奈良ラーメンは白菜入りさんのレビュー一覧

電子書籍が人口に膾炙し始めてからだいたい10年程度が過ぎ、そう珍しいものでもなくなった昨今。むしろ紙書籍出版が衰退・凋落の一途なことを考えると(※作中に記述はないが、知るとびっくり)既存出版社もnew comerもこちらに活路を見出したい気持ちは分かる。しかし「読む側」は最近の事情がどうなっているのかよくわからない。それを紹介・説明してくれる一冊。
「DLsiteのライバル達は今こうなっているのか(笑)」と未知の世界を垣間見れて面白かった。特に海外大手の某所は「一攫千金の夢」があっていいですね、自分も漫画が描けたらなあ(苦笑)。
なかせよしみ先生の取組や、その過程で起きたトラブルも興味深かった。粘り強い性格じゃないと電書は向かないかも?

若い夫婦の性生活がテーマのシリーズ三作目。今作では二人がどのように身体を重ねているのかを紹介。過去作とは異なり、夫婦ともに素面の状態からのSEX(カップルと言えど双方合意していないと本来すべきではないのですが)。この二人の普通のSEXは?という疑問はここで解決。
内容については詳細には書かないとして(派手なものではなかった、とだけ書いておく)、こはるさんは前回と姿勢が違ってるかな。「彼女は普段はこんな感じなんだな・・・」というのが印象。これがお風呂とか寝室などより頭の中がピンク色に近い状態だとまた異なるのかもしれないけど。お風呂編とか旅行編とかも読んでみたいな、積極的なこはるさんもまた見たいので。
またあとがきにもありましたが、「夫婦は対等の関係」という視点が込められているのは好感が持てました。DLsiteのレビューでは”夫婦”という属性がなかったので。

巨乳(実際には爆乳)美人をモノにしたのに彼女の妊娠中に美爆乳(というか、妻以上の超爆乳)の持ち主の義母に強引に言い寄り不倫の関係になった
主人公。無事出産後妻ともSEXしてるのに義母も隙を見て抱いている。最近の世間なら(発覚すれば)ボロクソに叩かれるな(笑)。
お姑さんの秋絵さん、男なら誰でも愛人になりたくなる。上手に年齢を取った美人で、年齢的にもう子供はできないような気がする。「身体だけの関係」と割り切っているようでそれなりに焼きもちも妬いてくれるので結構可愛い。いい意味での「大人の女性」でもある。それに・・・あのオッパイなら何でもできるし。
でも・・・彼女にも、子供産んでほしいなあ。

童顔なのに巨乳でスタイルのいい姉妹をもつ少年(っぽい青年)が、彼女たちが働く風俗店にやってくる。彼も姉妹に似たのか?巨根で絶倫なので、彼女たちも実は彼を待っていた・・・
絵柄が可愛いのだが二人いっぺんに抱く展開、しかもコンドームもつけずに。美少年が喘ぎつつも風俗嬢をトリコにしてしまうSEXが展開されるので、実用性はなかなか高い。姉妹と弟なのだがラブラブでもある。風俗店じゃなくて自宅ですれば姉妹は丸儲けなのですが、それは見なかったことに(笑)。

新型肺炎が流行していた頃(現在はどうだか分からないが・・・)のお話。こはるさんはかなり怖い夢を見てしまった。そのことをお連れ合いさんに話す。現実に起こりうるだけに怖い夢。離れたくなかったのでくっついていたら、だんだんムラムラしてきて・・・
当たり前ではあるんだけど、女性にも性欲はあるわけで。不安な心と健康な身体、すぐそばに健康な配偶者、そして妙齢の夫婦。仕掛けていくこはるさんが何だか面白い。彼が本気になったら受け身になってしまったのが多少心残りかな・・・彼女主導のSEXだともっとよかったかもしれない。

キャンペーン中?で値引きされていたことと寄稿している漫画家を見て購読。印象に残った作品を。
僕の彼女は吸血鬼:表紙イラストも務める佐藤沙緒理氏の全カラー漫画。スタイルのいい吸血鬼の彼女と体中に噛み痕のある彼氏が楽しい。でも吸血鬼は水辺は苦手なのだけど・・・まあいいか。
どたぷーんZ:地方の爆乳アイドルが気絶した?ゆるキャラの肉棒でお楽しみ。全体に笑いのエッセンスがあるからか楽しい感じになっている。
プレゼントはメイドの:筆者のMONMON氏はかなり・・・昔から活動している漫画家。今はかつてほど漫画を読まなくなったので「久し振りだな」と。以前の作画と比較して全体に線が細くなった感じがする。ベテランの域に達したのにまだ変化を続けている、適度に変わり続けているから生き残れているのだなと少し嬉しくなった。漫画の評価・感想じゃなくてすいません。

サークル”まるちぷるかふぇ”にとって(たぶん)最初の成人向け漫画。一般全年齢向け作品の頃もユニークな視点で考えられた作品を楽しませてもらっていたが、「エロ漫画」という制約付きになるとどうなるのか?期待と不安が入り混じる。感想は・・・大いに面白かった。
主人公のこはるさんがある朝目覚めると、妙な格好をしていた。裸にふんどし。エロ漫画でふんどしを女性が締めると大体忌まわしい因習故に過疎化した村落が舞台なのだが、この作品の舞台は(規模はわからないが)比較的開けた街だ。ではなぜふんどし?こはるさんが昨夜の記憶をたどる、なかなかな夫婦の営み、そして・・・
まだ子供のいない若い夫婦の他愛のない、それでいて楽しい生活とSEXを両立させている(分量の半分くらいHしている)。そして最後にはふんどしが再び登場して、クスリと笑える。「物語もエロも読みたい」読者には
ぴったりかも知れない。

学校の美少女に告白するも彼女に試練を与えられる。全裸で拘束され肉棒を勃起させられ、さらにはそれをとにかく射精させるという。最低30回(多分日当り)射精できたら好きと認める、とのこと。勿論そんな男いるわけなく少年も悲鳴をあげるのだが・・・
全く無邪気に男を縛り付けて射精と勃起を繰り返させる少女。射精が気持ちいいのは知っているが、それが度を過ぎると・・・かなり怖い少女だ。よく見ると何だか目の光が正常なそれと異なるし・・・

拓哉と佳奈は幼馴染み。定番のネタではあるが二人とも両想いで、しかし互いに自分の気持ちを伝えていない。そんな二人が恋人への第一歩を踏み出す姿を描いたADV。
ヒロインの佳奈ちゃんは一見性的なこととは無縁な、明るく穏やかな少女。しかし突然拓哉の欲望を伝えられても気丈に振る舞う点もある(もっとも彼女も彼にそういうイメージを持っていなかったようではあるが)。そんな彼女がヒロインなら、話が甘ったるいのも頷ける。
一本道ADVで嫌な気分になることはまずないので、甘い話が好きな方は是非。

ボブカットで小柄で凸凹もほぼない妹と、顔は画像に登場しない(笑)兄とのSEX。妹も兄も悪態こそつくもののお互いが大好きな上身体・・・二人の性器の相性がとてもよいため夢中で交わる。
物語性はなく、兄妹の名前すら出てこないので単純に「小さい体の少女を思う存分抱く動画」ということになる。ほとんど二人とも裸だし。その割切りも悪くはない。この二人の短い物語を読んでみたいという気持ちもあるので、どこかで期待している。