Tikuwabuさんのレビュー一覧
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欲張り過ぎは禁物ですね……。自分の体力や性的傾向と要相談というのは、催眠に限らず音声作品では基本でしょうか。
そんな感想はさておき、本作は催眠によってゲームの世界を疑似的に体験して、サキュバスさんにたっぷりエロエロな魔法で状態異常にされてイッちやう作品です。
彩音 まりかさんは妖艶な演技をしてくれていて、本当にエロエロです。色っぽい喘ぎ(を含めた語り口)やリップ音は、本当に素晴らしい。フィニッシュ時、甘い声で「イけ、イけ」と言われてしまうと、堪らないものがあります。
さて、本作は複数のトラックによって構成された作品なのですけど、実は自分で組み立てることが可能な作品なのです。
特に4の二つのトラックは選択制です。そこに5-1のファイルを挟むことで二つのフィニッシュを体験できますが、基本は一つにすべきかもしれません。
まあ、うん。そのですね、私は欲張って二つ入れて、一度イッてから「布団熱いわ……」と催眠が解けちゃったものでして……。
4-1がセルフ、4-2がドライのフィニッシュなので、せめて4-2→5-1→4-1の順なら違ったかもしれません。個人的には、両方を入れる場合はこの手順をお勧めしておきます。
あと、敵に弄ばれるという設定ですから、相手をしっかりイメージする必要があります。パッケージ絵をきちんと見ておくとよいかもしれません。
とまあ、いろいろ書きましたが、この作品の質の高さは確かなものです。丁寧で、執拗な催眠誘導と、フィニッシュ時のエロ度の高さは特筆すべきものでしょう。4-2なんて歯噛みしながら聞いておりましたとも。
ややM向けではありますが、罵倒の類はほとんどありません。そうした嗜好のない方でもすんなり入れて、たっぷり楽しめる作品だと思います。
良い作品ですよ。サキュバスさんに弄ばれたい方に、強くお勧めしておきます。
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2015年09月13日
やや特殊なシチュで、クールな女の子に淡々と絞られるお話です。特殊なシチュというのは、国の査察的な立場である性癖監査人による性癖のチェックという体裁を取っているんですよね。
その意味で、事務的に絞られる系統の作品に分類すべきでしょう。秋川ひなたさんは終始クールに、抜きどころではややSっぽく強めの言葉を使いつつも、基本は淡々とペースを変えずに絞ってきています。
本作の特徴は、変態かどうかを調査するという体際に則った、やや変態的な意味での性的興奮の喚起でしょう。
なんか難しく書いてしまいましたが、たとえば最初のトラックにありますように、監査人がトイレを済ませるシーンがあります。この前座のシーンなども(これまた体験版で確認ができるところですが)性欲を掻き立てるために利用されている。
その意味で、プレイそのものよりも、そこで使われている変態的なシチュが強い意味を持っていますね。
その点が非常に巧みで、「こんなことで興奮してはいけない」という注意喚起や、「こんなことを想像してはダメですよ」という執拗な性欲への間接的なアタックなど(人間って「失敗するな」なんて言われると、逆に失敗することを想像してしまうものです)、ぐいぐいと性欲を掻き立ててくれる。
プレイとしては、あくまで事務的なものですので緩急には欠けていますが、底上げしていくように性欲を高めるこの感じが(体験版を聞いて)気に入ったならお勧めできる作品です。
フィニッシュがさすがに弱いところもありますが、ムラムラっと性欲を掻き立てられる良い作品です。変態的過ぎない変態的なプレイに興味をお持ちな方にはお勧めですよ。
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2015年09月04日
説明文にある「イケない快楽」という言葉からもわかる通り、前作のレイプ・サウンド・ガールとは少し違った趣向で展開されるM向け作品です。
それにしても、本当に紅月ことねさんのサディスティックな演技は素晴らしいの一言です。罵倒も憐憫も嘲笑も、そのどこかに甘く滴るような色気がある。脱帽ですよ、ホント。
作品の説明にもあるように、この作品は前作を聴いているとより効果を発揮する内容となっています。
この作品だけで堪能できないかというとそうではなくて、例えて言いますと「良い先生の授業だから内容は必ず理解できるけど、予習しておいた方が理解が深まる」的な感じです。トピックと言いますか、素材を飲み込んでおいた方が入り込む深さが違うんじゃないかと。
