Tikuwabuさんのレビュー一覧
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ややダウナー系な、あまりやる気なさそうな感じの女の子と援交で、フェラやらパイズリやらを楽しむことになる小品です。
CVを担当しているみつばちゆきさんはクールな感じの女の子をよく演じていて、好演と言っていい内容だったと思います。テキストの持つ淡泊なニュアンスをよく演じておられるなと。
15分程度の短い内容ながら、その内容にはよく緩急が付けられていて、性感を高める演出がよくされている印象があります。
特に、ダウナー系の彼女が吐息を漏らしながらフェラをする様や、パイズリでひかえめな喘ぎを上げる様、あるいは抜きどころまで一緒に盛り上がってくれる様子などは、魅力的なギャップですね。抜いた直後の淡泊さとは好対照でしょう。
援交というお金の関係での情事ですが、プレイ自体は淡泊ではない。この辺は本当によく出来ているなと感心させられました。
プレイが限定されているので好みもあるとは思いますが、短い時間でサックリ抜ける良い作品です。値段も加味して考えますと、お値打ちな作品と言っていいでしょう。お勧めです。
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2015年12月02日
まず最初に書いておきますが、作品内容に関するタグを登録していますので、作品の参考にされる方はそちらを参照ください。
ネタバレを極力避けたい方は、見ないようお願いします。そもそもそういう方はレビューを見ない気もしますが。
本作は、サークルさんの処女作であり、バージョンアップの形式で後から順次アップロードされたことで廉価かつ大ボリュームとなった作品です。
このボリュームでこのお値段というのはちょっと類を見ないのではないでしょうか。私の感覚では、有料作品の相場は一本で千円前後かな、と思うのですけど、収録時間に差はあれど四本でこのお値段ですからね。
その意味で、たっぷり楽しめる一作となっています。
ただ、個人的な感想を述べますと、やや全体的に催眠よりもエロのニュアンスが強く感じられました。それもM向けの、なおかつかなり特殊な性的嗜好をお持ちの方を対象にした内容で、結構人を選ぶかも、と思いました。
M向け作品としても、射精管理や罵倒の類を多分に含んでいます。結構きつめの内容で、それだけにエロいというのもまた事実ですが、多少注意が必要かもです。
あと、たぶん、サークル主さんは催眠について、教本であるとか、別のサークルの作品であるだとか、かなり丁寧に下調べしてからスクリプトを書いたのだと思いますが、それゆえに逆にやや雑然とした雰囲気を生んでしまっている感も否めません。
サンプルで確認できる無料版からして、異種姦、憑依に加え、バイノーラルビートも利用している。やや詰め込みすぎかなーと。一つ一つの要素が弱くなっているようにも思えました。
チャレンジブルなスタイルには好感を持ったのですが、いま少しシンプルな方が入り込みやすいかもしれません。
以上のような感想から、個人的には特殊なM向け作品としてお勧めしておきます。寸止めなどはかなりの強度ですし。
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2015年11月24日
本作はバイノーラル録音を利用した催眠作品です。通り雨に打たれて、店に飛び込んだ主人公はその店の女性と会話を交わし、暇つぶしに誘われて、とそうした流れで展開される作品ですね。
この作品は全体的にバイノーラル録音の距離感を利用していて、終始右に左にと動きながら語り掛けが行われています。耳元での囁きなどはさすがの距離感で、この作品のキーとなるはさみの音の条件付けにおいてはよく活用されているところです。
個人的な感想になりますけど、催眠作品としては少し暗示が弱かったかな、という点が気にかかりました。
催眠の導入自体はイメージによるもので、一般的な方式(深呼吸からの部分弛緩など)からは離れた取り組みになっているのですけど、そちらはごく自然と入れた印象があります。
ただ、そこからの深化がいまいち入りきれなかったんです。その意味で、暗示が弱かった可能性を感じています。
きちんと計測してはいないのですけど、深化部分にはそれほど時間を割いていない印象もあったので、慣れていない方では入り込みづらいかもしれませんね。
