Daftar Ulasan dais

プレイ時間は2～3時間と比較的コンパクトな物語ですが、選択肢のない一本道なので純粋にストーリーに集中できます。実際額面より体感的なプレイ時間は長めです。
一本の映画を見終えたかのような程良い疲れが味わえます。
重要キャラかと思われた連続殺人犯(いきなり堂々と登場してきてびっくり)が真犯人によってアッサリ退場する流れは驚きました。
友人殺しの犯人捜しと並行して主人公の何かありそうな内情も徐々に明かされていくのですが、主人公曰く「墓まで持っていく」真相は胸が痛むものがありました。
「狂いに耐え、痛みを甘受し、忌むべき時間を生きる」。良いタイトルです。そして切ない。

本作は全年齢ではありますが一部きわどい表現が何度か出てきます。
真と龍記のガールズトークとか。SD絵はとてもかわいいのですが、ちょっと「おおっ」と面食らってしまいました。
真が良いキャラしてるので彼女と小鳥の掘り下げがもっと見たかったです。

期待以上の素晴らしさでした。
メインの音声はもちろん、端々のト書きにこだわりを感じられる台本や読み応えのあるレポ漫画2本、キャラ設定ラフ、アフターエピソードやフリートークなどコンテンツ盛りだくさんでとても楽しかったです。
キャラ4人とも妥協のない全力のゲス演技と悲鳴、そして改心の従順ラブエッチを堪能させていただきました。
導入ではムカつく男達なのに…! 許しトラックまで聴くとなんだこのかわいい男は!と絆されちゃうw
男リョナというなかなか無いジャンルを聞けただけでも嬉しいのに、4本のオムニバスという贅沢な形式。ありがとうございます!
トラックの並び通り北、南、東、西の順で聴きましたが、最後の西郡さんだけちょっと毛色の違ったシナリオなのも、まさにラストの締めくくりという感じで良い余韻を残してくださいました。
声優さん方のフリートークも面白かったです。茶介さんの「痛いエピソード」がガチでヒィッ!てなる内容で笑ってしまいました。
またこういった作品を魅せていただけたら嬉しいですね。

三部作に渡る長編お疲れさまでした。
友人のまさかの全額返済、一度は財条院さんに決別をつきつけるやねこちゃんでしたが…

爽やかかつ余韻を残すハッピーエンドで本当によかったです。
一端ヒロインに全力で拒絶されると途端におどおどタジタジになってしまう禁飼育ヒーローはやっぱりいいものですね。弁の立つ財条院さんがしどろもどろで言いくるめられなくなるページ最高でした。
えっちに関してもパワーは衰えず。序盤の「牛」が最高。思わず笑ってしまいました。
夜なべしてエロ衣装を手作りする財条院さん好きすぎる。
永遠にラブラブエロエロな夫婦でいてください!

前作が起承転結の起・承だとしたら本作は転のターンでしょうか。
中盤でやねこちゃんを心配してくれる先生が登場したら……
予想通り嫉妬に狂う財条院さんwww
今回も下品な種付けプレスがたくさん見られてよかったです。
結局のところ財条院さんの言動も身勝手な好意の押しつけでしかないんですけど、Hシーン以外でかわいげを見せてくれるのがズルいですね。こんなのやねこちゃんじゃなくても絆されてしまいます。
やねこちゃんも前作ほど絶望していないのでなんだかんだで不思議な夫婦のイチャラブを楽しむことができました。
そしてラストまさかのまさか…彼女は一体なにを考えているのでしょうか。
財条院さんにまでアホ扱いされているやねこちゃんがかわいそうですが、ラブラブエロエロなハッピーエンドに期待します!

おにぃちゃんのいもーとちゃんへの執着はよくわかりました。
でもそれを果たして愛と呼んでいいのかは疑問です。おにぃちゃん、自分の好きって気持ちばかり優先、自分のことしか考えてない。いもーとちゃんに対するあれこれはすべて独善的でいもーとちゃんの立場に立ってない押しつけばかり。結果募らせた想いを暴走させて凶行に及んでしまいました。それがいもーとちゃんが不眠症になり精神科に通う原因になってしまいました。
告白を断られたからって……いや、あれを真剣な告白と受け取る方が難しいと思います。そりゃ「私たち幼馴染だよ」としか返せませんよ。完全な逆恨みです。いもーとちゃんが気の毒で気の毒で仕方ありませんでした。
ただしそこは禁飼育さんなのでもっと踏み込んだおにぃちゃんの深掘りがあると信じています。続編も購入しているので期待です。

おにぃちゃんに対して厳しいことばかり書いてしまいましたが前作より漫画力が各段に上がっていて面白かったです。100P越えの大ボリューム!
特にいもーとちゃんの絶望顔の描き方が素晴らしい!感情がすごく現れていました。
ムチムチのだらしない肉体もえっちでよろしい。おにぃちゃんが執心してしまうのもわかる気がします。
本作のみだとメリバですが続では幸せになってほしいなぁ。

