ぴいひょろs recensionslista

某ゲームのアイドルキャラをモデルにしたシンプルな野球拳ゲームです。
テキストスキップが無いのが少し不便ですが、対戦前セーブアイテムや相手の出す手を制限するお助け機能も備わっているのでストレスフリーな作り。

一目見てわかる通り、顔立ちの再現度がかなり高めでとてもイケない気分にさせてくれます。
凛世ちゃんが3勝すれば問答無用でクリアになりますが、その時の脱ぎ具合で帰りの控室での客との会話が変化したりと、低価格ながら細かい部分も丁寧に作ってあって好感の持てる作品でした。

タイプの違う6人のヒロインとの援交Hを楽しむオムニバス形式の作品。
それぞれのヒロイン間に繋がりはほとんど無く、好きなヒロインのストーリーを好きな順番に見ていく感じ。
ストーリーも、顔合わせ→最初のH→再開→より深いHという構成が各ヒロイン共通している。
主人公は妻子ある中年サラリーマンで、完全に割り切った関係を望んでいるせいか、ヒロインに入れ込み過ぎること無くあくまで「援交」という枠内で物語は完結する。
ひとりのヒロインをどんどん堕としていって欲しい気もあるけれど、そういうコンセプトの作品ではないので致し方なし。
コンドームや中出し断面図の描写が丁寧なので、そういうのが好きな人にも刺さると思われる。

中身はタイトルとサンプルの通り。
援交に手を染めていたドライなJK・美咲が、とあるおじさんの快楽責めによってどんどんハマっていき、ついには生ハメを解禁。「一度だけなら…」という隙にたっぷり種付けされ、妊娠してしまうという顛末。
快楽に染まっていく表情の変化や、余韻と想像の余地を残す終わり方が個人的には良かったです。
ただ、やはり美咲が妊娠してどうなったのかまで描いて欲しかったかなと。
デザインが肉感的で良い作家さんだと思うので、また続編や他の作品も楽しみにしたいです。

性に奔放な兄嫁と酔った勢いでセックスしてしまった主人公。
兄嫁さんは主人公とのセックスにハマってしまい、托卵NTRに至るまでヤリまくることに。
と、あらすじはそんな感じ。主人公は兄嫁の夫である異父兄に幼い頃から虐められていたこともあって、托卵NTRはその意趣返しな感じもあるのですが、最後に差し挟まれる異父兄の回想を通して「異父兄が主人公を虐めていた理由」を知ることで見方がガラッと変わります。
異父兄も主人公も蛙の子は蛙というか、あまりの因果にすこしゾッとする部分も。
Hシーン自体は兄嫁さんの奔放さのおかげで明るいエロスなのですが、その裏にあるおぞましい人間関係が妙な背徳感を掻き立ててくれます。

ひとり暮らしでお金に困っているJDの七海ちゃんが、パパ活に手を出してしまう物語。
作者さんによると半年近くをかけての連載とのことで、この第一話は七海ちゃんが友達の勧めでパパ活アプリを使い始めてから初めての「大人(S〇X)」を経験するまでが描かれています。
おそらく初めてのひとり暮らしでお金の使い方が雑な七海ちゃんの家計事情や、悪い意味で個性的で妙に生々しい「パパたち」、癖のあるパパたちに対する七海ちゃんのリアルな心の声など、細かいパパ活の描写が丁寧で続きにも期待が持てる出来栄え。

お金に目が眩んでズルズル行ってしまいそうな七海ちゃんの危なっかしさが今後どうなっていくのか、楽しみなシリーズです。

内容はタイトル通り、人生初のデリヘルを読んだら片思いの女友達だった…というところから始まる少しビターなラブストーリー。
主人公が恋愛感情と体を売っているヒロインへの複雑な気持ちに苛まれる一方で、ヒロインもまた自分へ好意を向けてくれる主人公に対して距離感を図りかねて…という絶妙な心理描写が秀逸でした。
ふたりが身体を重ね合わせる時の、体温や吐息が伝わるような臨場感溢れる描写も生々しい。

ストーリーは一貫して主人公視点で進むので(一部、間男的な客から盗撮動画が送られてくるシーンもあり)、ヒロインのデリヘル嬢としてのプレイがあまり見られなかったのが少し惜しいところ。
ただ、これは妄想を煽る要素でもあります。
作中でヒロインが既に一年以上のデリヘル経験があってかなりハードなプレイもこなしていることや、大学での人間関係が残っている間男客の存在、近い将来の希望を語って終わるフラグ感満載のエンディングなど、描かれていないヒロインの姿や本編後のifなど、非常に妄想を逞しくさせてくれます。
明るくて世話焼きだけれど、どこか儚げで影も感じさせるヒロイン。この子の続編や前日談がぜひ見てみたくなる作品でした。

作者の方がピク〇ブで公開されていたマンガ版が援交モノとしてスタンダードかつハイクオリティな出来栄えで密かなお気に入りだった私。
たまたまその音声作品を発見したので即購入しました。
ヒロインの子の音声イメージぴったりな声優さんの熱演で元々高かったクオリティが更に増したように思います。
公開されているマンガ版を読んで気に入った人ならまず損はしない作品です。マンガ版のセリフそのまま朗読するバージョンと、音声化にあたって改良されたバージョンのふたつが同梱されているのも嬉しいところですね。

設定は美人潜入捜査官が悪の秘密結社と戦うベタなもの。本作の特徴は手持ちのカードと敵の手札との組み合わせを考えて戦う戦略性の高いバトルシステムでしょう。
この難易度が絶妙で、頭をひねってなんとかクリアすることもできれば、一度敗北して手札を増やして攻略するのもそこそこ歯応えがあるという見事なバランス。
敗北するとHシーンも見られますが基本ゲームオーバーは無く、シンプルな作り。
Hシーンも肉感的なヒロインが魅力的で実用性が高く、大外れはしない手堅い良作です。

いわゆるパパ活で和やかに食事をした後、「大人の関係」を持ち掛けるとそれまでにこやかだったJDの雰囲気がガラッと変わって…
そんな、冷淡ながら一応相手はしてくれる擦れたJDとの一夜を描いたボイス作品。
このJDちゃん、お金を払っているので一応求めるプレイはしてくれるんですが、こちらへの軽蔑や鬱陶しさを微塵も隠そうとしません。あるいは、男のM気質を見抜いてわざとやってるのかと思うぐらい言外の言葉責めがすごい。
悪態をつきながらも「気持ちよくなりたくないから奥突かないで」とか、「薬飲んでるから別に生でいい」とか、実に捗ることも言ってくれて単なるマグロ女って訳でもなく……なんだか独特の魅力があるヒロインでした。
また別なシチュでもこの子と出会ってみたいな。

状況説明少なめで「リアル感」を重視した音声作品。
スタートは援助交際ですが、かなり鬼畜かつ強引な男のようで、挿入シーンからはレイプ感が非常に高くなります。ベッドの上でどったんばったんと暴れる音や悲痛な叫びが生々しい。
そのため「お互い合意の上での援交プレイ」を求める人よりも、お金をちらつかせてひっかかった少女を食い物にするみたいなシチュを求めている人に向いている作品です。