kskさんのレビュー一覧
レビュアーランキング | 731位 | (役に立った数:264件) |
---|---|---|
投稿数ランキング | - | (総レビュー数:70件) |
2015年10月04日
名前が「はなこ」ですかー。いいですねえ、いかにも牛ちゃんです。リアルでもあんだけ可愛い牛ちゃんですが、お話出来るようになったら、それも素敵なお話です。育成や搾乳をそのまんまエロシーンに直結させてあるのはアイデアですね。それも「飼い牛のお世話」という立場とされ、はなこが嫌がる様なシーンもゼロのAll和姦。平和でのんびりな牧場生活の中で、朝な夕なイチャイチャチュッチュしてやがります。
それにはなこ以外のヒロイン(エリンとシャルロット)も可愛いのも大きな魅力のひとつです。エリンは役割的にサブヒロインとは言えないかもしれませんが、はなこに負けず劣らず魅力的です。ちなみに彼女はモンスターに負けると、お約束のエッチな展開に遭っちゃいます(笑)。
シャルロットも物語冒頭では天然?と思ったのですが、麗しく聡明で優しくて嫌みもない、見事な淑女でした。主人公、こんな良い子に小さい頃から慕われてたのかよ。はなこやエリンほど主人公と立場的に距離が近くないだけで、キャラ的には十分正ヒロインの格です。ちょっと勿体無くなるくらい、もうちょい出番の欲しい子だったかもしれません。
絵は、いざプレイしてみるとこのページのサンプルよりも上手い印象です。エロシーンの一枚絵のはなこが可愛く描けていて、こっちをサンプルにした方が買い手増えそうと思いました。あとドットキャラの嬉しそうなはなこが可愛いです。
値段から考えれば十分なのですが、欲を言うならば舞台の街の大きさを大きくして欲しかったかなあとは思います。個人的には、ゲームを拡張してサブイベントを増やして頂けるならば、その分増額しても喜んで払いますね。あと、冒頭の貴族共を見返す、あるいは没落を見るシナリオもあったら良かったかな。主人公とエリンは健全なので執着してなさそうですが。
良い癒しゲーでした。
|
遂に対立した黒幕。
最初は中章が熱すぎるのと、黒幕登場の遅さで、
終章が中章ほど盛り上がるのかを心配してました。
とんでもない。
この黒幕共、こいつらまで嫌になっちゃうほど魅力的だから困ります。
どいつもこいつも…なんなんだコイツら!?って感じです。
…ああもうっ!書きたくても書けないっ!
ルカ君もカッコよくなりました。
前章始めの頃のヘナチョコな見習い勇者が嘘のようです。
相変わらずお人好しでどこか抜けてて親しみの湧くキャラは健在ですが、
気が付けば選ばれし者とは正にこうという感じになっています。
レビュアーが皆、「さん」付けで呼んでる理由がなんとなくわかります(エロも含めて)。
もう終章まで来るとガチです。熱い。とにかく熱い。
譲れない、しかしどこか切ない想いのぶつけ合いです。
この終章のいきさつを知っているから、
もんぱらで彼女が味方になった時、物凄く嬉しかったのです。
元は純粋な想いから歩きだした者同士、
やっと手を取って歩けるのだと思えば、感慨もひとしおです。
そういうことがあるから、筆者はもんぱらの前に、
この無印もんくえ三部作をクリアされる事を強く推奨しています。
凄い作品になりましたね、もんくえ。
trtrさんのシナリオ構成力に敬服します。
2015年10月01日
思ったより、女主人公が苛められることの少ない作品で、進めているうちに安心出来た作品でした。
とある極めて不幸な性奴隷の女主人公が事件で漂流し、辿り着いたその地は、極めて歪な幸福論に満ちた奇怪な島だったという冒頭から始まります。そこでは人ですらない、それどころか、牛や豚ならまだしも、脊椎動物ですらない触手やらナメクジにまで、休む暇なく徹底的に犯されてしまいます。おまけに妙な呪いによって不死身にされ、更にはどんな種でも受胎可能な身体にされてしまう。何度出産しても、子宮が痛んで産めなくなってしまうどころか、より強い母胎として無尽蔵に成熟するという、畜生達の究極の苗床にされてしまう。常にお腹に何らかの生物の子供が居るのが当たり前の状況にされてしまいます。
