ぴいひょろさんのレビュー一覧

毎度毎度えげつない(褒め言葉)作品をリリースされるThinkerBellの触手系ファンタジー。
今作は異界から逃げてきたエルフの姫様とその祖国を救うため、現代の少女さくら・ゆずはが中心に奮闘するお話です。
展開は現代でのさくら・ゆずはを中心とした異形退治(選択ミスればバッドエンド)と、異界で悪の魔導士に囚われたアルティーシアの姉・リューネシアの陵辱シーンが交互にある感じ。
ストーリーも程よくシリアスが入っていてなかなか熱いです。
エロは例のごとく触手やら腹ボコやら強制孕ませ・異形出産などなどハードプレイのオンパレード。今作はホラー演出や流血やグロ、肉体改造は軽いもの(当社比)しかないので、「怖そうなのはちょっと…」という人でも問題ないと思われます。

多感な時期の男子諸君なら一度は妄想したであろう、「異性との身体入れ替わり」シチュ。
魅力あふれるヒロインとのイタズラエロからいちゃいちゃエロまで、そんな妄想を実現した作品です。
ヒロインの中には隠し事というか、表には見せていない裏の貌があったりするキャラもいて、そうしたギャップを楽しむ部分も大きい特徴でしょうか。
ヒロイン本人のあずかり知らぬところでエロが展開されることも多いあたりは催眠シチュとも通ずるところがあるかもしれません。

マンションの管理人をしている主人公のところへ、かつての幼馴染がルームシェアを頼みにやってくる。男だと思っていた幼馴染は実はずいぶんカワイイ女の子で…という、ちょっとベタな導入から始まる同棲生活。
ヒロインのあきらは、部屋に住まわせてくれる主人公に「あきらポイント」という制度を提案。主人公があきらにとって嬉しいことをすればポイントが貯まって、「いいこと」をしてくれるというシステムです。
最初はさりげないチラ見せ程度だった「いいこと」は、2人の仲が深まるにつれてどんどん過激かつバカップルじみたものになっていき……
この段階を徐々に踏んでエロさと親密さが増していく展開がなんとも甘ったるく、絶妙なエロスを掻き立ててくれます。
あくまで「サービス」としてHなことをしてくれるヒロイン・あきらとの距離感の描写が丁寧で、通常の純愛ものや等価交換的な売春ものとは一味違った良さがある作品です。

全身鎧の姫騎士フルル様(めちゃ強い)が、悪い魔法使いに占拠された城のみんなを助けるため奮闘するシンプルなRPG。
ストーリーは各地にある封印を解いて回って魔法使いを倒すだけのオーソドックスなもの。ですが、主人公である姫騎士・フルルのキャラクターが非常に魅力的かつドスケベで、Hシーン回収のために先へ先へと進みたくなるのが本作最大の強みだと思います。
めちゃくちゃ強いのに性知識に疎く、そのくせ凄まじいボディを誇るフルルさんは、旅先でいろんなえっちい目に遭うことでどんどんその(エロ的な)才能を開花させていきます。
美麗かつ扇情的なイラストとコミカルな登場人物の掛け合いも楽しく、サクッと遊べる良作です。

親代わりの前公爵や同僚たちを謀殺され、復讐のために手を汚しながら生きる女将軍クラウディア。そしてその女将軍に村を焼かれ、引き離されたクロードとルビィ。
物語はひとり生き残ってしまったクロードが、ルビィを失った傷を抱えながらも新たな街で自分の人生を生き直そうと決意するところから始まります。
職場の上司に娼館に連れていかれたり、激化する内乱によって知り合いが娼館堕ちしているのに遭遇したり、仇敵であるエドワード公爵のスキャンダルを暴く手伝いをすることになったり。設定や展開は陰鬱なんですが、キャラクターが皆たくましく、どこかコミカルさもあって悲壮さは感じさせません。
生きていたルビィもクラウディアと共謀して公爵に取り入り、復讐の機会を伺ったりと非常にしたたかです。
Hシーンは全編NTR風味で、娼婦となった知り合いに客として会いに行ったり、監視カメラで娼館の様子や公爵とルビィの情事を覗き見たりといったシーンが中心。
物語後半は新たな寝取り男が登場しますが、公爵編に比べると駆け足な感じがしたのが惜しい点でしょうか。

