Tikuwabuさんのレビュー一覧
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いやはや、恐れ入りました。これほどの密度で、催眠とストーリー性を融合させるとは。
怪しい団体にフリーライターが問い合わせたところから物語は始まるのですが、本当に早い段階から催眠導入が始まり、どっぷりと深いところへと落としながら快楽地獄に落とします。
ドライ、セルフの両方の展開があるのですけど、あまりの密度に目まいがしそうなくらいです。ちょっとハシゴして聴いてたもので(しかも前に聴いたのが大物でして)、疲労感から集中がほどけがちになってしまって、この内容を十全に楽しめているか自信がないくらいです。
特にドライの方が強烈で、もしかすると今までで一番感じたかも。重ねていく絶頂の果ては、空恐ろしいものがありました。
惜しむらくは、セルフのフィニッシュが少しわかりづらいところでしょうか。
まあ、素直に、出そうになったら出しちゃえばいいかな、とは思いますけどもね。バイノーラルで右左からの挑発なので、最後は一緒に責めてくるのかな、と思っていてちょっとタイミングを逃しかけました。
CVを担当している沢野ぽぷらさんの演技は神がかっていて、神妙ながら蠱惑的な二人の女性を巧みに演じてくれています。いやあ、本当に素晴らしかった。
前段の十分ほどのマッサージがやや手間にも感じられますが、それも含めて非常に素晴らしい作品でした。数字を扱った作品なのでやや特殊ではありますが、自信を持ってお勧めできる作品ですね。
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2015年07月03日
好きな相手をローション手コキで意地悪しながらイかせちゃう女子学生さんの音声作品です。
会話調の内容などを聞いていますと、とあるシチュを切り取ったような作品に感じられますね。それを聴き手である我々は横合いから眺めているようなニュアンスでしょうか。
十分ほどの長さであり、寸止めも一度のみですから、ねっとりとしたタイトルからしますと、わりとさっぱりした作品です。CVのみる☆くるみさんはねっとりとした好演を見せてくれていますが、私個人の感覚としてはそう感じられましたね。
というような具合なので、意地悪な女学生さんを覗き見するような感覚で夜のオカズにすることをお勧めいたします。
切り取ったような、と言っているようにわりとすぐプレイが始まりますんで、先に準備を済ませておいた方が良いでしょうね。
2015年07月01日
誠樹ふぁんさん扮するサキュバス(的な存在)が、後ろから抱き付いて耳を嘗めたり息を吹きかけたりしながら、エロチックな語り掛ける作品です。
ふぁんさんの演技は低音に抑えられた重めのもので、年上の女性に絡めとられるような、そういうニュアンスの演技をしておられますね。この重さはさすが。
ちょっとニュアンスが受け取りづらい感じがあって、音声だけでは文脈を読み解くことはできない(状況の説明がない)こともありますので、事前に説明を読んでおくことをお勧めしておきます。
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サークル「シロクマの嫁」でお馴染みの伊ヶ崎綾香さんによる催眠作品で、なおかつM向けの罵倒が楽しめるという大変物珍しい作品です。
上記のサークルを愛好されている方なら言うまでもない話ですけど、涼やかな声をお持ちの伊ケ崎さんは主に癒しの方面で活躍しておられるものですから。そのサディスティックな演技に興味があってポチリと買わせていただきました。
正直、驚いたくらい見事な熱演で、芸の幅が広いなと感服いたしました。この声できつく言い立てられると、本当にぞくぞくしてきましたね。
一つ付け加えておきますと、罵倒としてはわりとソフトな内容なので、きついのが苦手な人でもセーフな範囲ではないでしょうか。プレーはそこそこ変態的ですけど。
作品としては、セルフを挟んでのドライでの射精なのですけど、個人的にはちょっと難易度が高いように感じられました。
個人差があると思いますが、自分の手でする快感と、言葉でイク感覚って別だと思うんですよね。ましてやドライオーガズムではなくて、射精ですから、なおさら難しいかなと。
ですから、最低でも数日は抜かないでおいた方が、この作品を十全に楽しむのには向いていると思います。
その分、セルフの部分はきつくなると思いますけど、まあMの方にはちょうどいいでしょう。(笑)
催眠の導入は大変丁寧で、完全な初心者の方には勧めないにしても(40分というのはやや手短ですし)、経験者であれば深く落ちることができる内容だと思います。
この内容で催眠用のスクリプトを書けるというのは、これからに期待したいところですね。
個人的にはやや惜しいと感じるところもありますが、ニッチな楽しみを提供してくれる良い作品でした。
M気質をお持ちの方なら、一聴の価値がありますよ、伊ヶ崎さんの罵倒。お勧めしておきます。