ただ、エロ部分においてはお見事でした。パブロフの犬をモチーフにした手法なのだと思いますが、バイノーラルとしての力をよく活用しておられる。
柚木 朱莉さんの演技も、非常に官能の強いものでした。興奮する面においては一切不足を感じませんでしたね。
やや物珍しい趣向での作品でもありますし、ある程度催眠慣れしている方の方が向いている作品かもしれません。その点だけ、述べておこうと思います。
内容的にはタイトルの通りの、それもシリーズ二作目です。
オナニー支援というニッチな作品ですが、CVを担当している秋葉よいこさんの綺麗なお姉さん声が本当によくマッチしていて、その目的をよく果たしてくれているなと。
前作もありますが、やはり同じテキストばかりでは飽きもしますから、作品を楽しむ側からすると新しく作品提供してもらえるのは本当にありがたいところです。
前作から引き続く形により魅力も増しつつ、それでも20分足らずという手頃な時間と、お手頃な価格。NGシーンも可愛らしく魅力的ですし、季節感もよく演出されている(積んでたせいでズレちゃいましたが……)。言うことなしの一作でした。
ニッチではありますが、しかしお勧めしたい一作ですね。興味をお持ちの方はぜひ体験版を聴いてみてください。癒されますし、なおかつ興奮が増進しますよ。
シリーズ本編は未プレイでの感想です。
パッケージからもわかりますが、悪堕ち物ですね。トイレでイケないことをするお姉さんが出る、という噂を耳にした少年がそのトイレに足を向けて、そこで本当にお姉さんと出会ってしまい……というストーリーの「ダークネス様の淫靡な日常」がメインの一本です。
きちんとしたメーカーさんの作品ですから当然かもしれませんが、絵が本当に綺麗ですね。そこに惹かれて購入いたしました。
シーン回想的に言いますと、先述した「ダークネス様の淫靡な日常」が四つを占め、「ラミアカレンの淫靡な日常」が一つ。メインは前者ですね。
ダークネス様の方は、トイレで出会った悪いお姉さんに誘惑され、何度も逢瀬を繰り返すうちに衝動を抑えきれなくなった少年は彼女に襲いかかり、本番まで到ってそして……で終わりではなくて、悪堕ち物としてその後の怪人姦まで描かれています。
ここでの怪人姦はなかなかマニアックなところまでプレイしていて、詳細は割愛しますが、その辺はタグチェックをしてあるのでそちらを参考にしてみてください。
ラミアカレンの方もそこそこマニアックですが、あどけない少女の絵柄が良いですね。ラミアにアナルを責められながらの手コキ、という官能と(絵柄と)のアンバランスが、より扇情的に仕上げています。いつ廃棄されるかわからない飼われる立場というのもまた、絶望的なエロスがよく演出されている部分でしょう。
内容的にはエロオンリーで物語はないので、その点だけは注意でしょうか。
ただ、その内容は濃いものです。絵柄も綺麗ですし、気になる方にはお勧めしておきます。私は378円の折りに買いましたが、正規価格でも十分お値打ちだと思いますよ。
2015年11月23日
今作は健気に尽くしてくれる姉と、姉の彼氏である聴き手を誑かす妹の二人によるエロが楽しめる作品です。
ちょっと珍しいなーと思ったのが、CVをお一人が担当して演じ分けしているのではなくて、お二人(長瀬ゆずはさんと冬宮あずきさん)が担当されているところ。この辺は徹底されているなと、かなり感心させられました。物凄いチョイ役の服屋の店員さんまで別の方が担当されているのですから、これは凄いです。
基本的には、彼女の近くで逆寝取られされるシナリオを楽しむもので、姉のしおりとの会話シーンでは的確に罪悪感を抉ってきてます。この辺は非常に容赦がない。
妹のちゃむにしても、いわゆる「ち○ぽには勝てなかったよ…」的なセックスシーンでのデレもあって、甘く堕ちてゆく感覚が堪能できます。
ただ、個人的には、健気に過ぎるしおりの話の方が魅力的だったかな? がっついている(だろう)彼氏になんとか応えようとしている姿なんかは、本当に愛らしい。良い子ですよ、ホント。
アブノーマルな内容ですから、ちょっとシナリオ的に人を選ぶところがあると思いますが、丁寧に作られた作品ですし、プレイ内容に興味をお持ちの方はサンプルをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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2015年11月22日
