け答えはまとも。
家が剣術の流派（凰爪（おうそう）流）の開祖。
綸花には姉が居たのだが、
亡くなってしまったため、綸花が跡継ぎとなっている。
剣術の鍛錬には熱心で、そのため非常に強い。
夜、謎の敵と戦っている。
本人曰く、「化け物と戦っている」との事だが……。
なお、綸花は千紗とは幼なじみの間柄。家が隣同士である。

「……先輩は不思議な人です。私の心を乱します」

●藤宮千紗　（CV:木村あやか）
気さくなお嬢様。
志摩野学園１年生。
明るく気さくだが、細やかな気配りも忘れないといういい奴である。
主人公のおかしな冗談にもある程度は対応可能であり、そういう意味ではノリもいい。
家が古くからの金持ちで、実は生粋のお嬢様である。
そのお嬢様であるという事が、本人にとってちょっと重荷となってしまっている。
実は、千紗が最近町中で活躍している「魔女っ子」であるとの噂が流れているのだが、
真偽は定かではない。
小鳥の「ジンタ」といつも一緒に居る。
動物が好きで、地元のペットショップでアルバイトをしているくらいだ。

「そ。わたしってお嬢様だったんだよ」

●神代縁　（CV:野神奈々）
メイドさん。
志摩野学園３年生。
神秘的なようでいて、実はかなりボケキャラである。
おおらかで明るく、細かい事は気にしない。
記憶喪失になっていて、生い立ちや家族構成が不明。
身寄りがないため、千紗の家でメイドの仕事をするという形でお世話になっている。
人を応援するのが好きで、「頑張って下さい」というのが口癖。
そんな人柄のせいか、町や学校での人気者。
また、動物にも妙に好かれる。
放課後商店街を歩くと、メイドさんの格好をした縁を見かける事が多い。

「ゆかりん、とお呼び下さい」