Liste der Rezensionen vonTikuwabu
Rang des Rezensenten | - | (Anzahl der Bewertungen als hilfreich:518Treffer) |
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Ranking nach Anzahl der Beiträge | - | (Rezensionen insgesamt:425Treffer) |
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本作は、学校では地味な女の子が動画サイトで見かけた女の子のコスプレオナニー生配信に興味を抱き、自分もその沼にずぶずぶ浸かっていってしまう実録タイプのボイスドラマ作品です。
ひょんなことから配信を始め、最初は不手際もあったりでたどたどしく話をしたりするところから始めて少しずつ慣れていき……と彼女の生配信での体験がまざまざと描かれていて、その描写や心情表現は実にリアルです。
最終的な着地点もまた良いですね。彼女がさらに沼へと沈んでいく様は、非常にマニアックではありますが、ある種のハッピーエンドなのかなとも思います。
構成的には小説における地の文と会話文のように「コメントへの反応や喘ぎ声」と「心境や状況の説明」を交えて制作されているのですが、テキストが本当に巧みですね。編集もまた上手い。
正直、ボイスドラマとして筋立てがするする入ってくる作品というのは貴重なもので、この作品は名短編と言って過言でないくらい作品として良質です。
また、CVを担当された水瀬由菜さんの演技が上手いんですよね。最初の配信での緊張から、配信慣れしてからの会話の弾み方など、ディテールまできめ細かい。
もちろん、エロの面でも不足はありません。あくまで公開オナニーとしてのエロですから直接的な性的接触はないわけですが、配信時の彼女の興奮していく様が克明に描かれていて、大変エロうございました。
この内容ですと、案外女性でも楽しめる方が結構おられるのではないでしょうか?
ネット上で人に見られながら気持ちよくなってしまう体験にどっぷりはまってしまう、そんな女の子が描かれたこの作品、男女問わずお勧めしたい逸品ですね。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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本作は、趣味工房にんじんわいんさんが手がける漢字一文字シリーズの第五弾、東方地霊殿の音楽のオーケストレーションを中心にしたアレンジアルバムです。
サークルさんが東方のアレンジを始めるきっかけとなったらしいこのシリーズ、前作から5年を置いての発表になったとのことですが、サークルさんが設えている型番ではHACW-TA1034。34作目の作品になるようです。初出は2015年末ですかね。
ボーナストラックを含む17曲57分の内容は、かなりオーソドックスです。クラシカルな面と現代的な面のバランスが取れていて、既作で言いますと妖々夢のアレンジアルバムである第三弾「麗-RAY- 月天夜姫」の系譜になるかなと。
ハルトマンの妖怪少女のアレンジである「認知欲求の果てにあるもの」などを聴いていても思うのですが、全体的にかなりシンプルにアレンジされている印象のアルバムですね。
既作に見られたハードロックやテクノのテイストもやや抑えめで(おそらくエレキギターの活躍頻度はかなり減っているのではないかと)、かなりクラシカルな編曲によっているような感想を持っています。
ただ、その中でも現代的なサウンドのピアノが特徴的な「土蜘蛛の罠」や、どことなく大陸の薫りの漂う弦楽がメロディを奏でる「渡らずの橋を渡れ」など、これまでのシリーズには見られないテイストも見られています。
シリーズの進展、あるいは作曲年代の違いによってカラーに変化が出ているのは興味深いところでした。
コスパ的にはちょっと気になる部分もありましたが、今回も楽しませていただきました。
シリーズのファンの方にお勧めする形になりますが、今回も良いアルバムです。ダークでいて壮大な地霊殿の音楽世界、お勧めですよ。
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本作は、魔法少女界で「男をどれだけ興奮させられるか」で評定を行うなんてなかなか特殊な評価基準があるらしく、そのおかげで可愛らしい魔法少女にたっぷり絞ってもらえる作品です。
CVを担当されている一之瀬りとさんの演技はやや舌足らずで、人懐っこい感じの可愛らしい魔法少女を演じてくれています。
可愛らしい声で「ちっちゃい女の子の中でイっちやうの?」なんて可愛く責められるの、めっちゃエロかったです。
作品としてはオーソドックスな内容で、なおかつ全体で40分、各シチュで10分程度とわりと手短ではあるのですが、そのエロの濃さはなかなかのものです。
実際、射精シーンは全体で十回を超えているのですが、どれも本当にエロい。単体でも十分使用に堪えるレベルだと思います。
特にイくシーンでは、一緒に気持ちよくなって喘いでくれたりして、いい感じに盛り上げてくれます。最後のシーンに合わせて抜きましたが、自分でもビックリするくらい抜けましたしね。
