りくさんのレビュー一覧

「私」と「先輩」のはっきり恋愛関係とは言えない微妙な関係を描いた小説の4話目です。

相変わらず微妙な2人の関係ですが過去の話と比べて距離が近づいたように感じました。互いに相手の性格や行動を理解していることをうかがわせる会話が多めでしたし、過去にもデートらしきことはありましたが今回の花見では事前に2人で相談し入念な計画を立てている点で距離が近づいていると感じました。

変身ヒロインがエッチなことをされてピンチに陥るのを楽しむゲームです。

ヒロインは万全の状態ならめちゃくちゃ強くほとんどの敵を一撃で倒し敵からの攻撃も回避します。しかし不意打ちされたり罠にかかかったりしてバステを受けてしまうと弱体化し敵のエッチな攻撃を回避できなくなりバステが増えていく悪循環に陥りますますエッチなことをされてしまいます。

ゲームの攻略にはRPGとしては珍しくレベル上げや強い装備品などは不要です。大事なことはヒロインが万全の状態を維持することであり、そのために罠を解除したり雑魚敵からの不意打ちを回避しながら進む必要があります。ボス敵ですらボス戦用の罠を解除しバステなしで臨めば楽勝です。むしろ不意打ちを回避できない一部の雑魚敵の方が厄介でした。

エロシーンの傾向は耳責め乳首責めが多めで、私が見た範囲では竿役や性器への挿入はありませんでした。ラスボスの女性型の敵がかなり熱心にヒロインを口説いていてヤンデレ百合っぽく感じるシーンもありました。

「図書室の吸血鬼」と呼ばれる先輩と、その「吸血鬼先輩」に一目ぼれした「私」の百合小説です。

放課後の図書室や休日の喫茶店での二人のやりとりを主に「私」の一人称視点で描いています。思わせぶりでからかうような「先輩」の言動にドキドキさせられる「私」の内心は読んでいて楽しいです。第三話以降では「先輩」の視点も入るのですが、互いに相手に一目ぼれのような感情を抱いているけれど「先輩」はそれを隠すのがうまく「私」の反応を楽しんでいるのが分かります。「先輩」は「私」の内心を察しているが「私」は「先輩」の内心を知らないという差が良い味を出していると思います。

サキュバスにさらわれた姫様を兵士が助けに行くゲームです。

サキュバスが既婚者と子供には手を出さないなど優しい世界だと感じました。主人公と姫様の関係もほんわかとした感じで良かったです。

エロシーンはサキュバス×姫様またはサキュバス×主人公でこれは寝取りになるのではなかろうかという点が引っ掛かりました。

ミステリーっぽいストーリーが進行する中ダンジョン探索をするゲームです。

エロシーンはストーリー進行で必然的に見るキャラ同士のレズシーンとモンスターに敗北した場合の凌辱シーンです。凌辱シーンの方が数が多く全てのモンスターに凌辱シーンが用意されています。エロシーンの数が多く全部回収しなくても回想部屋で見られるのは良かった点だと思います。

ミステリーに期待していたのですがストーリーについては残念に感じました。理由の分からないキャラの言動が多すぎたと思います。例えばトゥルーエンドでは犯人が人を殺そうとした動機を語りますがそれは殺害計画全体の理由であり、サクラを失踪させたのはなぜかや脅迫状のような置手紙をしたのはなぜかといった個々の行動の理由は分からないままでした。全体に謎めいた言動や出来事でミステリーっぽい雰囲気を演出したけれど伏線が回収できていないストーリーのように感じました。

廃病院か研究施設のような建物から脱出するゲームです。

建物内を徘徊するスライムに触れたり触手の潜む場所を調べてしまうとエロシーンのあとゲームオーバーになります。

脱出のための手掛かりは一部分からなくても他のものが分かれば脱出できましたので苦手な人にも配慮されていると思います。ですが手掛かりの入手のた建物内を調べる必要があるのに触手がどこに隠れているのかは分かりませんでした。よってマメにセーブして触手によるゲームオーバーに備えながらしらみつぶしに探索することを強いられました。この点は残念な部分だと思います。

ゲーム内で入手した衣装を着替えることでエロシーンの衣装が変わるのは力を入れて作られていると思います。

エロRPGの戦闘中エロやエロトラップをくすぐりに置き換えたようなゲームです。

このゲームの良い点はくすぐりに意味付けがされている所だと思います。このゲームの世界のモンスターは人間の笑いによりMPを回復するらしいです。よってこのゲームのモンスターが主人公をくすぐるのは笑わせてMPを回復するといる理由があるのです。ゲーム攻略上もくすぐりによるMP回復は重要です。このゲームではMPを使用しない通常攻撃が弱くMPを使用したスキルを使わないとほとんど戦えません。このためスキルに使うMPを回復するため時には味方モンスターが主人公をくすぐる必要もあります。

同意してくれる人はほとんど居ないかもしれませんが主人公と相方の幽霊の少女との関係が百合っぽく見えたのも良かった点です。友情寄りの親密な関係が好きだという人におすすめです。

女子高生と花札で対戦するゲームです。

対戦中の表情やボイスが豊富でキャラクターと対戦している気分になれます。またキャラクター設定が作りこまれていて対戦前後の会話シーンで個性が表現されていると思います。

花札のゲームシステムはプレイヤーに優しい補助があります。獲得可能な札は枠付きで表示され手札と場の札どちらをクリックしても構いません。またすでに成立した役とあと一枚で成立する役が表示され状況把握の助けになります。

過去のバージョンではなかったのかもしれませんがver. 2.20ではギャラリーが存在しストーリーの回想ができます。
4人から1人を選んで対戦するショートモードというものがありますが、出現に条件が存在し、ゲーム内のヘルプとサークルのホームページで異なる説明に混乱させられ結構苦労しました。おそらくサークルのホームページの説明が正しかったと思います。

学園で○○部の部長といった肩書のコスプレっぽい格好のキャラ相手に脱衣麻雀をするゲームです。

このゲームの良いところは服を脱いでもそのキャラの特徴となるもの、例えば白衣や学ランなどは脱がないところだと思います。露出が多ければ良いというものではないと考える人には良いゲームだと思います。

麻雀ゲームとしての難易度はそこそこです。イカサマはありますが安定して勝つことは難しいです。積み込みをして役満をテンパイしてもあがれず流局になることもあります。

魔王の女の子が配下の女の子に快楽責めで篭絡されるゲームです。

一枚絵はなくキャラの立ち絵があるくらいで、主な表現はテキストと効果音からなるゲームです。テキストが良くできているので一枚絵がなくとも十分楽しめました。

各キャラに勝っても負けても進行に影響しないせいか勝とうとすると難易度はものすごく高いです。キャラによっては勝つまでに10回20回やり直すこともありました。