ぴいひょろ's Review List

ティーナとセシル、ふたりの主人公を操り、淫靡な雰囲気漂う村を調査するRPGです。
戦闘シーンはほぼボス敵のみで、道中のザコはシンボルに触れるだけで蹴散らせる親切設計。このゲームの本領はやはり村でのエロシーン集めです。

シーンの傾向は、男勝りながら乙女な部分もあるティーナは快楽や優しくされることに弱く、流され系のエロが多め。セシルはショタコンや穢され願望があるのか、興味本位から堕ちていく展開が目立ちました。
ストレスフリーなゲーム部分や豊富なエロはさることながら、本作の美点はねっとりとした濃厚なエロスの描写だと思います。暗転や効果音を有効に使いつつ、説明し過ぎないテキスト描写で匂い立つような淫靡さを醸し出しています。

エロ一辺倒かと思いきや、ストーリー最後の展開はなかなかアツい雰囲気で、そちらも楽しめました。

人気同人誌のノベライズ版…ですが、ただのノベライズではありません。
アニメ化もされた既刊同人誌の内容は三章までで、それ以降は完全な新作・続編です。

続編部分では、過干渉な親にフラストレーションを溜める少女・璃沙が、叔父との半ば無理やりな肉体関係に葛藤しつつも堕ちていく様が丁寧に描かれています。
書き下ろしイラストも、最初の生意気さが伺える璃沙が、最後には立派な女の表情をしている辺りは落差が表れていて、とても扇情的です。
同人誌版では変態中年でしかなかった叔父も、危ないながらどこか憎めない部分も描かれており、作品としての幅が出ていると思います。

お金に困ったJCふたりが恐る恐る始めたパパ活。
最初のうちは「パパ」も優しくて、楽しくおしゃべりしてご飯を食べるだけでお金がもらえる。なんてすばらしい!
……しかし、やっぱりパパには邪な欲望があって、ある日ふたりはホテルでおいしくいただかれてしまいます。

最初は拒否するものの、パパの口車に乗せられてHの快感を知ってしまったふたりはどんどん「パパ活」という名の売春行為にハマっていってしまいます。
たいした葛藤も裏設定も無い、純粋な「援交エロゲ」とでも言いましょうか。サブタイトルにあるように、JCふたりがHにハマってただただ「快楽堕ち」していく展開なので、変なひねりもなく楽しめます。
プレイも特殊なものは少なくオーソドックスなので、絵柄と設定が気に入ったなら大外れはしない作品でしょう。
ヒロインふたりの表情差分が豊富でコロコロ変わるのも魅力だと思います。

小説投稿サイトで人気を博しているアダルトラノベの書籍化版です。
祖国を滅ぼした魔術師に淫紋を刻まれた姫・マキナと、硬派な護衛騎士テットを主軸に物語は展開します。
一章完結型の連載小説のような構成になっており、淫紋によって発情したマキナ(本当は元々淫乱な気質みたいですが)が、旅中で出会う敵や男たちに時にはハメられ、時には自分からハメに行き、乱れに乱れます。
ストーリーは各章のトラブルを解決しつつ進んでいきますが、本作の特徴はマキナが淫欲に囚われたり、敵に敗北したりした「アナザーエンド」が各章に完備されている点でしょう。そちらでは堕ちたマキナやサブヒロインたちによるエロ全開のifが見られます。
試し読み版に一章分とアナザーエンドが収録されているので、それが合えばまず買って損はないでしょう。

人間や魔物たちが争い合う荒廃した世界で、淫紋を刻まれた姫騎士アシュリーが奮闘しつつも堕ちていくお話。
姫騎士といっても肩書きのようなもので、アシュリー自身の戦闘力や政治的重要性は高くない様子。
盗賊やゴブリンに囚われて淫紋の力で仕方なく発情し…という展開から、徐々に淫乱ぶりに拍車がかかっていきます。

