アビー的赏析一览
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最推荐作品
2014年11月23日
謎めいたモノローグから始まり、主人公の夕貴と同じように訳も分からぬまま、鬼の住む世界で暮らすことになります。
明らかに怪しい!というものから、それと悟らせないような些細なものまで様々な伏線が張られているのですが、
真相EDではすべての謎が解き明かされます。
通常ルートは割とあっさりと進む印象があったものの、この真相の展開にはぐっと引き込まれてしまいました。
初めは大人しいタイプの主人公かと思いきや、好きな人の前ではツンデレになってしまうらしく、
キャラもはっきりと立っていたと思います。
中盤にさしかかると立派に漢らしさも発揮していて笑わせていただきました。
攻略キャラクターは二人なので、その分もう少しシナリオが長めだとよかったかなと。
また、立絵とスチル絵でだいぶ見た目が変わっていたので、もう少し統一されていれば…と思いました。
対応OSが古め(作品の発表された時期がだいぶ前)なので、
Vista以降の方は体験版でご確認されることをおすすめします。
2014年11月15日
アンドロイドと人間の恋愛ものは映画や小説の題材に多々ありますが、
多くが周囲に理解されず悲恋に終わったり、メリーバッドエンドを迎えていたりしています。
その悲哀が醍醐味と言えるのかもしれません。
始まりのOPは独特の雰囲気があって期待が高まりました。
シンプルな電子音に隠されそうな歌声ですが、ちゃんと聴いていると歌詞も悲しげで、アンドロイドとしての桜哉を意識させられます。
本編では、先にのべたテーマをひたすら考えさせられました。
色々な仕事が機械に奪われている世の中のせいか、ロボットに悪意を向ける人もいます。
自我をもつ桜哉にとっては生きづらい世界だと思いました。
主人公の茜ですが、もう少し桜哉との関係を真剣に考えてほしかったなと。
成人もしているし、このまま変わることなく同じ生活を続けていくことは出来ないと思いつくんじゃないかと思ったのですが、どうなんでしょう。
また、茜の気持ちの揺れ動きが物語の核なので、シナリオの展開は遅めです。この点で人によっては中だるみを感じるかも。
それでも、演出やOPEDムービーなど、様々な点でこの世界観を存分に感じ取ることができました。
2014年11月13日
好き、愛してるをひたすら繰り返され、心が満たされていくような催眠でした。
途中音落ちしてしまうことも多々ありますが、耳を傾けているだけで安心して穏やかな気持ちになれるので、安眠用としてもおすすめできます。
日常生活に疲れている方、一度聞いてみたらいかがかと思います。
2014年11月09日
演じられている方との相性もあるかと思いますが、
どれも良かったのか聴いているうちに意識がぼんやりとしていき、いつの間にか落ちていました。
痛いことは一切なく、言葉で穏やかに焦らされて責められます。
拘束だけでなく言葉攻めが好きな方にもおすすめできる作品だと思います。
鉴赏家特选分类
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良い意味でキャラクターの第一印象が裏切られました。やっぱり一筋縄ではいかないな、と。
個別ルートに入ると色々な一面が見えてくるので、どんどんと話に引き込まれていきました。
主人公も相変わらずどこか現実的で、自立した考えをもった女の子なので好感が持てます。
むしろ、この主人公じゃないと、この人たちとは付き合っていけないんじゃ…と笑
本編は短めですが、様々なEDが揃っているのでフルコンプにはやや時間がかかりました。
お礼ゲームも配布されているので、ED後の勢いそのまま読みふけり、たっぷりと楽しませていただきました。
個人的には、もう少し価格が上がっても良いので、シナリオが長くなって欲しかったなと。もっと皆の活躍を見たかった…
1つ、攻略チャートを読んでもたどり着けなかったEDがありました。心当たりがある方は、攻略BBSを参考にすると幸せになれるかも。
また、Readmeではbia.exeで起動とありますが、実際はstartupから起動可能になりますのでご注意を。
自暴自棄になった時、人は何でもできるんだなと思いました。
それはいい意味ではなく悪い意味で。
少ない物資、館の中で遭遇する恐怖の存在、ただ逃げるしかできない無力感。
本当に外に出られるんだろうかという考えがわずかに頭をかすめただけで、精神の均衡が崩れそうになります。
キャラクターたちは力を合わせて知恵を絞って館からの脱出を試みる。
それでも恐怖が限界に達し、闇に呑まれてしまった時の彼らの姿は悲惨としか言いようがありませんでした。
人によってはとことん地雷になるものがあると思います。
まず体験版をプレイしてみてください。
同人作品なのにこのクオリティは何なのか…。
どこか神秘的な雰囲気に圧倒され、始めてすぐに引き込まれてしまいました。
女の子たちのみずみずしさ、若さ、柔らかさ。
その一方で艶やかさ、なまめかしさまでもが見事に表現されています。
アニメーションなのに、まるで現実で目の当たりにしているような背徳的なものを感じました。
欲を言えば、コンフィグからBGMや音声の音量調整ができればありがたかったかも。
私にとって初のティンクルベルさんの作品だったので少し冒険した気分でしたが、ここまですごいものを見させてもらえるとは…
体験版を視聴して気になった方はぜひ。
2014年10月27日
こたつは持っていませんが、たとえば普段から使っているブランケットや布団が
ある日突然人間の男の子に変化していたら…?と想像したら、かなり萌えたので購入してみました。
布団にもぐって聞いてみると、じんわりと汗がにじむくらい暖かくなりました。このあたりは個人差があるかもしれません。
「擬人化したこたつ」というより「長年愛用してきた道具が人間になった」という感覚で聴いてみると意外とはまるかもしれません。
2014年10月21日
いじめっことの恋、とあるので、いわゆる「好きな女の子だから意地悪しちゃう」くらいのものかと思っていたら、あらすじで想像していたより、ずいぶんと根深いものがあるようで驚きました。
ゆがんだ愛情がお好きな方なら楽しめるのではないかと思います。
2014年10月06日
同人ゲームで有名な作品のひとつ、「時函」を制作されたサークルさんの作品です。
ループ系アドベンチャーとありますが、前作同様謎解き要素のあるストーリーになっています。
物語冒頭は、唐突に始まるため付いていくのが難しいかもしれません。
それでも進めていくと、徐々に真実が明かされていきます。
おそろしい運命を知りながらも立ち向かうことを選んだ主人公。
外見はおっとりとして優しげですが、芯の強い、勇気のある女の子でした。
取り乱したりすることもめったになく、恐怖をおさえようとする姿は健気で、見ているうちに応援したくなっていました。
そんな主人公を護るキャラクターたちも、とにかくかっこいい。
それぞれのルートでそれぞれに見せ場があり、初見ではあまり関心がなかったキャラクターもきっちりと好きになっていました。