Tikuwabuさんのレビュー一覧
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2015年11月16日
タイトル通りの作品ですね。いつものお相手の娘が彼氏ができたとかなんとかで関係が切れちゃったところ、街中で黒ギャルに声をかけられ……というところから始まる援交の物語です。
黒ギャルJKとおっとりお嬢様風JKの差別化はされていて、二人ともお金にはうるさいですが、プレイのニュアンスは違っています。特に後者の紗耶はかなり甘ったるい甘え方をしてきていて、内容の濃いものでした。
その一方で、金の切れ目が縁の切れ目エンドはなかなか諸行無常な代物で、あっさりとしたそのエンドにはむしろ感心させられました。だいぶ欲しがってたわりには、淡泊なんですよね。
このシリーズは初めてなもので、その観点からしますと、そこそこテキスト量が多い印象です。
一枚のCGに複数の会話が記述されているような感じですね。
その点と、後は妊娠部分の描写がわりと淡泊なことを除けば、内容面では濃いものだったと思います。作品の雰囲気が気に入れば、十二分に楽しめる内容でしょう。
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2015年11月15日
本編(TS魔法少女なお!)未プレイでの感想です。
今作は、この作品単体で言いますと、バニーさんが働いているバーで一際綺麗な二人が、オーナーさんとフェラしたり、オーナーさんの指示でポールダンスしたりしているのを見て抜くと、そういう作品ですね。
主人公視点ではエロは(おまけ程度にしか)ないので、この場合はなんと分類すべきなのかなと少し考えてしまいました。見抜きでいいのかなあ。
あくまで他人の女であり、他人同士のプレイを見る作品であるため、そこに生まれる嫉妬心や「貴方には手の届かない存在なの」などと挑発されることによって興奮することに主眼が置かれています。その点は気をつけておくべき点でしょう。
内容的にはなかなか熱っぽくプレーに興じてますし、何しろこの廉価ですから、興味のある方にはお勧めしておきます。
ちなみにサンプルの左側の子がフェラを担当、右側の子がポールダンス担当です。
2015年11月15日
各々事情が異なる女の子たちが、援交で身を売りながら性的には無反応であると、そういうCG作品集ですね。
結構それぞれの弁別がしっかりしていて、まだ性的に未発達な子もいれば、明らかに生活のために身を売っている子もいる。この手のシチュでは定番の本やスマホのような小物も使われていて、キャラ分けがしっかりしてるなあと感心させられました。
プレイ内容としてはシンプルなのですけど、本編の中出しにも無反応な内容と、中出しを嫌がる正統派な内容のおまけの対比は面白いですね。
どちらを振りとして、どちらをオカズにするのかは人それぞれだと思いますが、そのコントラストは互いをより興奮させる材料にしてくれています。流れで読んだ方が効果的ですね。
内容的にはマニアックですけど、無反応系に関心がある方なら十二分に楽しめる内容だと思います。
2015年11月14日
本作は、宗教系の訪問販売を主題にした音声作品です。押し売りとタイトルにあるように、やや強引な手法で売りつつ、そこに快楽のご褒美を加えることで聴き手をハマらせていく、そういう作品ですね。
前半部の教義の話などは、なかなかいい具合に胡散臭い内容でして、ネイティファスさんらしいややギャグ調のテキストがなかなか笑いを誘うところがあります。その一方で、単なる会話の中にも「聞きようによっては卑猥なワード」を織り込んで興奮を誘い、エロシーンではまた違った雰囲気を演出しています。
このテイストをCVを担当した花見るんはよく演じておられますね。かなり目まぐるしい展開なのですけど、それをきっちり演じ分けておられる。エロにも申し分なく、お見事でした。
前半の1、2のトラックは押し売りをメインにしている一方、後半の3、4のトラックはキメセクをメインにしていて、その意味では一粒で二度美味しいところでしょう。
特に後半部は、セリカお姉さんも一緒にキメているので、その演技なども見どころ満点、4ではバッドトリップを避けるためにフェラで誘導しながらお金の取り立てをしているのですけど、ここでの追いつめ方などは本当に巧みです。官能のテイストが実に見事でした。
一方で、前半はやや催眠めいたテキストを用いていて、そこでの催眠と洗脳を混同したような内容は少し気になるところがありました。催眠としてもショー催眠的な要素を採っているようで、ややファンタジックです。(催眠中の記憶が無くなっている設定などは顕著な例でしょう)
その意味で、個人的には後半の方がお勧めできる内容だったんじゃないかなと、そう思っています。3のキメセクシーンの誘惑などは、本当に官能的でした。
内容的には人を選ぶものですが、キメセク好きには勧められる作品だと思います。お好きな方は聴いてみてはどうでしょうか?