酷い話です。が、不思議な事に、筆者はこの女主人公が不幸に見えませんでした。
理由は、この女主人公の人間社会での元々のポジションにあります。いつ死のうが全く配慮もされず、欲望のままに性玩具にされ続け、元々が未来に何の光も見えていなかった状況だったのです。
漂流したその地は、人間こそ居なかったのですが、皮肉なことに、その人間ではない者達からこそ、余程人間らしい扱いを受けられたのです。何しろ畜生な上に生殖本能は半端ないので常に盛っていますが、怪我をしないよう身を張って助けてくれたり、衣食住の全てを与え、暖めて守ってくれたりしてくれる訳です。プレイヤーとしては心中複雑です。間違いなく畜生なのに、どうにも憎めない。元の世界の人間達だったら、いつ死んでも良い玩具としてしか見られないのに、ここの畜生達は、愛とかあるのかは分かりませんが、例えば自分の巨大なものが女主人公を傷付けないかを事前に気にしたりもする、妙な優しさを見せてくる(信愛度もあるし)。
幸せの本質をプレイヤーに問う、面白いストーリーだと思います。ちなみに筆者は残る派です。
|
起と承の前章、転の中章、結の終章で、
この中章で我等がルカ君が一皮剥けます。
ざわざわ来ます。あちいです。
あなたが前章を解いたなら、いつかは突き当たる決着を考えていた筈です。
その決着を経て、ルカ君が選んだ道は…?
さあ、ここからはあなた自身で見てあげて下さい。
勿論、ルカ君だけじゃない。
この中章辺りから、いよいよ敵も本気を出してきますが、
彼女らは安いお飾り等では到底ありません。
敵であっても尊敬し得る、魅力に溢れた者達との決着です。
味方だったら良いのにと、あなたはこれまで何度も思ってきた筈です。
…書いてて、また再プレイしたくなってきた…。
|
名作過ぎてレビューは幾らでも投稿されているでしょうから、簡潔に要点だけを。
前章:中章:終章=2:4:5 位の感じで、ストーリーに熱さが増していきます。
要は、前章はまだ肩慣らしです。ルカ君もヘナチョコであれば、
敵もまたヘナチョコな(か、本気出してない)段階で、まだまだ
コメディ色が勝っています。
起と承の前章、転の中章、結の終章といった役割分担ですが、
終章に来る頃には、あなたは展開の熱さに鳥肌立てているかもしれません。
あなたがこの無印もんくえももんぱらもこれから始める人なのであれば、
出来れば、この無印もんくえ三部作から始めて頂きたい。
もんぱらの面白さが全然変わってくるからです。
この順番を違えては、あまりに勿体無い。
こいつは一見すると沢山のエロコンテンツが売りの様に見せてますが、
やってみると、笑いあり、熱さあり、切なさありのガチで作られた
ストーリーものの顔を覗かせてきます。
総計200種以上のモンスター娘ワールドにようこそ。
|
そんな子知らんって人も居るでしょうから、準にゃんの紹介から入ります。
は○ねす!というノベルゲームをメーカーがリリースしたのが2005年10月、このレビューの執筆時点(2015年9月末)で、ちょうど10年ほど前の作品になります。
そんな昔の作品で、しかもそれほど有名なゲームではないにも関わらず、約10年後であるつい先日も、そのゲームのとあるキャラオンリーのイベントが行われていました。それが本作に出てくる渡○瀬準、通称準にゃんです。相変わらず人気の様で喜ばしい事です。
男です。ついてます。ふたなりでもないです。女性化もしません。性同一性障害ってやつなんでしょうか?よく解りませんが、心は女の子ってやつです。ここまででドン引きという方は、ここで回れ右して下さい。
準は良い子です。切ないです。賢く、生い立ちもあってか周りの空気や好意悪意に敏感なので、常に人一倍明るくして陽気にじゃれついて振る舞います。自分が笑われたり奇異な目で見られるような事があっても、他人に同じように返すこともしません。
