Tikuwabuさんのレビュー一覧
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本作は東方シリーズの紅魔郷、妖々夢、永夜抄の音楽を採り上げたアレンジアルバムです。
作品内容で説明されていますように全8曲、36分程度の収録内容になっています。ちなみに某秋の姉妹については忘れていたのだとか。(笑)
サークルさんはケルティックアレンジと説明しておいでですが、個人的には和様の、それも秋の色合いが深いアレンジだなと感じました。
この辺はごく個人的な感想になりますが、ケルティックの(というか音楽的には、たぶんアイリッシュ調のという意味合いになると思います。ケルティック・ウーマン的に考えて)リズミックでメロディアスな風情よりも、二拍子的な日本の音楽性を強く感じてしまった感じです。
その意味では、活躍する横笛などは祭囃子を思わせる。実りの季節の喜びを強く感じる明るい秋の空や、祭りでの華やいだ人々の風情ですね。
あくまで個人的な感想ですけど、その辺の意外性を除けば大変魅力的な秋向けアルバムです。
このレビューを書いてる時期にはそぐわないのですが、優しいタッチの表紙絵に似つかわしい、優美な一枚です。強くお勧めしておきます。
ちなみにですが、背表紙のSD化した二人のイラストもなかなか愛らしいので、そちらもお勧めです。
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2017年04月29日
2017年04月24日
本作は、おしゃまなエッチ好きの女の子と遊ぶことになった聴き手が、何度もイカされて、何度もイカせて、二人で明るくエッチを楽しむ音声作品です。
女の子の言う「お兄さんのおち○ちんはおっきすぎるから、何度か射精してちっさくなったらお股に入れてあげるね」という発想は、ありそうな、ありえなさそうな。ちょっと興味深かったです。
CVを担当されている沢野ぽぷらさんの演技は開けっ広げで、明るくおしゃまな女の子を好演してくれています。
明るいながら、その話す内容は大変エロティック。執拗に繰り返される状況説明の隠語はこちらを追い込んでくるものであり、巧みなテキストには大変感心(というか興奮)させられました。
ただ、女の子の台詞と心の声を重ね合わせる演出は、ちょっと聞き分けるのが難しかったです。演出なしのシンプル版も同梱されてますから、そちらを選んだ方がストレートに楽しめるかもしれません。
26分の本編の中で聴き手は複数回(確か4、5回)射精している設定で、コンパクトながら濃い内容になっています。
さすがにコスパは気になるとは思いますが、エロさ自体は申し分ないものですから、chobitのサンプルボイスが気に入った方にはお勧めです。
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本作は東方シリーズの紅魔郷から妖々夢までの楽曲を金管五重奏に編曲したアレンジアルバムです。
ボーナストラック的な最後の「9. 夏へ向けての練習 ~少女練習中~」を除きますと、8曲35分程度の収録内容になっています。
トラックリストは以下の通り。
1. 飛べない巫女はただの巫女だ [ほおずきみたいに紅い魂]
2. クール特急便~いろいろあったけど、あたいは元気です~ [おてんば恋娘]
3. お前は今日から「中国」だ [上海紅茶館 -Chainese Tea-]
4. 咲夜を解き放て 咲夜は人間だぞ! [メイドと血の懐中時計]
5. 橙の恩返し [遠野幻想物語]
6. 霧の湖のレミリア [亡き王女のためのセプテット]
7. フランのばかっ すぐに迷子になるくせにっ [魔法少女達の百年祭り]
8. 藍と紫の神隠し [少女幻葬 ~Necro Fantasy~]
サークル主さんは中高と吹奏楽経験をお持ちの方だそうで(ペットで音大受験経験もお持ちだとか)、ここでの編曲は各楽器を活かした内容になっています。
上述した通り有名曲の編曲物になりますが、実際に演奏可能な音域での編曲だそうで、制作当時は楽譜の制作も進めていた旨がライナーノーツにはあります。
演奏者の方はそうした点(実演の可能性という点)で見ても面白い一枚でしょう。
個人的には繰り返しが効果的な「橙の恩返し」が好みでした。ホモフォニックな編曲は、こうした室内楽形式では特に映えますね。
全体的に優しいテイストのアレンジ(サークル主さんは「癒し系」と表現しておいでです)です。金管の華やかさと癒しが両立している。
表紙の魔理沙が凛々しい一枚、お勧めしておきます。しかし、彼女はやたらとペットが似合いますねー。
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本作は、誘導役の声に従って学生時代を思い出し、その頃使っていた机に成り代わって、しかも隣の席の同級生の女の子に角オナで使われちゃうという大変特殊な催眠作品です。
