気が付くと見覚えのない部屋にいたショタ主人公。部屋に残された手がかりからヒントを得て、脱出のために探索していくと、3体の魔物娘に襲われることに。なぜか、直接的な攻撃は通じないため、BFという形で戦うこととなる、という流れの短編RPG。
戦闘はRPGツクールのフロントビュー戦闘をベースに、通常攻撃が『ソフトエッチ』、スキルが『テクニック』と変更されており、こちらの『理性』(HP)が0になる前に相手の『理性』を0にすれば勝利となるというシンプルなもの。
特徴としては、相手が仕掛けてくるホールド攻撃(上下左右のコマンド入力で抵抗or脱出可能)で、ホールドされると敵のCGが専用のものに変わると同時に、攻撃手段が強力かつ専用のものに変わり、その状態で敗北するとそれぞれ別の敗北イベントに分岐する。
登場する敵キャラクターはスライム、ミイラ、サキュバス(乳魔)の3体。それぞれの体の特徴を活かしたスキルやホールド(1体につき3種類のホールド技あり)を使って責め立ててくれる。
なお、戦闘に勝利しても経験値は手に入らず、入手できるのはお金のみ。拠点でそれを使ってガチャを引いて、装備を手に入れるのが唯一の強化方法となる。
お金の入手方法は、ホールド攻撃を脱出する練習を兼ねたミニゲームでも手に入れられるので、何度も同じ作業戦闘を繰り返す必要はなく、詰まることなくゲームを進められる。
主人公が置かれている状況が推測できるメモや手帳、戦闘のコツの記された本棚、ほぼ最初から利用できるガチャに、全開放可能な回想部屋とシンプルながらもRPGとして完成度は高く、ストレスも少なくプレイできる作品。
エンディングまでのプレイ時間は約20分。『おねショタ』、『魔物娘』、『男性受け』、『拘束』、『おっぱい』好きな人におススメ。なお、本番Hはなし。
個人的には全体的にエロイベントが短いのがやや残念だが、価格を考えれば十分満足できた。