繰り返しになりますけど、決してこの「ヒプノドラッグレディ」一本で楽しめないというわけではありません。念のため。
非常にヘビーな作品なので、体力のある時にやることをお勧めしておきます。内容は素晴らしいので、疲れてるせいで寝てしまうようなことはないかなと思いますが、体がついてきませんのでお気をつけあれ。
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この作品はJKさんと体育倉庫で、生ハメ中出しというご褒美を賭けてオナ指示による射精我慢ゲームをするというものです。
これって結構、負けてお金を巻き上げられる類が主流だと思うんですけど、本作では(トラックでもわかりますように)最後まで主人公が耐えて、ご褒美エッチをさせてもらえちゃうと、そうした展開になっています。
オナ指示してもらって気持ちよくなって、しかもエッチまでできちゃうんだから、主人公のリア充感は半端ないですね。
CVのみる☆くるみさんは、夏の音(体育倉庫の外から聞こえてくる道路の音など)の中で涼やかに語り掛け、それでいてねちっこく演じてくれていますから、夏にピッタリの逸品ですね。
体育倉庫という状況に即したテンポの指示も丁寧な仕事で、良い作品です。コスパも高いですし、お金を巻き上げられて馬鹿にされたい方はちょっと目的から外れてますけど、その点だけ注意してもらえたら、強くお勧めしたい作品ですね。
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2015年08月29日
まず最初に改めて指摘しておきますが、この作品は明らかにM向けの作品であり、罵倒、嘲笑を多く含みます。
その意味で、個人的にはあまり癒し要素は感じなかったかも。
万年床(の擬人化)である語り手は終始ゆっくりとした口ぶりで、時に罵倒し、時に自分を解放するように語り掛けたりする。それに乗って気持ちよくなる感じの作品ですね。
全体的には運動支配による催眠作品で、さまざまな行動を要求されます。その意味で、催眠としては結構相性があるかもしれません。
それに学生時代へと帰っていく時間遡行もさらにプラスされてますので、本作を楽しむ前に学生時代の(エロ的な、あるいは妄想的な意味での)思い出を少しさらっておくとスムーズかもしれません。
決めつけるような表現がやや気にかかるところではありますが(あなたはこう感じている、と断言される感じです)、M気質の人間としてはダウナー系のお姉さんから「あなたは変態的な快楽を楽しんでるでしょ」と断言されるのは、それはそれでご褒美ですかね。
なお、掛け布団使用によるオナニーですので「掛け布団無しでもいっか」とならないように注意喚起しておきます。
朗読で進行される、搾精人形の恐怖物語です。明らかに人形、だけれど局部が作り込まれたどこか淫猥なそれに惹かれた「あなた」は、心が鳴らすアラートを無視してそこに挿入してしまう、それが破滅への道だとも気づかずに……という展開ですね。
大山チロルさんの語り口は本当に素晴らしいですね。湿り気が強く、硬軟・緩急を織り交ぜた語り口で、怪談話の世界へとすんなり引き込んでくれる巧みさでした。
この作品では、終盤に搾精人形が声を発するのですけれど、その声無しバージョンと、声有りバージョン二種の三種類が収録されています。(効果音の有無も合わせれば六種)
声有りでは狂気アッパー系、狂気ダウナー系がありますが、個人的にはアッパー系を強くお勧めしたい。
と言いますのも、この作品はホラーとしてのニュアンスが強く、エロが恐怖を強めているんです。恐怖がエロを昂らせる感じではなく、あくまでホラーが主体ではないかなと。
その点で言いますと、アッパー系はホラーに重点を置いている。逆にダウナー系はエロに重点を置いているように感じられましたので、個人的にはアッパー系を勧めたいとそんな次第です。
声を担当している七凪るとろさんのアッパー系の熱演は一聴の価値がありますよ。エロ目的の方も、一度は聴いてみるべきものであると強くお勧めしておきます。
個人的な話で恐縮ですが、こんなよくできたホラー作品をよくもまあ深夜に一人で、しかもこの素晴らしいイラストをじっくり眺めながら聴いたものだなと。いや、背筋が凍るような体験でしたね。
人一倍怖がりなんですけども、朗読で言うように、ついつい怖いもの見たさでこういうことをしてしまうのですよね。
最後の射精カウントダウンに合わせて抜きましたが、背徳感と恐怖とでゾクゾクしっぱなしでした。夏に合う、本当に良い作品です。お勧めですよ。
