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倫理審查編號 | 本作品已通過日本倫理審查。(受理編號0005092D) |
■ストーリー
ただの日常がずっと続くと思っていた。
この関係はずっと失われないと思っていた。
荻良太は毎日を意味もなく過ごしている。
幼馴染み二人とじゃれあい、先生に怒られ、先輩と部活に励む。
変らない毎日と変らない日常。
荻良太はそれに不満も何もない。
夏休み直前の季節。
いつも通りの毎日。
不満も不平もない。
もうすぐ夏休みが来ると思っている。
去年と何も変らない夏休みが。
彼は気づいていない。
自分が際どい均衡を作り上げている事に。
彼は気づいていない。
自分以外の全員が何を考えて、生きているかなんて。
荻良太という『中心』が、今まで違った動きを見せた時。
狂った日常が始まることに、彼はまだ、気づいていない。
■登場キャラクター
●鴨居 由真 (CV:逢川奈々)
私立七条学園二年生
良太の家でその家事の腕をふるう家事万能な良太の幼馴染み。
付き合いは一番古く、幼稚園以来一緒である。
少し無愛想で突拍子も無い所があるが、基本的に良太と誠には甘い。
「あとは色気があれば完璧なんだけどな」とは良太の談。
……………
モンスターと言われるタイプに属するヤンデレ。
長年病み続けていることにより、病んでいる状態こそが常態。
その行動は無駄があるようで、無駄が一切無い。
「私が良太を癒してあげる」
●城田 美紀 (CV:Ageha)
私立七条学園一年生
先天性で疾患したアルビノの少女。
人との触れ合いを極端に嫌い、人の居ない場所を良く好む。
また、その体質故か日光が苦手であり、常に日陰に居ると言っても過言ではない。
「その赤い瞳に見据えられると、逆にこっちが忘れられなくなる」とは良太の談。
……………
自分のその外見から拒絶されることが多く、
その為他者を拒絶することでしか自我を保てないヤンデレ。
その心は常に寂しさに満ちており、心は既に乖離している。
「ウザイです。とっとと消えろ」
●神代 裕子 (CV:五十嵐ナナコ)
私立七条学園三年生
神代食品という会社のご令嬢。
お嬢様であるが、ジャンクフード好き。
いつも穏やかで、常に笑っているという印象が強く、良太にとっては心のオアシス的存在。
演劇部の部長であり、責任感が強い人。
「ぽやぽやしてて、一緒にいるとなんか落ち着く人」とは良太の談。
……………
元々病んでいたわけではない。
元から病んでいた訳じゃない。
ただ、大好きな人が自分を見てくれないことが判ると自分を見て貰う為に何でもしてしまう。
自損亜種タイプ。
「ふふ……凄い気持ちいいんですよ?」
●畠 静子 (CV:星野もえる)
私立七条学園世界史教師
良太・由真・誠のクラスの担任。
若くて溌剌としてることからも学園では人気が高い。
思ったことはストレートに言ったり、また罰則が非常に子供じみていながらも、
その威圧感はクラスの誰もが首を縦に振る。
「綺麗なんだけど、なんていうか、苦手。……ていうか、怖い」とは良太の談。
……………
普段は良い先生だ。
明るく、少し堅いがそれでも良い先生。
だが、そこに間違いがあったとき、彼女はそれを正す為に暴走する。
「やれば出来る」
その言葉は常に彼女の心を縛り付けている。
「あら……私だって既に譲ってるわよね?」
●相田 誠 (CV:榎津まお)
私立七条学園二年生
女顔で有名でもある主人公の親友。
明るく陽気で、いつも笑っている事が多い。
また、食欲が旺盛であり、その体からは考えられないほどよく食べる。
幼馴染み三人の中でもムードメーカー的な存在であり、交友関係はかなり広い。
「小動物系だよな。ウサギとか?よく判らんけど」とは良太の談。
●荻 良太
私立七条学園二年生
この物語の主人公。
親と離れて暮らしている。
自身の関心のない物にはそれほど興味も示さない。
他者からどう見られてるかはあまり気にせず、思ったまま行動している。
ある意味、今時の普通の学生。