その最後のシーンではタイトルであるカウントダウンも行われているのですが、ここでは催眠で言うところの後追い暗示の部分が本当に巧みです。
端的に言いますと、ゼロと言ってからの追い込みが素晴らしかった。めっちゃエロかったです。催眠音声作品でも、この執拗さは見習ってほしいくらいですね。
コスパ面で考えても申し分ない良作でした。
他の方が仰られているように、この作品の質でDL数が伸びていないのが不思議なくらいです。強くお勧めしたい良作ですね。
一応作品的には続編の構想がある風な形で〆られていますから、個人的には続編に期待したいところです。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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本作は、東方作品を彩る魔女の面々の楽曲を(中心に)アレンジした音楽アルバムです。
全7曲で43分、一曲平均6分超とじっくり聴かせる内容になっていますね。
サークルさんが設えている型番はHACW-T1023。23作目のアルバムということになりますでしょうか。初出は2012年のようです。副題は「ゆっくりしていったら? アリスとパチュリーに捧げる、寝室的音楽集」。
トラックリストは以下の通り。
1.夢の国のアリス [ブクレシュティの人形師]
2.魔導書は杜の香り [ヴワル魔法図書館]
3.おやすみは読書の後に [ラクトガール ~少女密室]
4.聖泉に抱かれて [神々が恋した幻想郷]
5.添い寝人形 [人形裁判 ~人の形弄びし少女]
6.紅夜に咲く [亡き王女の為のセプテット]
7.悪魔の寝顔は聖女のように [魔法少女達の百年祭]
ざっくりと分類すれば、やはりヒーリング系という分類になりますでしょうか。
おしゃれなカフェで流れてそうなボサノヴァアレンジや、ヴォ―カロイドによる神秘的なコーラスアレンジ、ライブバーのジャズバンドがセッションしてそうなクールな曲など、様々なアレンジの詰め合わせながら、全体的には癒し系のニュアンスが強い。
趣味工房にんじんわいんさんはハードロックやメタルのテイストを取り入れたハイテンポなアレンジが特徴的だと感じているのですが、ここではそうしたニュアンスは排され、また別種のクールさを表現してくれています。
なお、ピアノ、バイオリン、フルートは生演奏の音源を用いているとのことで、凝ってるなーと感心させられますね。ピアノはご本人が担当し、その他は外注でお願いしているようです。
漢字一文字シリーズなどとは味わいが異なりますが、これもまた魅力的なアルバムです。
スローテンポな癒し系の東方アレンジをお望みな方にお勧めしたいアルバムですね。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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本作は趣味工房にんじんわいんさんが制作しておいでの漢字一文字シリーズの第三弾、東方永夜抄の音楽をオケアレンジした音楽アルバムです。
発売は前後していますが、「桜 -SAKURA- 紅響楼閣」「雅 -MIIYABI- 幽冥歌聖」に続く作品で、サークルさんが設けている型番ではHACW-TA1007、七作目の作品のようですね。初出はおそらく2008年になるのかな?
全12曲ながら56分、おおむね各曲4~5分程度の厚みのあるアルバムになっています。
トラックリストは以下の通り。
1.月は遠く [永夜抄]
2.狂乱の蟲王 [幻視の夜、蠢々秋月]
3.闇にはばたく [夜雀の歌声 もう歌しか聞こえない]
4.幻想郷昔話 [懐かしき東方の血]
5.人妖の狭間で [懐かしき東方の血]
6.魔空閃来 [恋色マスタースパーク]
7.夜想に木霊する巫音 [少女綺想曲]
8.狂騒の回廊 [シンデレラケージ]
9.月都夜想曲 [狂気の瞳]
10.美しき月の頭脳 [ヴォヤージュ1969 千年幻想郷]
11.不死の代償 [竹取飛翔]
12.儚月に想いを馳せる [永夜抄]
この作品はシリーズの系譜を継ぐもので、クラシカルなオケアレンジにロックやテクノのテイストを加える手法は相変わらず魅力的です。
オーソドックスな初作、尖っていた二作目を上手く折半した風に聞こえるのですけど、原作のモチーフもあってか、どこか宇宙的な気宇壮大さが宿っていますね。
また、四曲目の「幻想郷昔話」に見られるように、クラシカルなアレンジも目立っていて、そこでは和の幻想世界がふんだんに描かれています。
各曲について書くスペースがないのが大変惜しいですが、今回も大変魅力的なアルバムでした。
全体的に「かごめかごめ」をライトモチーフとして導入しておいでですが、永夜抄から発展した妖しくも儚く激しい音楽世界、お勧めです。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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本作は東方紅魔郷の音楽をロック○ン的にアレンジした、今は懐かしいピコピコ系アレンジ作品です。
サークルさんの設けている型番はHACW-TA1009ですから、おそらくは9作目のアレンジ物でしょう。初出は2008年のようです。
