【呪いに囚われる心優しい姫】
●シルフィア・ルミナ・ウィンストル (CV:水野七海)
ウィンストル王国の王女。
控えめで気弱だが、自然や生き物を慈しみ、いつも国民の幸せを願っている、心優しい性格。
ある呪いを身に宿していることから、城の中で、人から遠ざけて育てられた。
ウィンストル王とグランの間に交わされた約束により、彼の婚約者として城に招かれるが、とある儀式の生贄として調教されることになる。
「私はきっと罪人です。この身の呪いは、いずれ貴方も滅ぼしてしまう」
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■ストーリー
ウィンストル王国領・ウッドフォール――。
空を暗い雲に閉ざされ、100年間ただの一度も陽の光が差さず、
人々に神から見放された『呪われた地』と恐れられるその地は、
『怪物領主』グラン・ウッドフォールによって治められている。
霧深い森の奥に建つ古城に住まうグランは、
呪いによって老いることなく100年の時を生きる、正真正銘の怪物。
そんな『怪物領主』グランの城に、ウィンストル王国の姫、シルフィアが招かれる。
グランとウィンストル王の間で交わされた契約により、グランの婚約者として差し出されたシルフィア姫。
彼女は、災いを呼ぶ呪いを身に宿すとして、幼い頃より王城に幽閉されていた、『呪われた姫君』。
だが、その呪いこそ、グランの求める力だった。
「準備は整った。鐘を鳴らし、時を刻み、器を呪いで満たすのだ。さあ――『儀式』を始めよう」
理不尽な運命により失った恋人を取り戻すことだけを願い、100年の時を生きてきたグラン。
目的のため必要な力を持つシルフィアを手に入れたグランは、
城に呼び寄せた呪いの怪物たちと『儀式』を開始する。
霧と闇に閉ざされた森の中、呪われた城で、婬欲の調教儀式が幕を開ける――。
【呪いに囚われる心優しい姫】
●シルフィア・ルミナ・ウィンストル (CV:水野七海)
ウィンストル王国の王女。
控えめで気弱だが、自然や生き物を慈しみ、いつも国民の幸せを願っている、心優しい性格。
ある呪いを身に宿していることから、城の中で、人から遠ざけて育てられた。
ウィンストル王とグランの間に交わされた約束により、彼の婚約者として城に招かれるが、とある儀式の生贄として調教されることになる。
「私はきっと罪人です。この身の呪いは、いずれ貴方も滅ぼしてしまう」
【傲慢で知的なヴァンパイア】
●エリザ (CV:藤邑鈴香)
グランに協力し姫の調教儀式を行う、頭脳明晰な女性。
呪いの力を身に宿し、人の生き血を啜って数百年以上を生きる『吸血鬼』。
魔性の色香を醸す魅惑的な身体をしており、本人もそれに自信を持っている。
クールだが傲慢な性格をしており、皮肉で他人を煽るのを愉しむことも。
他人を魅了し身体を支配することもできる、「精神操作」の力を持つ。
儀式に協力する裏で、何か別の『目的』を持っているようだが……。
「いつまでも同じ後悔に囚われているなんて、本当に愚かなことだよ。……キミも、私も」
【獣心秘める優美なワーキャット】
●ミズベット (CV:君島りさ)
グランに協力し姫の調教儀式を行う、明るく愛くるしい少女。
淑女らしく振る舞おうとするが、慌てると素の性格が出てしまう。
獲物に対しては狩人のように冷酷な一面も見せることも。
呪いによって獣から人に変化した『ワーキャット』だが、自分の正体については、淑女らしくないと見せることを嫌う。
感覚を鋭く敏感にしたり、身体を魔獣に変貌させる、「肉体操作」の力を持つ。
儀式に協力しながら、過去に無くしてしまった『何か』を探し求めている。
「ああ……どうして私はいつもこうなんでしょう……」
【精美で無表情なホムンクルス】
●ノート (CV:雪村とあ)
グランに協力し姫の調教儀式を行う、作り物のような少女。
その正体は呪いによって稼働する『ホムンクルス』。
淡々として感情表現に乏しいが、興味を持ったものに関しては、詳しく喋りたがったり、追求したがる性格。
呪力によりさまざまな道具を作り操る、「道具創造」の力を持つ。
儀式の成就を最大の目的としているが、名前と儀式以外の『記憶』が欠けており、真実は謎に包まれている。
「不明……わたしの目的に間違いは無いというのに、どうして迷いを覚えるのでしょうか」
【呪われた腕を持つ領主】
●グラン・ウッドフォール
ウィンストル王国の東、霧深い森が領地の大半を占める、ウッドフォール男爵領を治める貴族の青年。
性格は無愛想で寡黙。
右腕が呪いによって異形の腕になっており、呪いの力で様々な形に変化させたり、人並み外れた腕力を発揮できる。
王女シルフィアを婚約者として城に招き入れて調教し、ある儀式を成功させようとする。
「知っている。その『呪い』のために、お前を手に入れたのだからな」
【姫付きのメイド】
●ヘンリエッタ・ガレット (CV:梅宮ここ)
シルフィアのお付きのメイド。
明るく人好きのする性格だが、かなりそそっかしくドジによる失敗も多い。
シルフィアの呪いを恐れることなく長く仕えている、ただ一人の従者。
シルフィアが唯一心を開いている人物であり、ヘンリエッタ自身も、その信頼に応えられるメイドでありたいと思っている。
「もし姫さまを泣かせるようなことがあれば……たとえグラン様でも許しませんよ!」
【城に仕える老執事】
●クラース・グレイ (CV:ゆうひ)
グランに仕えている老執事。
呪いを持つ城の住人たちのなかで、唯一普通の人間。
滅多に城から出ないグランに代わり、外部との交渉などを任されている。
顔は厳格な感じの強面だが、性格は温厚。
「こうしてお仕えするしかできないというのは、歯がゆいものです」
【ノートに仕える楽天的な人形】
●ラーナ (CV:赤月ゆむ)
ノートの助手をしている、意志を持つ呪いの人形。
相方のローナと対象的に楽天的で大雑把な性格をしている。
口数の少ないノートの代わりとばかりにおしゃべりでにぎやかだが、いらないことを言ってノートに制裁されることもしばしば。
「失敗失敗……ま、仕方ないよね。落ち込むのはローナの役だから、気にしないわ」
【ノートに仕える悲観的な人形】
●ローナ (CV:宇佐美日和)
ノートの助手をしている、意志を持つ呪いの人形。
相方のラーナと対象的に悲観的で神経質な性格をしている。
口数の少ないノートの代わりとばかりにおしゃべりで陰湿だが、いらないことを言ってノートに制裁されることもしばしば。
「あああっ!!もうダメ、スクラップ!いっそ殺して!」
【城に仕えるヒトならざる使用人たち】
●サヴァント
クラースの下について城で働いている使用人たち。
みな同じ格好で顔を隠している。
その正体は、呪いで動く意志なき人形。