小粋さん扮する、やや蓮っ葉なお姉さんの牡丹さんとのやりとりが三本収録されたお得なセットですね。
当初は「耳かきをしに来たんじゃないんだろ」とどことなくやさぐれた印象のある牡丹さんでしたが、弐で胸襟を開き、参ではデレにデレたプライベートの話から始まる変化があって、お客としての関係ではあっても、そこに深まるものが楽しめるのはセットとして魅力的でしたね。
全体で5~6時間程度の収録になっていますし、ボリュームから見ても非常にお得なセットでした。エロ良く、シナリオ良く、本当にお得です。
とはいっても、価格としてはそこそこのお値段ですから、元の壱、弐、参の販売ページで体験版を確認することをお勧めしておきます。どうしても、合う合わないはありますからね。
個人的な感想を付け加えますと、オマケでついてきている牡丹さんと小粋さんによる二人ラジオは物凄く楽しいものでした。
これだけで30分、いや20分でいいので作品に仕立ててくれないものかと思うくらい、もう本当に楽しい掛け合いをしてまして。
惜しいくらいなのだから、オマケとしては本当に上質なものです。お買い求めの方には是非ともお勧めしたいところですね。
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今作はエイリアン的な生物に襲われる、SFボイスドラマですね。
決してエロが疎かというわけではない、むしろドラマの中で展開される官能的なシーンは大変魅力的なのですけど、それでもこの作品の肝はドラマだろうなと。この手の作品には珍しく、半分以上の時間(前半部)がドラマに割かれていて、ストーリー重視という意図が読み解けるところです。
そのストーリーにしても雰囲気の出た良質なもので、古き良き異星人物のハリウッド映画を思わせるような、不気味さがよく演出されたミニドラマでした。
CVを担当している長瀬ゆずはさんが朗読形式で物語を進めているのですが、お見事でした。演じ分けもさることながら、残忍な不定形生物が快楽で主人公を打ちのめしていく様などは本当に素晴らしく官能的でした。
情け容赦のない、人間を下等な生物だと見下しきった相手による官能ですから、すこぶるM向けで、そうした意味で人を選ぶところはあるでしょう。
その点だけ留意すれば、ドラマも充実し、エロにも申し分のない良質な作品です。お勧めしておきます。
徹頭徹尾、終始甘々な同棲中の彼女との一幕が描かれた一作です。タイトル通り、休日の朝に彼女とベッドでいちゃいちゃする感じの作品ですね。
二つ目のトラックでは「Sっぽく、上からささやく」と説明されているのですけど、個人的な感想で言えば、そこも含めて本当に終始甘々でした。癒し要素100%でしたよ。
良い作品で、だからこそ逆に語ることのないような、それくらい良い作品でした。
休日の朝からマッサージで癒してくれる彼女の優しさやら、グミを一緒に食べるパートの本当にダダ甘なエッチさ加減、騎乗位での彼女の乱れ方など、一つ一つの質が高く、だからこそ、ここが良いと一つだけを語るようなことができないんですよねー。
良い彼女さんです。これくらい可愛らしく素直に甘えてこられたら、堪らないものがありますね。
本当に良い作品です。日々の仕事に疲れている方などには本当にお勧めですよ。聴いて癒されちゃいましょう。
2015年11月18日
ver2.0のアップデート後の作品を使用しての感想です。
いや、本当にこれはかなりハードな作品ですね。この手の寸止め作品に馴染みがない身でして、正直に述べますと優しい設定でもクリアが困難な印象でした。ど、どうすりゃええんや……。
今作はイヅカさん扮する、かなり癇の強い感じの女の子・茜ちゃんにカウントダウンで寸止め地獄を味わわせてもらえると、そういう作品です。笑い方なんかは、本当にその年代らしい甲高さで、アニメ声的なロリ感とはまた違っていますね。
そんな声で為される罵倒や憐みはかなり明け透けなもの。かなりしっかりMの方でないと快楽に変換するのは難しい印象でしょうか。
特に、出しちゃった時用の選択肢(バージョンアップで追加された分のようです)はなかなか惨めで、ここまで来ますとドMの資質が試されるなと、そう感じましたね。
なので、カウントダウンでのオナニーや寸止めに慣れている方、それもMの方、と対象を選ぶ作品ではありますが、演技の質や絵柄などは申し分ない。質の高い作品です。
処女作としては驚くべき良作ですから、興味をお持ちの方は自身の経験やM度と相談しながら挑戦されてみてはいかがでしょうか?