22曲60分となかなかボリューミーですので、たっぷり楽しめる一枚になっております。
FC音源やGB音源を懐かしく聴くことができる世代の方に向いた作品でしょうが、そこで展開されている懐ゲー感は非常に優れたものがあります。
私はロック○ンシリーズのプレイ経験が無いのですが、それでもピコピコ系ミュージックを懐かしく聴かせていただきました。
テクノポップ的な軽やかさ、リズミカルさ、何より同時発音できる音の少なさ。いやあ、良いですね、やっぱりピコピコは。
ちなみにサークルさん曰くでは「途中から、悪魔嬢レミリアになっていますけど」とのことですが、そこでのモチーフは「悪魔嬢伝説レミリア~運命の舞曲~」という形で結実しています。
こちらも DLsite で販売されているので、興味をお持ちの方はどうぞご確認ください。あちらもあちらで魅力的な作品です。
ただし、こちらは完全なるピコピコ、あちらはフルオケですので、その点のみご注意をば。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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21/05/2017
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本作は東方妖々夢の楽曲をアレンジしたものであり、その幽玄な世界を激しい曲調のオーケストレーションでまとめ上げた音楽アルバムです。
12曲54分の内容はボリューミーで、その壮大な世界は始まりの「幽玄境の恋唄 ~ Passege of Cherry Blossom」と終わりの「桜の花が咲くまでに」をリンクさせる形で完結している。
全体を通して激しい楽曲が目立つだけに、そこでのピアノの簡素さは美しく響きます。特にピアノ独奏の「桜の花が咲くまでに」は本当に美しい。
販売こそわりと最近ですが、趣味工房にんじんわいんさんの作品としては三作目だそうで(サークル側で設えられている型番もHACW-TA1003となっています)、初出は2006年。
この漢字一文字シリーズの前作「桜 -SAKURA- 紅響楼閣」が初作のようですから、再販の類になりますかね。
とはいえ、音質面で問題があるわけではありませんので念のため。
前作のオーソドックスな内容から比べますと、よりコンセプトを明瞭にした今作のアレンジはより尖った内容であり、非常にクールです。
ハードロックのテイストやメタルのテイスト、あるいはテクノのテイストなども導入したアルバムのカラーはかなりダークですが、それが原作の音楽の幽玄さとよくマッチしている。
ハイテンポな楽曲が多いだけに疾走感がある一方で、前述した通り最後に落語で言うサゲのような楽曲もあって、頭の曲へと繋がっている。ヘビロテにも向いていますね。
趣味工房にんじんわいんさんのアレンジは何作か買わせていただいておりますが、いまのところ最も気に入った作品です。
各曲について書くスペースはありませんのでこの辺にしておきますが、大変魅力的なアルバムです。
エレキギターが活躍するようなクールなオケアレンジをお求めの方に強くお勧めしておきます。良いアルバムですよー。
Wahl des Genres Durch Rezensenten
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20/05/2017
本作は大変ニッチな「挿入後に関心を失う少女たちに馬鹿にされながらイッちゃうシチュ」が楽しめるCG付き音声作品です。
涼貴涼さんは三つのシチュ、「逆ナンするギャルJK」「図書館での秘め事へと誘う読書少女」「家庭教師を誘惑するロリ少女」を巧みに演じてくれています。
特に誘惑描写における巧みさは素晴らしいものがありました。さすがは涼貴涼さん、どのシチュも魅力的でした。それだけに後半の落差が凄まじいわけですが。
それにしてもマニアックなシチュです。自分勝手な理由で誘惑した彼女らは、自分が満足した途端に冷めた態度で相手を見下します。
そこでの侮蔑を含んだ心の声はかなりドM仕様でして、その落差に燃える特殊嗜好をお持ちの皆様専用の作品ですねー。
罵られるというより、心底馬鹿にされている感じで、つい「おいおい、誘惑したのはお前だろう」とツッコみたくなるほど冷淡です。
そんな三つのシチュで、個人的にお勧めなのは読書少女でしょうか。
彼女は特にわかりやすい我侭さが見える内容で、自分がイッた後の「まだ射精してないんですか……はあ、そういうの本当に困るんですけど」と、あたかもこちらが悪いかのような口ぶりは普通に笑っちゃいました。
ちょっと催したから誘惑して、満足したから終わりです、と完全にトイレ扱いです。めっちゃ最低ですね。いい感じに清楚系ビッチでした。
ちょっと内容面では、心の声パートとの繋ぎがわかりづらい部分もありますが(特にギャルは行ったり来たりで、かつ電話での会話もありますのでその傾向が強いです)、なかなか無いニッチなシチュを描いてくれた作品です。
ただ侮蔑されるのではなく、一度ラブラブな風を出してからゴミクズのように扱われる、そんな落差をお望みの方にお勧めしたい作品ですね。
Wahl des Genres Durch Rezensenten