2015年06月20日
大変丁寧な催眠音声作品で、体感では作中の8~9割程度が導入・深化を目的としたパートになっています。
前半は深呼吸、後半はカウントを中心に展開されていて、特にカウントに眼目を置いた作品ですね。執拗なくらいに繰り返し繰り返し行われていて、これだけ深く催眠へと誘導する作品は結構珍しいんじゃないかなと。
個人的に注意が必要かなと感じた点について触れておきます。
まず、掛け布団を使わないように当初指示されますので、室温等の環境には注意が必要です。掛け布団があったら無理ってほどじゃないんですけど、動作の指示があり、その際に邪魔になりますので、無い方が望ましいですね。
また、その状態で脱衣の展開があり、その上でセルフ作品ですから、ベッドの後始末について考えておく必要があるでしょう。
その辺は若干指示を無視してでもティッシュを用いるなりなんなりした方が、まあ無難でしょうか。自分なりの方法を用意しておくとよいかと。
あと、他の方も指摘しておられますが、白目を剥く指示があります。個人的にはどうしていいかわからなかったので諦めましたが、そこそこ長めの白目になりますので、最初からそのつもりでいた方が良さそうですね。
性的な面で言いますと、ややあっさりめの作品ではありますが、じっくり時間をかけて深めた催眠は満足のいくフィニッシュを約束してくれています。
催眠という点に重きが置かれていると思いますので、催眠を十二分に楽しみたいという方にお勧めしておきます。
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屈服の方が色濃い印象のある、シリーズ物の催眠オナサポ作品です。ちなみに、このシリーズは初めての購入です。
中盤では色仕掛け的な要素がふんだんに織り込まれてまして、そうした物が好みな方にはとても美味しい展開なのですけど(美味しくいただきました)、最終的にはM向けの屈服の要素の方が強いんじゃないかなと。
あくまで「逆NTR体験ゲーム」という体裁であることを認識しておくべきかもしれませんね。中間の誘惑の質などは高いものでしたから(あんな甘い声で誘われたらホイホイ従っちゃいますよ、うん)、色仕掛けネタが好きな方も不足はないと思いますけどね。
すでに少し触れましたが、CVの三森愛乃さんはとても魅力的にこちらを煽ってくれていまして、逆NTRの背徳感のようなものが性感をよく高めてくれます。
終盤には少し罵倒に近い内容も含みますが、全体的にはソフトで、大変楽しみやすい内容ではないかなと。
フィニッシュの点でも工夫がされていますし(イく際の音をそんな風に使うのは、M向け作品の趣旨に沿っているなと)、演技もスクリプトも含めて、大変魅力的な語りだったと思います。
催眠そのものも、緩みやすい動きがあった後は必ず落としてくれる。丁寧な、非常に良い仕事でした。
逆NTR自体は人を選ぶ趣味ではありますし、そうした点でニッチ的なニュアンスが否めませんが、性的嗜好が合う方には勧められる作品です。
値段的にも時間的にも手頃ですから、個人的にはお勧めしておきます。
あ、余談ですけど、中盤に脱衣指示がありますので、効率的に進めるために先に上着を脱いでおくことをお勧めします。イヤホン、ヘッドホンを使用していると、やっぱりそこで詰まりますからね。
レビュアーが選んだジャンル
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2015年06月16日
催眠の結果、楽園にたどり着く。その状態で、ドライの連続絶頂を楽しむ作品です。
CVの三森愛乃さんのお声はやや舌足らずで優しいもの。絵柄によくマッチしていて、ゆっくりと深い催眠へと招いてくれますね。ドライ部分との緩急のつけ方もお見事でした。
この作品では二点くらい注意点がありますでしょうか。
一つは目を開ける指示がある点。催眠の入りやすさと言う点では、これはちょっと難易度を上げているかもしれません。
催眠作品はすべてそうですけど、特にこの作品では室内の暗さが必要になってくると思います。理想を言えば、天井に一点目印があるとなお望ましいでしょう。
二つ目はクールダウンの時間があること。絶頂までにいったん空きがあるので、こうしたリズムが苦手な方はおられるかなと。
私自身がそうした人間で、実際のところ勃起が収まってしまう。この時間に本格的にクールダウンしてしまわないよう注意が必要でしょう。
注意をいろいろと書いてしまいましたが、覚醒を繰り返すことで深く落としてくれる良い催眠作品です。ドライとしてもオーソドックスで、シンプルに楽しめる。
構造上、私は上手く入り込むことができなかったのですけど、作品としての質は高いものだったと思います。結構、初心者中級者関係なく楽しめる作品だと思いますので、オーソドックスな作品としてお勧めできるものでしょう。
今回初めてみじんこさんのリアルシリーズと言いますか、アドリブシリーズを購入したのですが、本当に楽しませていただきました!
