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体験版のときから、独特な雰囲気がとても魅力的で発売を待ってました。
外部の情報発信ツールがないのが多少不安でしたが、『紛れもない傑作』です。

雰囲気に一致した素晴らしいイラスト。漫画チックな吹き出しの喘ぎ声。文句も出ないしっかりとしたテキスト。
それらが合わさった扇情的なエロシーンが、想像以上のボリュームとなって私たちを楽しませてくれます……!
堕落値が高すぎてクリアできない、なんて調整ではないのも、道中我慢せず性欲に溺れられて助かりました。

ただ、やはり気になる部分があるのも正直なところで、主に『移動』に関すること。
体験版をプレイした方ならわかると思いますが、この作品の移動は近年のゲームと比べると非常に手間です。隣接した場所しか移動できなかったり、いくつかある小部屋を見るにも、廊下→小部屋A→廊下→小部屋Bという移動を基本的にしなくてはなりません。(一部例外あり)
これは移動するとHPなどが減る、というシステムとイベント発生などを考慮して意図してこのようにしたのでしょうが、多くのプレイヤーにストレスを与えてしまい、結果的に客層を狭めてしまっていそうで残念です。
あとは、AUTOテキストモードがほしかったです、はい。

体験場をプレイしたときは、移動の面倒臭さが際立ちながらも、エロシーンのクオリティなどが購買欲の天秤を傾けていたレベルでした。
しかし、クリアした現在ではマイナス面なんて(気になったけど)気にならないくらい最高なゲームだったと自信をもって言えます。
明確なマイナス面がありながらも、迷いなく星5評価できる……といえば少しはこのゲームの凄さが伝わるかもしれません。
なので不便なシステムであってもみんな買えー?