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「八月の幼精【フルカラー】」 へのレビュー

「作品内での許し」を感じさせるロリへの救済

2023年05月08日   Aojisan さん

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フルカラーではありますが、塗りや絵柄のクラシックさは否めません。

しかし描写のエロさは本物です。
ちいさな身体。身をよじらせるひねり。突き立てられるペニスのグロテスクさ。膣内に放たれる大量の精液。
妖精のような「ロリ」と悪魔みたいなペニスの対比構造が光っています。

作品内に漂う雰囲気もいい。
青年と少女。兄と妹。ふたりきりだけの「閉塞的な息苦しさ」のなかに描かれる交感の息遣い。

それはまるで、ロリに欲情してしまう紳士の背負う十字架と、そうした性癖が許されない現実世界で提供される「作品という形での許し」のよう。

まるで暗闇のなかでひとつだけ儚い明かりが灯っているような「救済の光」が感じられる作品でした。

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