作品としては、ふぁんさん扮する女性が電話をしてきまして、ちょっと嫌なことがあったから一緒に呑みたいんだけど……えー無理なの? じゃあ電話越しでいいから付き合ってよ――と、まあそんな具合に一緒に呑むところから始まる、疑似オナ見せ作品です。
聞き手(あるいは電話の受け取り手)が反応を返している態で会話が進みますので、一回目は自分以外の誰かが話しているかのように聞けて、二回目は(流れを理解しているために)自分が話している感覚で聞ける二度美味しい作品になっています。
と、書きましたが、個人的には初回から話しているような感覚で聞かせていただきました。それぐらい、とても自然な電話風景で、アドリブの良さがよく出ています。
その話の内容も、なんとも言えず良いものでした。聞いているだけで、二人の親密な関係が匂ってくるような良い意味での馴れ馴れしさがあって、ふぁんさんの甘え方が本当に素敵です。
いや、正直な話、エロよりもそっちの会話の方がニヤニヤしてしまった気がします。絶妙に可愛らしい絡み方でした。
いや、もう本当に楽しませていただきました。時間の流れが早い早い。
こういうナチュラルな雰囲気の作品が一般的にももっと多く出るといいなあ、と思いますね。
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くノ一を捕えた「あなた」が、くノ一の挑発に乗ってその囁きに耳を貸してしまい……という経緯で展開される催眠音声作品です。
テキストもCVのふぁんさんも、その世界観の語彙を上手く用いて雰囲気をよく演出していて、この辺は世界観のしっかりした良い内容だったなと思います。こういうところで作り込みが浅いと、そっちが気になって集中できませんからね。
だからといって、こちらが理解しづらいような難しい言葉遣いというわけでもなく、本当に良い塩梅だと思います。
この作品では、主に妄想(くノ一さんとのプレイ)を用いてのセルフが楽しめるのですが、その辺の指示は当初のみなので、そこだけ注意が必要でしょうか。
いくつかプレイが広がっていきますが、基本的にはチ○コをシコシコするよう言われた当初の指示を守っていればいいのではないかなと。
フィニッシュに関しても、くノ一さんと一緒にイク感じなのでタイミングの見計らい方がちょっと難しいところもありますけど(カウントのような明確な指示はありません)、それだけに一緒に盛り上がってイケるという利点があります。
本作は催眠音声作品ですけども、実際的なプレイ(の妄想)で気持ちよくなる系統の作品ですから、オナニーを手伝ってくれる系の作品と似たようなニュアンスで見ておくとこの作品の感じを理解して作品を楽しめるんじゃないかなーと。
催眠作品としては導入がやや手早く済ましてあるところがあるので、催眠経験者に推奨しておきたい作品ではありますが、導入部も含めて全体的に丁寧な作りがしてあります。
シチュも、そのシチュを演出する手並みも含めて良い作品だと思います。個人的にはお勧めしたい作品ですね。
2015年06月06日
おっとりめの(声をした)メイドさんに優しく催眠をかけられて、乳首を責めたり抜いたりを誘導してもらっちゃう作品です。
まず、CVの涼貴涼さんは本当に良い仕事をしてらっしゃって、可愛らしいメイドさんが、時に淫語を用いながら巧みにこちらを誘導してくる様をよく表現していらっしゃいます。声もベストマッチしていますね。
全体的にはゆったりとした口調と、自由度がそれなりにある誘導で、事細かに指示するような感じではありませんね。
催眠誘導そのものも結構シンプル。オナニーの手伝いですから、当然手を活用する作品ですし、少し催眠としては解けやすい可能性も考えられます。
作品としては丁寧なものだと思いますが、この辺はかなり相性がありますからね。
あと、今作では事前の全裸指示やティッシュの準備、あるいは三日程度溜めていることなどの指示がありますが、個人的に特に注意が必要かなと思ったのは、そうした準備用の最初のパートのハイテンションっぷり。
いやですね、今からこうした作品をしようってわけですから、夜に静かに聴き始めるわけですよ。電気なんかも消しましてね。で、いきなりのハイテンションに面食らって目が点になりましてね。(笑)
そういう意味で、冒頭が一番注意かも。ここは乗っていきましょう。引いちゃうと、後々尾を引きそうですからね。
値段帯としては手頃ですし、甘々な内容でもありますから、そうしたひとりエッチを堪能したい方にはお勧めできる作品だと思います。