Amenity's Life -アメニティーズ ライフ-

◆◇◆ストーリー◆◇◆
周囲にある『物』が突如として女の子になる『擬人化』現象。
これまで平穏無事な生活を送ってきた俺の人生に、そんな突拍子もない転機が訪れる。

「ふぁ……あふ、おはようございます……」

『キミ誰！？　しかもなんで裸！？』

「あれ？　喋れるようになりました！　私、あなたのスマホです！！」

『はァ！？』

次々と加速する擬人化現象。
オーブン、掃除機ロボ、座椅子。
くすり箱にヘッドフォンに気がついたら体温計まで勝手に喋ってる！？

「オーブンの私なら200℃くらい楽勝楽勝♪」

「お掃除ロボです。方向音痴です」

「ちょっとくらいセクシーな座椅子がいてもいいと思わない？」

「直腸検温を開始します！！」

「あ！　鼻血！？　くすり箱としてのプライドが……！！」

『あの！！　ホント何なのキミたちいきなり出てきて！！』

しかもやっぱり全員女の子。
これはマズい！　俺のプライバシーが突如危うく……！？
擬人化現象により、俺の周囲の人たちにも、様々な生活の変化が。

何故か突然焦りだす幼馴染！
実はモノたちに興味津々な転校生！
他人事だと思っていたらそうでもなかった友達の妹！
擬人化よりも俺に興味！？　自称王子の変わった後輩の出現！

『お、俺の生活、この先どうなっちゃうわけ！？』

気づいた頃にはもう遅い、
『擬人化恋愛大旋風』今始まる！！

「スマホとして質問します！　怜二さん、彼女は？」

『今それどころじゃないんですけど！！』

◆◇◆◆登場キャラクター◆◇◆
【いつでもポジティブな超大胆幼馴染】
●長嶺 美栗　（CV：三井京子）
幼稚園時代から一緒にいる主人公の幼馴染。
明るく社交的で非常にポジティブな性格で友達も多いが、
天然気質なところがあり理性よりも感覚で発言することが多いため言葉に重みがない。
そのため周りから軽く扱われる事もあるのだが、実は結構な努力家でもある。

「はいコレ！　婚姻届！！　もう今日にでも結婚しよう！？」

【スマホとしての使命に燃える一途で献身的な女の子】
●麻帆　（CV：萌花ちょこ）
スマホの擬人化。
持ち主である主人公に普段から大切に扱われていたため、恩返しをしたいと願っていたら擬人化した少女。
人になりたての頃は一般常識がなく主人公たちを驚かせるが、
日々自分であれこれ調べて主人公に迷惑をかけないようにしている。
普段はニコニコしていておしとやかだが、
主人公に頼られたり興味があることに対しては子供のような好奇心を示す。

「お任せ下さい！　プライバシー保護もエッチな画像検索も頑張ります！」

【たまに見せる笑顔が可愛いどこかミステリアスな転校生】
●板野 奏　（CV：星鹿りえ）
彼女の放つ独特な雰囲気のせいかクラスメイトとも壁が出来てしまい、
少し浮いた存在になってしまっている転校生。
しかし、本人は全く気にしていないようでブレずに生活をしている。
真面目で勤勉ではあるが社会常識に欠けている部分も多く、たまに主人公たちを驚かせてくる。
主人公とは隣の席で、麻帆が学園にやってきたことにより主人公に興味を持ち始める。

「みんなで集まって、こうして賑やかに過ごすのは悪くないわ」

【恋に不器用ななかなか素直になれない友達の妹】
●香山 菜瑠　（CV：上原あおい）
AVマニアな兄のせいで周囲から誤解を受けている可哀想な後輩。
これに加え元来の不器用な性格も災いし常に怒っているかのように思われ、ますます誤解をされてしまう。
感情がすぐ顔に出てしまうため、難しいことを考えると顔が怖いと言われることも。
性格自体は抜けているところもあるが根は優しい真面目型不器用タイプ。

「先輩は別だけど！　でも、やっぱりエロい男子のことは信用できません！！」

【優雅さと気品を併せ持つ容姿端麗なハイスペック後輩】
●藤堂 望希　（CV：くすはらゆい）
入学早々女性を立てる振る舞いやメルヘンチックな台詞回しから、
『手倉森学園の王子様』という異名がついた後輩。
明るく活発で初対面の人にも自分から話しかけていくタイプ。
成績も比較的優秀で運動神経も抜群と非の打ち所もないが、
純粋すぎる性格から一歩間違えば間違った方向にも一直線に突っ走る危険性がある。
主人公に対して同じ『王子様気質』を感じ、興味を持ち懐いてしまう。

「先輩と私はライバル同士です。もちろん王子さまとして」

【平凡な生活から一転、擬人化した女の子に囲まれてしまう主人公】
●久瀬 怜二
突如周囲の物が女の子に変わる、そんな擬人化現象の中心人物。
今作の主人公にして、常にモノたちや幼馴染である美栗を筆頭に女性たちに囲まれた生活を送る。
モノたちが突然擬人化したことにより、
自分のプライバシーが脅かされないかと少々不安に思うことも……！？
しかしもともともは世話好きな性格だったこともあり、
特に問題もなく麻帆やモノたちとの賑やかな生活を楽しんでいる。