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催眠作品にはそれなりに馴染んでいるつもりなのですが、ハッキリ言ってこれまでで一番深く入り、一番イッた作品です。いや、素晴らしい作品ですよ、これ。
今作は、艶めいた関係のメイドさんにオイルマッサージでゆっくりと落とされて、ドライまたはセルフのエロパート(もったいないので内容は伏せます)によってガッツリと楽しませてもらえる催眠作品ですね。
CVの野上菜月さんの演技は、さっぱり可愛らしい感じの絵柄と比べますと、やや艶めいたようなものを感じます。身体を交わした関係から来る狎れと言いましょうか、その距離感は実に心地よいものでした。
この作品の最大の特徴は、癒しでしょう。オイルマッサージという導入自体がそうですが、本当に柔らかく誘導してくれて、正直これ(オイルマッサージ部分)だけで一つ作品に仕立ててくれないかと思うくらいの心地よさでした。
催眠なので、最初はゆっくりと丁寧に進め、次第に各所は省いていく。それがもったいないくらいなんですよね。
この癒し要素はドライパート(御奉仕のファイル)に引き継がれていて、純愛要素の強いこちらの方が好みでしたね。セルフパートにはやや意地悪めいた要素もありましたので、それも楽しいですが文脈ではドライに軍配が上がるかなと。
ただ、このドライパートがなかなか強烈な代物でして、今までで一番イカされましたよ。
その意味も込みで、ドライとセルフを通しで聴くのはお勧めできないでしょう。
一応聴けないこともない旨が聴き方のテキストファイルで触れられていますが、ドライパートの盛り上がりから展開が一転するので意識が付いていかない(催眠が解けやすい)ですし、体力的にもかなり厳しいです。
絶品でございました。個人的にはあまり作品の聴き返しはしないのですが、この作品はかなり聴きそうです。
良い作品をこんな価格でありがとうございました。超お勧めです。
2015年11月11日
題材としてはバイノーラルマイクを用いて作られた、複数の声による催眠作品ですね。基本は左右からの声なので、双子系の作品というとイメージとしては近いでしょうか。
カウントダウンから来るドライでの連続絶頂(持続的な絶頂)がメインであり、複数人数による演出が官能を高めてくれるような内容になっています。
CVを担当した紗藤ましろさんの演技は卓越したもので、蠱惑的に誘導してくれています。エロ部分における演技もさすがのもので、エロトランスさんの作品では特に官能の色の強い作品ではないでしょうか。
暗示も丁寧に行われていますので、47分程度の手短な作品ながら深く催眠に入ることができます。
個人的な感想を一つ加えますと、この作品はチュパ音有りと無しの二つのファイルが収録されていて、注意事項では無しの方のファイルが(初回は)推奨されていますが、個人的にはチュパ音有りの方が入りやすかったかな。
いまどこでチュパチュパされているのかが(無しの方は)把握しづらいので、少し戸惑いもあって催眠の深さが薄れた感がありました。
とはいえ、チュパ音有りではそちらに耳がいって暗示に集中できないということも考えられますので、この辺は一長一短、あるいは好みでしょうか。
あくまで一使用者の意見として、有りの方が入り込みやすかったと、そういう感想を参考までに記した次第です。ちなみに私は、音声作品でも必ず効果音有りを選ぶ人間ですので、嗜好の問題はあるものと思われます。
猫カフェのようなノリで女子校のJKと触れ合える文化祭の模擬店を描いた音声作品です。
プレイ的には三人ともおおよそ同じなのですけど、そのプレイの過程や雰囲気は見事に違っていて、スクリプトも声優さんの演技も際立って優れていますね。
可愛らしい感じのさくら(CV七凪るとろさん)、ノリのいいギャルのリカ(CV秋野かえでさん)、本当は厨房担当だったので戸惑い半分のサキ(CV秋川ひなたさん)と、誰が良いかは好みの問題でしょう。
ただ、それとは別に、通しで聴くとなかなか面白いなと、そういう部分でも面白さを感じましたね。
ストレートで甘々なさくらに比べ、ギャルのリカはテンションの高さとエロシーンの淫靡さのコントラストがなかなか官能的で、サキのたどたどしさはより淫靡さを増しています。
さくらが振りみたいになっていて、後の作品が効いてきてるんですよね。特に「いやいや、そりゃ察するのは無理だって(笑)」とわりと普通に笑ってしまった、JKカフェのコンセプトを半ギレで説明するサキなどは本当に良いシーンでしたね。