けれど、一見ただの周りの笑いを誘う準の戯れや行動原理も、実はひとつの事に徹底されています。「雄真が幸せになること」です。いつでもとぼけて雄真への気持ちをごまかしてみせるのですが、それもハッキリさせると雄真の為にならないからです。本心は紛れもなく本気で、昔からの一途なのですが、同時に自分という「普通になれない女の子」の本気が雄真の負担や将来に影響することに怯え、常に一歩引いています。そして、他のヒロインと雄真がくっつくよう、誰よりも応援してくるのです。いつでも、笑顔でです。
この作品は、そんな準にこそ幸せになって欲しいという願いがありったけ込められていました。非日常に逃げなくては手すら繋げない、そんな切ないカップルのお話です。
サークルさん、準にゃんを幸せにしてくれてありがとう。
|
2015年09月29日
前提として、筆者はドラ○エシリーズに疎く、せいぜい3位までしかキャラを知りません。なので、原作との比較の観点では漏れがある可能性があります。
半年間の勇者育成学校でのスクールライフを経て、勇者に成長しましょうというゲームな訳ですが、中身は大きく分けて2つ、ひとつはダンジョンRPG、もうひとつは育成シミュレーションです。
ダンジョンRPG部分に関しては、難易度設定ノーマルで一周目の時点で考えると適度に敵も各ボスも強く、なかなか楽しめる難易度に調整されていました。ちなみに、エロRPGといっても、所謂「敗北エロ」イベの類はありません。
エロは殆どが育成シミュレーションパートの方で出てきます。つまりは学園で授業を受けてパラメータを上げつつ、仲間と話し、一緒に小さな依頼をこなしたりしているうちに自然発生します。シチュエーションはいずれもオーソドックスなものばかりで、原作が国民的RPGである為もあるのか、キャラのイメージを極力損なわないようにされている印象です。個人的には、原作の中でもインパクトの強いマーニャやゼシカより、本作オリジナルのキャライメージと思われる女勇者や女武道家の方が、最終的に印象に残りました。原作のキャライメージが濃いほど、本作中で崩し辛くて遊べなかったのかなと予想してます。
とにっかく、出てくる味方も敵もモブキャラも音楽もアイテム名称も驚くほど原作に忠実で、これよくSEが許したなあとハラハラする程です。お堅そうな企業なのに。そして、リスクも覚悟でここまで似せたサークルさんのドラ○エ愛には心底脱帽です。ここまで作り込んで世に出せなくなったら大変ですからね、並大抵の事ではありません。
今後の希望とするならば、折角の学園生活なので、部活なりバレンタインなり体育祭なりの時期毎のサブイベを作って欲しいという点です。もう少し各ヒロインとイチャイチャしたいです。
|
2015年09月13日
この作品で際立っていたのは戦闘システムの面白さと絵の可愛さです。
絵については、プレイヤー毎の好みが出るので感想は極力割愛するとして、戦闘に関して、レベルの低いうちは変動し続ける敵の弱点やダメージ効率、カウンターの可能性などを先読みして動く必要があり、ルーチンワークで片付きにくい様に気持ち面倒な仕様にしてあります。これを楽しいと取るか面倒と取るかは、プレイヤーの嗜好に依りますが、筆者はこの敢えて仕込まれたストレスが楽しめました。戦闘中の敵の台詞も結構細かくパターンが作り分けられており、個人的には敗北後のエロシーンよりも戦闘中の方がエロく感じる敵も居たりしました。
この作品はおそらく今後はアップデートされないとは思うのですが、惜しむらくはエンド後のサブシナリオとかが無いのがちょっと寂しいですね。あと、本編中でももうちょっと詳細を見せて欲しかったいきさつなどもあります(主人公とリーザのもっと細かい過去話とか、今はどういうつもりで一緒に居るのかとか)。
個人的に恐るべきはいぬすく氏の画力。ザコキャラにも裸絵やサブイベ欲しくなること確実です。実際、そこまでやっていたらおそらく10000DL越えてたかもしれない。何しろシステムや難易度等々、基本部分はしっかりしているので、追加して欲しいとしたらその位です。尚、エロは逆レイプオンリーで、敵のキャラの基本姿勢はあまあまもしくはソフトSって感じです。陵辱とか補食とかのキツい描写は無いので人は選ばないでしょう。
|
2015年09月12日
ぐおぉぉ…なんだこの可愛い生き物!?
