乙女が彩る恋のエッセンス

【女装×パティシエ×気配り上手】
●朝倉 千弘　（CV：ひな葉月）
本作の主人公。
日本有数の財閥、天城家のお屋敷で働くセカンドシェフ。
その中でも、お菓子作りはプロ級の腕前を持つ。
幼い頃、お屋敷で働く義母に養子として引き取られ、義理の父母、妹に囲まれ、血の繋がった家族のように愛情を持って育てられた。
ある日奥様に呼び出され、舞城女学園に赴任する事になったのだが女装して通うという事は知らされておらず困惑するも、責任感の強さから受け入れる事に。
千弘として学園に通うことになったのは、上司の八雲と奥様しか知らない。
家族も知らない……というか、恥ずかしくて言えない。

「ほ、本当に女装して、ばれたりしないんですかっ」

【眉目秀麗×不器用×可愛いもの好き】
●天城 咲夜　（CV：山田ゆな）
学生会、副会長。
二年生。
眉目秀麗でその整った容姿から、西洋人形のよう、とも評される事も。
成績優秀で学生会の副会長として完璧に仕事をこなし、学生や教員からの信頼も厚い。
なんでも一人でこなせてしまうくらい優秀だが、そのことが学園で咲夜を孤高の存在たらしめている。
可愛いものが好きだが周りにはそれを明かしていない。
が、周りにはそれがバレバレで微笑ましく思われている。
直人の働いているお屋敷の一人娘。

「あなたといると、不思議と落ち着くわね」

【元気×ひたむき×みんなのアイドル】
●夏目 あかり　（CV：藤森ゆきな）
学生会、会長。
二年生。
笑顔がトレードマークの愛されキャラ。
何事にもひたむきに取り組む真摯さをもっており、自然と人の輪の中心になる事が多い。
笑い顔と隙のある言動と相まって、周囲を緊張させない。
美人と言うよりは可愛いと称されている。
庶民派お嬢様で形式ばったところがなく、慣れない学園生活に途惑う主人公に気さくに接し気遣ってくれる。
恒例行事の舞踏祭に加え、他校の学生たちを招くお出迎え会という大イベントを目前に控え、会長として学園内を駆け回っている。

「私がいつでも一緒にいてあげるよっ」

【メイド×献身×お兄ちゃん大好き】
●千原 乃亜　（CV：萌花ちょこ）
直人の義理の妹で一年生。
舞城学園では学園メイド（自称）としてメイド服を着用し、様々な業務に当たっている。
愛くるしい童顔に小柄な外見も相まって、周りに小動物的な印象を与える。
兄妹間の仲はお互いを『ちゃん』付けで呼び合うほど仲が良い。
直人が「千弘」として舞城学園に通っていることを知らないため、「千弘」本人に知らず知らずのうちにお兄ちゃんの自慢話をして悶絶させる事も。
直人のことを兄妹以上に慕っているため、直人が他の女の子と一緒にいたりすると可愛らしくヤキモチを焼いてしまう一面も。

「はぁい、私にお任せくださいっ」

【お姉様×万能×コケティッシュ】
●牧瀬 皐月　（CV：白月かなめ）
元学生会長。
三年生。
整った顔立ち、完璧なスタイル、優秀な成績と全てを兼ね備えた学園内で絶大な人気を誇るカリスマ。
前年度の舞踏祭で学園の象徴的存在である姫(エーデル)に選ばれている。
学生たちからは、姫(エーデル)の愛称である、「皐月姫(イーリス)様」「皐月お姉様」と呼ばれている。
その完璧さ故近付きがたい人物かと思われるが、その内面は、柔らかな物腰で人当たりと面倒見がいいお姉さん。
能力の高さを鼻に掛けない愛嬌の良さで、憧れの存在となっておりファンも多い。
日本有数の財閥の子女でもあり、咲夜とは幼馴染。
咲夜をちゃん付けで呼んでいる。
他の子とはどこか違う魅力を持った千弘を気に入り、なにかと接触してくる。

「ふふっ、あなたのこと、覚えちゃったから」

【クール×マイペース×秘めた情熱】
●氷堂 芹香　（CV：有栖川みや美）
学生会書記。
一年生。
一年生で唯一学生会員を務める才女。
ある夢に邁進することを重視しており、その為、人に合わせるという事にあまり拘りがない。
なにかと誤解されやすい性格だが、一旦気にいったものに対しては並々ならぬ興味を示し、きらきらとした瞳を覗かせる。
舞踏祭の運営には人一倍情熱を燃やし、積極的に携わろうとする。

「私、意外と尽くすんですよ？」