分類的にはセルフ(手を使ってのフィニッシュ)に分類されると思いますが、角オナが始まってからはフルスロットルで展開。フィニッシュまで全力疾走するような作品でしたね。
同サークルの作品である「青姦催眠」でも感じましたが、俺だけが得する音声工房さんは催眠を効果的に利用しておいでだなと強く感じます。
机に成り代わる、という点で言えば、その誘導はソフトなもので、こうガッチリとリアルに机に成り代わる感じではない。(まあ、そもそもそこは誰も求めてないでしょうが)
しかし、音声催眠における催眠というのは結局「気持ちよくイク」ためのものであり、そうした点で言えば「相手に覚られないで、机に成り代わって女の子のオナニーを体で受け、最後は一緒にイク」という目的は確実に果たしている。
この辺、目的が明確で、そのために催眠をきちんと利用している上手さを感じました。
流れもまた巧みで、誘導役に西浦のどかさん、女の子役に佐月ユーリさんのお二人を起用していることで、喘ぎ声と状況説明を両立させ、臨場感を生み出している。終盤に至るまでのペースアップもまた見事でした。
非常に特殊なシチュ、こだわりの感じられる一作ですが、やっている内容はシンプルに気持ちよくイケるものです。
江戸川乱歩の人間椅子的な悦楽を、催眠という手法で表現した作品、楽しんでみてはいかがでしょうか。それも随分ソフトランディングされた内容ですから、個人的にはお勧めです。
ちなみにですが、私は結局学生時代の机が全然思い出せませんでした。(遠い記憶の彼方でした)
聴く前に思い出してみるか、アルバムなどを見てみた方がリアリティが出るかもしれませんね。
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本作は東方紅魔郷のオケアレンジ作品で、主要な楽曲を様々な形でアレンジを施した音楽作品です。
全17曲、69分と厚みのある内容になっております。
壮大なテーマで始まる2曲目「夜に群がる妖蝶たち」などは正統派のオーケストレーションですが(主題を高らかに吹き鳴らすペットが勇壮です)、3曲目ではなんちゃって江戸感のある楽曲が配置されてます。
そして4曲目にはユーロビートリミックス、とかなり幅のある編曲ですね。「凶月の降魔時計」では咲夜さんらしいクールさを感じるメタル調の編曲が為されています。
とはいえ、基本は正統派のオーケストレーション。「陽炎の都、白日の租界」や「紅い霧に滲む花びら」ではピアノ協奏曲的な側面が強い。
チェンバロから始まる「紅い狂気の継承者」などはまさしく正統派です。ザッツラスボスバトルですね。
ただ、個人的には鉄琴が幻想世界を織りなす「釈放された永遠を抱いて」なんかがお気に入りです。こうした叙情的なニュアンスを出すのが趣味工房にんじんわいんさんは上手いなーと。
長くなってしまいましたが、東方のアレンジ作品で正統派なオーケストレーションをお求めの方にお勧めの一枚です。
興味をお持ちの方はぜひどうぞ。お勧めしておきます。
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本作は、気の置けない仲の世話焼きな幼馴染に丁寧なヘッドスパを施してもらう音声作品です。
昔からの付き合いゆえか、無防備な距離感で話し、世話してくれるツンデレ幼馴染が大変魅力的な作品です。誰かこういう幼馴染ください。
本作はASMR的な要素がありまして、端的に言えばヘッドスパがメイン。状況説明などは最小限に抑えて、炭酸の音やシャンプーの泡立つ音、あるいはマッサージの音などを主に聞かせている感があります。
生音での効果音を活かしたいという意図があったのだと思いますが、効果音の質、音質などの点から見ても良質の内容でしたね。
とはいえ、ドラマ部分に不足があるわけではありません。ツンデレ具合が大変愛らしい幼馴染さんとの会話(という体で展開される音声)はくすくすと笑いが起こってくるような気安さですし、最後の最後まで微妙な距離感が続く感触はこそばゆい感じがありました。
また状況説明が最小限であればこそ、会話そのものにリアルっぽい空気感が出ている点も指摘すべきポイントでしょう。
CV担当、サークル主さんの和鳴るせさんの演技はど真ん中直球のツンデレ幼馴染。素晴らしかったです。堪能させていただきました。
ちょくちょくツンデレながら、何かをするときは必ず気遣う素振りを見せるところなどは、世話焼きな幼馴染感が出ていて大変よろしゅうございました。
今回初めて+ ucca ∫ ucca +さんの作品を買わせていただきましたが、ちょっとダウナーっぽい感じのふりーとーくも含めて、大変楽しませていただきました。
惜しむらくは01と02のファイル間の繋ぎがちょっと弱かったかなーと。それくらいですかね。
それも、些細な傷でしょう。自信をもってお勧めできる良質な癒し系作品です。未聴の皆さんも、ぜひぜひ世話焼きツンデレ幼馴染に癒されてしまいましょう。
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