【天縁神の使徒】
●アヴァロ
原画:夜ノみつき
人間族の父とエルフ族の母の血を引くハーフエルフの鍛梁師であり、女神の使徒。
かつての冒険を経て、グアラクーナ城砦が持つ自立移動能力が失われてしまったため、その機能を修復しようと工房経営の傍らで作業に勤しむ毎日を送っていた。
精霊クーナとの出会いにより城砦の修復作業に一段落がつき、魔術師の国に適応すべく機軸技術を向上させ、魔杖としての機能を付け加えた改良型の機軸鎚を生み出した。
また、メフィの秘宝と位置付けられる大規模転移魔法の仕組みに興味深々、その仕組みを解析し、自身の技術として取り込めないかと思案している。
夢だった自分の工房を持つことで責任感が強まり、頼られると応えたくなる兄貴肌の面が一層高まった。
工房仕事を経て技術力をぐんぐん向上させ、自身の製作物により人々の笑顔を見ることを生きがいにしているようだ。
「各地の迷宮へ飛ぶ大規模転移魔法……一体どういった仕組みなんだ? 城砦の機能に織り込めることは出来ないかな。へへっ、燃えてきたぜ!」