第一章ということでボリュームは控えめですが、シーン毎に新規CGが贅沢に使われています。ヒロインももう一人いるようなので、今後の展開に期待したいですね。

表向きは優等生な委員長で通っている彼女。
そんな彼女のユルユルな下半身事情が臨場感たっぷりに展開されるビッチ系NTR作品です。

彼氏との日常パートでの真面目な委員長然とした雰囲気と、浮気パートでの自分のことを肉オ○ホ呼ばわりするドMかつ淫乱な本性とのギャップが最高です。
惜しむらくは彼女の「ご主人様」が何者なのかわからないままだったのが気になりました。
プレイ内容も口から後ろ、最後に生中と盛り上がる構成になっています。

最近は少なくなった正統派(?)の人気陵辱エロゲシリーズの出世作。そのモーション版です。

序盤はヒロインたちの毒にも薬にもならない学園模様が展開され、どこか冗長な日常系アニメでも見ているような雰囲気です。
しかし、そんな中でもちょいちょい不穏な気配が忍ばされていたり、怪しい男たちがモブの女の子を嬲るシーンが入ったりと、ジワジワとこの平穏な日常の反転が匂わされてきます。
悪役兼竿役である二人の男が動き始めてからは、ヒロインの七緒を皮切りに、ルート分岐しつつヒロイン達が毒牙に掛かっていきます。
ヒロインごとにルートが独立しているので、複数人プレイはほぼ追加パッチのシーンのみになりますが、その分ヒロインひとりひとりをしっかり墜としてくれます。
堕ち方もオーソドックスな快楽堕ちから、近親相姦を交えたり、いわゆる泡風呂に沈められたり、悪事を暴こうとしてミイラ取りがミイラになったりなどなど、バリエーション豊富です。
男どもが制裁を受けるルートも完備されているあたりが個人的には良ポイントでした。

数年前の作品のためか、CGにやや粗もありますが、全シーンモーション付きでヌルヌル動くのでほとんど気になりませんでした。

モーションコミック化もされた人気CG集のアニメーション版。
モーションコミックと違うところは、しっかりしたアニメーションに仕上がっているところでしょうか。モーションコミックの出来が良かったためか、そのハードルを越えようと、非常に丁寧なアニメーションに仕上がっています。
濡れ透けや液体の表現はもちろん、乳揺れが特に柔らかそうに描かれています。

また、心情描写も兼ねた心の声も含めて、ヒロインの声優さんの演技が儚げで非常にエロチックです。

前作でオジサンに犯された女の子のその後。
内容としては、レ○プされたことで壊れてしまった少女が淫乱化してオジサンを求める、というすばらしくご都合主義な展開が繰り広げられます。
良心の呵責からか、妊娠した女の子の夢にうなされ、「犯行現場」に戻ってきたオジサンがヒロインと再会。
「あなたが忘れられないの!抱いて!」とばかりにホテルへGO。前作とは打って変わってイチャラブなHが始まります。
一応、女の子は「壊れてしまった」と述懐しているので悲壮ではあるんですが、Hシーンがあまりに正統派にイチャイチャしてエロいので、前作ほどの陵辱感はありません。

変わらずハイクオリティなアニメーションで液体や揺れの表現は興奮を掻き立ててくれます。

同メーカーがこれまでの作品で手掛けてきた嗜好の中でも、特に定評のある「孕ませ、淫紋、快楽堕ち」といった要素を詰め込んだ力作。
ヒロインはロリなアナスタシアと金髪巨乳姫騎士という「いかにも」なブリュンヒルデの二人がメイン。
どちらも淫紋による快楽責めから孕み堕ちしていきます。
特徴的なのは「妊娠後～出産」までの描写が非常に濃いことでしょうか。たいていの類似作品ではエンディングに相当するこの部分をこの作品ではメインディッシュとしてガッツリ描いています。
なのでそういうシチュが好きな人に特におすすめです。
NTR好きなら「彼氏の去勢シーン」まであるブリュンヒルデルートもクリティカルヒットするでしょう。

なお、サブヒロインであるフリッカ(近親おねショタ担当)とジークリーネ(獣姦担当)はそこそこシーン数がありますが、他のヒロインたちはあくまでおまけ程度のシーンしかないので、そっち目当ての人は注意を。