恋人でできること

■□■ストーリー■□■
家の中では、父と娘。
しかし、電車で数駅離れた繁華街の路地裏で会うときは恋人同士。
主人公と娘・みきが、そんな誰にも話すことのできない関係になってから数年が過ぎていた。
互いの身体に溺れる日々を過ごす中、主人公は胸の中にある思いが肉親に向けるものなのか、
それとも恋愛感情であるのか、まだ計りかねていた。
それを察しているのか、父の気持ちを繋ぎとめようと、より行為をねだるみき。
次第にエスカレートする娘との行為の中、主人公が気づく思い、それは――

■□■登場キャラクター■□■
●川添 みき　（CV：中家志穂）
主人公の娘。
幼い頃から抱いていた思慕の気持ちを抑えられず、自分からその思いを告白すると共に関係を望んだ。
性格は大人びて冷静なものであり、ずけずけと文句と皮肉、そして罵詈雑言を口にするタイプ。
しかし、それは虚勢と自分の未熟さを誤魔化すためのものであり、
実際はかなりさびしがり屋で甘えたがり屋、そしてかなり感情的。

●川添 脩一
平々凡々な会社員。
学生時代に交際していた妻まみこと、長女みきと最近生まれた長男を含めた4人家族。
どこにでもいるごく普通の男性だが、実は娘のみきと恋愛関係になっており、
家では父娘、外では恋人として接する日々が続いている。
ただし、本当に抱いている気持ちが異性に対する恋愛感情であるかどうかはまだ曖昧。

●川添 まみこ
主人公の妻であり、みきの母。
学生時代に知り合った主人公と結婚し、一男一女の4人家族となった。
現在は専業主婦であり、産まれたばかりの長男の面倒をみている。
どうやら娘よりも息子が欲しかったこともあり、反抗期にあるみきとの親子仲は良いとは言えない。