もちろんエロとしても申し分ない。個人的にはリカ、サキの二人が好みでしたが、さくらのシンプルで開けっ広げな雰囲気が好みの方も多いことでしょう。
手コキまでで終わる微エロの雰囲気もよく、作品のまとまりとしてもよく、良い作品でした。お勧めです。
今作は、拷問官という立場であるらしいイリスというわりとキャピキャピした(死語)可愛らしい女の子に、何度もなじられ「気持ちいいと言いなさい」などと強要され、屈服させられる作品です。
射精をすると注射された薬によって記憶が壊されてしまう、そうした喪失への恐怖と、その裏返しにある破滅してしまうことへの背徳的な快楽が背景にあって、出してはいけないシチュで屈服させられるのは、二重に官能的ですね。
秋野かえでさん扮するイリスちゃんは、それはまあ楽しそうにSっ気全開で主人公を責め立てます。
その緩急も見事なもので、最後のカウント自体はあっさりしたものですが、そこまでの追いつめ方は本当に優れたものです。
Mっ気のある方なら、こういう「心から楽しんで責め立てている」タイプの女の子に屈服するのは大変心地よいものではないでしょうか。何度もその類の台詞を強要されますから、入り込みやすいですしね。
総じて良い作品でした。本番がないのは惜しくもありますが、この作品としては当然かもしれません。
可愛らしい女の子の快楽拷問に関心をお持ちのMの方、お勧めですよ。
バイノーラル風に仕立ててある、同棲中の彼女との甘々な生活のワンシーンが描かれた音声作品ですね。耳かきと添い寝に、後は雨の音と甘い会話とが加わるイメージでしょうか。
作品の聴取はMP3プレーヤー&イヤホンで行っていたのですけど、この感想を書きながらヘッドホンで聞いておりましたら、こちらの方がより楽しめるなと。もちろん機種にもよるでしょうが、ヘッドホンの方が望ましいかもしれませんね。
それにしても、CVを担当しておいでの浅見ゆいさんは素晴らしい演技を見せてくれています。
会話の自然さもさることながら、同棲して間もない彼女の雰囲気がごく自然に出ていて、その初々しさや、相手の忙しさに慣れていないような心からの気遣いが本当に心地よい。カップルとしてはわりと深めの関係でしょうが、どこか初々しいんですよね。率直な甘えや愛の囁きなどは、本当に魅力的でした。
イラストも魅力的ですし、こんな彼女と一緒に微睡めたら本当に幸せだろうなあと、そう感じさせてくれるような癒しの作品でしたね。
惜しむらくは、(イヤホンでは)ちょっと耳かきがゴリゴリ行き過ぎに聞こえたかなと。それくらいですかね。
実に心地よい作品でした。仕事疲れした方なんかには特にお勧めしておきます。彼女が無性に欲しくなる副作用があるかもしれませんけどね。
2015年10月13日
これはさる知人の男の話、彼は山登りを趣味にしているが、ある折に雨に打たれ、ほうほうの体で山道にあった山小屋へと寄ったのだが……といった始まりの怪談話です。
今作は怪談師が語ってくれるという作品で、CVの古都にうさんは物語に出てくる「女」と語りを行う「怪談師」とをきっちり演じ分けてくれていますね。「怪談師」はややあどけない風ですが、「女」は大人の女の風情で、物語では二十代前半とありますが聞こえる感じではいま少し上の印象でした。
これは私見ですけど、怪談と言う以上に狂気的な要素、それもヤンデレ的な要素を感じてしまいました。
もちろん、怪談という体に違いはないのですけど、特に終盤の女の喘ぎに交じる笑い声などは、非常に狂気的な官能を秘めています。ゾクリとする感覚は大変よろしゅうございました。
怪談のテイストとして、全体的に文語調、それも古風なものを用いていて、たとえば「夕餉を共にする」ですとか、たとえば「一物」ですとか、そうした表現を用いているのも特徴でしょうね。
あと、これは体感的なものですけど(きちんとは確認していません)、ややフェラに重点が置かれていた印象があります。下品なくらい熱中するような様は、フェラ好きな皆様も満足の質と量ではないかと。
ややロリっぽい怪談師さんがエロいことを言ってくれるわけじゃない(お姉さん風な、話に出てくる「女」がエロいことをしてくれる)点だけ注意すれば、お勧めできる作品です。
現代怪談、あるいは都市伝説に分類されるべき内容だとは思いますが、それに即したオチも付けられていて大変納まりの良い作品でした。