禁飼育ヒーローは日常シーンでは一見中性的ですが、Hに突入するとスネ毛(どころか腿毛)や○玉など惜しげもなく汚い部分を晒し全力で「オス」になってくれるところが魅力ですね。
前作、前々作よりさらなるパワーアップを遂げており最高に見応えのあるエロを堪能させていただきました。
これでもかと熱い種付けプレスを連続で見せられ濃厚なクリクンニもたっぷり尺があって物足りなさを感じませんでした。
やねこちゃんは一体どうなってしまうのか!?
この壮絶な物語がどのような結末を迎えるのか楽しみです。

前作では自分本位すぎるおにぃちゃんに正直引いてしまったのですが続編を読んで見事覆されました。
そうだよねー人間一面だけじゃないもんね。どれも同じ俺だと言われたら納得するしかない。それにしてもエッチ時のおにぃちゃんは強烈すぎますがww
まさにタガが外れたハードな獣っぷり、でも今回は自省からの自制描写もあって、あぁこの人もちゃんと人間なんだなと安心しました。

いもーとちゃんはしっかり自活できててえらい!
禁飼育ヒロインの魅力はなんといってもこの芯の強さ、たくましさ。それがダメダメなヒーローを救ってくれる。前作の終わりからは想像もつかないほど爽やかで余韻を残す素晴らしいラストでした。
救い救われ、助けて助けられ。おにぃちゃんはもうちょっと自制してほしいところですがwいつまでも幸せな二人でいてください。

「輝夜の姫に嘘をつく」とキャラクターは同じですが世界はまったく違うし輝夜くんも出てこないので心を痛めることなく純粋に二人だけの歳の差イチャラブを味わえます。
輝夜の姫に～を読んで教頭先生にも救いを!と感じた人には嬉しいスピンオフです。
前作と比べて教頭先生のワルっぽさが薄れてただの可愛い純情中年になっちゃったな?…と思っていたら最後の最後でそのオチか…!やっぱり悪い中年だった!!
教頭先生…そんな仕込みなんかしなくたって正攻法でみこみちゃんを落とせたと思いますよ…!
でもそれが出来ない不器用な教頭先生が好きです。
中年ゆえのねちっこいエロもたいへんよろしかったです。ごちそうさまでした。

「輝夜の姫に嘘をつく」。いいタイトルですね。これ以上ぴったりなものはないです。ハッピー、NTR両方見終えた時ゾクッとしました。

NTRに抵抗がなければハッピー→NTRの順に見ることを推奨します。
ハッピーは分岐後すぐ終わりますが、NTRルートの方は共通ルートと同じくらいの文量があるので見応えがあります。どちらも読後感は良いので後味悪い話が苦手な方でも大丈夫です。

中盤からの輝夜くんのデレデレっぷりに驚きました。
こんな子だったのか……! いやすごくかわいいです。
想像していた以上に重い背景があって彼の人となりにも納得。
途中けっこうえげつない胸糞展開になりますが(ここは禁飼育さんの本領発揮といったところ)あまり大事にならずさらっと流されたのが逆に良かったです。輝夜くんはともかくみこみちゃんは背負い込んでしまいそうですが、この二人なら寄り添いながら生きていけるはず。幸せになってほしいです。

教頭先生もこのクズ野郎…!と最初は思いましたが、アフターまで見て、なんだこの純情中年は…///とせつなくなりました。
もしもifの世界があれば……
漫画も良いですが禁飼育さんのシナリオも大好きなのでまたCG集で読みたいなと思いました。

三橋さんの本気ギレボイスが聞きたくて購入しました。
メンタル激弱なので聞き手に感情移入はせず一歩引いた神視点で内心ビクビクしつつ聴いてみましたが…
辛辣ぅ!!
でもそれ以上に各声優さんの迫真のキレ演技に聴き入っている自分がいました。
基本的にヒロイン(聞き手)側に落ち度があるのであまり心を痛めずに聞けました。
ホストと地下アイドル君は「これ以上食い下がったらもう後戻りできないよ?」的に忠告してくれるだけ優しいと感じてしまいました(麻痺)
会社の先輩、図書委員の後輩、義理お兄ちゃんは大声あげて罵倒してきますが、皆さん息遣いが本当に絶妙で「あ、ここから罵倒されるんだな」と流れがちゃんとわかるのであんまりビクッとせずに聞けたのがよかったです。
徐々に慣れさせてくれるというか、小声からいきなり大声あげて鼓膜を破壊してくる系のボイスではなかったので、安心して聞けたというのも変ですがw、でも純粋に声優さん達の極限演技を堪能できました。
でも義兄ちゃんだけはいくらなんでもちょっと言い過ぎなんじゃないかな!ここまで言われるってどんだけやらかしたのヒロインちゃん…

罵倒度は義兄>後輩くん>会社の先輩>ホスト>地下アイドルという印象でした。
地下アイドルくんだけは一つも間違ったこと言ってませんね。
自分を名前で呼ぶあざとさに反して常識的な思考をする子なのが好感持てました。

面白かったです。こういうコンセプトの作品大好きなので第二弾が出たら絶対買います。