めったにゲーム以外買わない筆者が、久し振りにマンガ衝動買いしました。ケモ耳にもふもふの尻尾にロリババア属性…存在自体が萌えと癒しと御褒美以外の何物でもない、めっちゃ可愛い妖孤とのちょっとした生活のマンガです。
ぶっちゃけ、エロはノーマルでさっぱりしてますがそれでいいですね。最初っからお狐様に萌えるのが目的ですし、このままひたすらあまあまな展開を極めて頂きたいものです。どうやら作者さんのサイトの看板娘なんですね、このお狐様は。
であるからなのか、ピクシブの方でもお狐様のイラスト描かれておられますが、まー麦わら帽子とか被っちゃってますます可愛い事になってたりしてて、このお狐様スペック高過ぎです。
この作者さんの絵でもんむすくえすととか、エロRPGの類にでも参戦したら絶大な人気を得そうとか思いましたが、叶わないかなあ…。
2015年09月10日
チェリークライシス同様、今回もフリーシナリオタイプのRPGですね。今回は時間制限も取っ払ってあるので、本当にのんびりプレイ出来ます。自宅と畑を買って、本編そっちのけで料理にどっぷりなんてことも出来てしまうのはフリーシナリオならでは。本筋と違うところの息抜きが充実してます。個人的にはカジノとかもあったら面白いかもと思いました。牛とかも飼ってみたいし…そこまでやったらもう違うゲームか(笑)
チェリークライシスで鍛えられてたので、今回は最初っから徹底的に逃げの一手で進めました。可能な限りのバトルを避け、探索に徹したら、やはり上手く進んてます…が、マップ走破は相変わらず難しいですね。ゲーム開始早々、真っ先に各拠点に到着させて全体マップでジャンプ出来るようにもしたのですが、そこから更に詳細な各砦や洞窟などに向かう必要があって、サブイベ制覇するとなると、これがなかなか凄い数あります。どこで曲がっておかないと辿り着けないとかを全て把握した上で駆け巡るのは厳しくて、結局公式のマップ頼みになっちゃいました。
アクションの戦闘は楽勝です。逃げまくってレベル上げさせずに強装備集めまくったらボスでも火の魔法2発ですし、筆者にはストレスフリーでした。楽しいのは敵モンスターのエロ攻撃。ドットアニメと一枚絵の両方で同時に演出して、負け確定で更にテキスト付の本格的な敗北エロシーンに進むんですが…丁寧ですよねえ、そこまでするなんて。基本、対人はレイプや輪姦、対モンスターは異種姦や触手とかで、けど、痛そうだったり流血があったり暴力があったりっていう傾向ではないので、割と安心です。何より、アン自身が結構肝が座ってます。早く終われと歯を食い縛りながら耐える姿も、段階進んでも割と理性的で、「んほおおお!」とアヘる様な変な壊れ方とかしません。
短めですし周回もないですが、ちょっと流浪人気分を味わえる作品でした。