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2015年07月28日
バニーガールさんと梅酒を飲みつつ、誘われてvipルームに行き……といった展開で始まる作品ですね。
CVの霜月優さんはわりとハキハキと喋っておられるので、元気のいいお姉さんといった雰囲気がありますね。エロシーンでのねちっこさと良い対比になっています。
内容的に言いますと、催眠的な要素よりも、エロシーンでの「官能小説の朗読」的な要素の方が強いでしょうか。想像でドライに到る感じですね。
文語的な表現も散見されますし、そうした朗読に関心を持っている方に向いている作品ではないでしょうか。
催眠として見ますと、催眠の導入~深化はファイルで見てもわかりますとおり、15分少々ですから、かなり手短ですね。導入も段取りよく進んでますし、慣れてない方だとちょっと辛いかもしれません。
2015年07月25日
音を利用した催眠音声作品で、連続絶頂要素を含んだ催眠音声作品ですね。
私は音撫屋さんの作品を初めて購入したのですが、本当に音の質が高くて、まずそのことに感動してしまいました。催眠に利用している一つ一つの音の透明感は本当に素晴らしいです。
かの仔さんの誘導もまた、その音の世界にマッチしたような涼やかさと甘やかさを備えていて、音世界にトリップしたような感覚がありました。ある種の癒しと言っていいかもしれませんね。
この作品自体は2013年のものですけど、新しい催眠音声作品の制作予定があると仄聞しましたし、楽しみに待ちたいところですね。
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いくつかの画像を用いた催眠音声作品です。M男向け、それも後ろめたさなんかを持った、堕ちきってない方に向いた作品ですね。
画像はシンプルなんですけど、サディスティックな表情が非常に魅力的なところ。あと、音質が高くて、その点でも丁寧なお仕事をしておいでですね。
内容的には、その長さ(一時間四十分)からもわかりますけど、本当にじっくりと催眠を深めていく丁寧な作品です。
座って、動画の目をじっくり見るという物珍しい形式ではありますが、落ちる感覚は相当なモノがあります。正直に言えば、目をつむった際の浮遊感に恐怖を感じてしまったほどです。ジェットコースターが苦手な方は、ちょっと注意が必要かも。
CVの桃華れんさんはゆっくりとした喋り口で語り掛けてくれますから、言葉の浸透率も高い。かなり入りやすい方の催眠ではないでしょうか。
負かされる屈辱感などを利用している作品なので、ドMに堕ちきってる人にはもしかするとちょっと向いてないかもしれませんが、M向け作品として質の高い作品だと思います。
ただ、かなり長めの作品で、座りながらパソコン等の画面を観続けるわけですから、結構疲労します。なので、休日等の「時間がある」「すぐに休める」状況での使用をお勧めしておきます。
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脳姦は初体験で、正直それほど興味があったわけではないのですけど(表紙に釣られて買いました)、十二分に楽しませていただきました。
CVの誠樹ふぁんさんは、やや舌っ足らずな可愛らしい演技をしていて、癒される部分が大いにあります。疲れを取る方法がある、という導入に合致した演技でしたね。
内容的にはドライ、セルフの二つのパートがあって、あくまでセルフパート(2.5)はオプションのようですけど、ここで一つ注意をば。
おそらくですけど、このパートは2の後に入るものなのですが、リスト的には2の前に入ってしまっています。そのままで聞くと順序が逆になってしまいますので、名前をいじった方が良さそうですね。
私自身は最初からそのつもりで変えて聴きましたが、たぶんこれが正しい方法だったのだろうと思います。
内容的には非常に良くて、脳姦初体験の私でもビクンビクン楽しめるような丁寧なお仕事だっただけに、この点は本当に気をつけるべきかなと。
あと、セルフパートは自分のタイミングでイって構わないようなので、じっくりねぶられている中で気持ちよくイクと良いでしょう。射精のタイミングに関する指示はありませんね。
いろいろと書いてしまいましたが、触手物の初心者から中級者まで広く楽しめる良質な作品だと思います。マニアックな世界観ですが、お勧めですよ。
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