山賊に捕まった父親を助けるため、狩人娘・フィリアが山賊のアジトに挑む。ただそれだけのシンプルなRPG。
説明にある通り、1時間程度でクリアできる短編です。難易度もそこそこで、適当にレベルを上げて相手のパターンを読みつつ戦えば攻略には苦労しません。
負けたり捕まったりすればHシーンに突入してゲームオーバーなので、こまめなセーブを推奨。
Hシーンは敗北して山賊に慰み者にされ廃人・肉便器・妊娠などが多め。フィリアのビジュアルが好みなら満足できる作りだと思います。

脚本家と女優、兄妹で健気に夢を追う二人に、下劣で醜悪な中年映画監督の毒牙が迫る——というベタながらあまり見ないNTR作品。
序盤の兄妹の仲睦まじい描写から、監督が明日奈(妹)に目を付けて堕としていく寝取り部分、嵌められた明日奈が本格的に監督の女として開発されていく部分、そして分岐点となる選択肢…と、丁寧な寝取られ描写が秀逸な作品でした。
明日奈の監督への信頼感がちょっと盲目的というか無理矢理な感は否めませんが、アニメーションするHシーンは迫力満点でかなりの出来。
兄視点の寝取られゲーというよりは監督視点での寝取りゲーの側面が強いですが良作であるのは間違いないでしょう。

このサークルさんのシリーズ原点ともいえる『黒麗のレイナ』の外伝作品。本編のレイナの前日譚に当たるお話。
外伝ではありますが、本編をプレイしていなくても楽しめる内容で、シリーズファンにはニヤリとさせられる要素も。

システムは至ってオーソドックスなRPG。難易度はボス敵がやや歯応えがありますが、いわゆるメタルスラ〇ム的な経験値稼ぎポイントがあちこちにあるのでレベリングに苦労することはほとんど無いと思います。

Hシーンは淫欲値に応じて段階的にエロくなっていく仕様。ただ、エロ要素はエンディングに影響しないため無理な節制プレイや処女プレイを気にする必要が無いのは気が楽でした。

ストーリーも丁度いい長さとスケールでうまくまとまっていて楽しめます。

爆乳マネージャー・ひなこちゃんが、彼氏とエッチしてるところを悪いおじさんに撮られ、仕方なくおじさんの性欲処理に付き合う内に……

大量の差分CGとアヘアへなテキストで魅せるNTR快楽堕ちCG集。とにかく量がすごいです。おじさんの射精量もすごいです。
最初は手だけでっていう話だったのが、どんどん身体を許していってしまうひなこちゃん。NTRだとどこか胸糞悪さが残ったりもしますが、ひなこちゃんと彼氏の絶妙な「調子乗ってる感」がそれを緩和してくれます。

ニート的生活を送っていた主人公(名前変更可能)が、スフィリアという少女魔導士によって異世界に召喚され、「使い魔」として魔王復活阻止のため「四天王」と闘う…というストーリー。
主人公は使い魔という立場ながら、「自分がいないと魔王を倒せない」という弱みにつけこんでスフィリアを手籠めに。
行く先々でも倒した四天王を片っ端からその肉棒の虜にしていきます。「鬼畜系主人公」という触れ込みですが、言動や行動がコミカルなのでどこかギャグテイスト。アップデートで追加されたNTRルートでも「まあこんな主人公だしNTRされてもしゃーねえわ」と割り切れるあたりは好采配かも。
メインヒロインのスフィリアはもちろん、四天王もそれぞれキャラが立っていて魅力的。出番はそれほど多くないのにしっかり印象に残ります。
RPG部分もストレスフリーな作りで好感が持てます。分岐するエンディングもそれぞれ味があって面白いものでした。