賢大樹さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:44件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:35件) |
2020年04月28日
前作も価格に惹かれて衝動買い。
大変作者の方の趣味・情動が前面に出ていてそこは評価ポイント。
ただ、気持ちがはやるあまり世界観からの「堕ち」に至る過程
をもっとねっとりと描いていただければとすこし残念におもっていました。
今回も山に向かう焦らしはないのですが、すべてを圧倒する値付け。
大変苦労して書いていらっしゃるだろうに大放出!それだけ多くの
人に見てもらいたいという創作者魂が感じられ、今後につながる
期待を抱いています。ぜひ描き続けてください。
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リンクに外れなし。手堅いサークルが鉄板素材をおいしく料理。
おもわず「こーいうので、いいんだよ」一人めしを食らう人のような
言葉が口の端に。ひとり、ってとこは私も同じなのですが、3大欲の
種類が違うだけですね。
作画と原作でチーム組んでいるので画力も安定、話も破綻なく
王道のメス堕ちを堪能できます。
2020年04月25日
少し期待したのですが…
過程があまりに割愛されすぎていて、世界観への没入を
つくりあげる余裕がないのが残念。
絵柄的には悪くないのですが、はやくエッチなシーンを描こうと
焦っている雰囲気がして惜しい気がいたします。
もっとねっとりと過程を描き、敗者の屈辱の涙が否応なく
感応の喘ぎとなるようなそんな風に少し手を入れれば素晴らしい
作品になったのではと。
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東京住まいではないためめったに参加できないコミケ。
でも第1世代としてずっと心の中で応援していました。
千葉に行きひどい目にあっても、オリンピックが来ても
「奇跡的な存在。いったん中止しては再開は困難」
と人望とご自身の献身で紡がれていきいつしか日本有数の
人を歩めるイベントとなり誰でも知る存在になったコミケが
まさか疫病で中止など予想もしていませんでした。
訓練されたボランティアスタッフ、多士済々な出店参加者
そして世界に誇る練度を示す一般参加者。
ほんの少しでもお力になれればと買いそびれた製本版の代わりに
電子版を喜んでゲット。
しかしあらためてPDFでみるとなんと力の入った、かゆいところに
手の届いたカタログ。感謝します。
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2020年04月25日
値引きに惹かれて購入。
コロナで気がめいりがちな日々かわいいコたちの
戯れる姿で気分を上げていきましょう。
キャラはかわいい!エロは少し抑え目。
かなり世界観が垣間見えるのですがいかんせん紙幅が少ない
ことが惜しまれます。見るだけの素人が勝手な発言なのですが
これをエピソード0から始め4~5エピソード程度膨らませれば
「読ませて抜かせる」最高評価の作品に化けていたのでは。
あまみりょうこ先生の作品の中でも出色のこのシリーズ。
友情と受け身の官能に堕ちるこの退廃感がだいすきです。
とくに「すでに堕ちている」のではなく「いま堕ち何としている」
夕暮れ時をおっかなびっくり歩んでいる黒髪剣道少年、最高にエロ。
こんな少年を作り上げていく男への羨望がとまりません。
いいぞ、もっとやれ。
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作者さんの男性向け作品(Hi-cal名義)が好きで購入。
屈服がここちよい俺様はほんとうに素晴らしいものです。
男性でも主人公に十分感情移入できる常識と自我が崩壊する
被虐と服従の快感。とても良いものです。
また絵が内容と相まって大変心打つ練達のエロさ。
男性向け作品にも通ずる一貫した主体性をくるわせつつ
自ら進んでのの堕ちもの。好きです。
レビュアーが選んだジャンル
手塚治虫の無自覚ミームが2種の性癖となってここに開花。
達者ではないけれどたいへんかわいい絵柄がここちよい
興奮をもたらします。
どうしてぼくらはこんな人外やTSにここまで嵌れるのか。
いつも自問しつつ結局答えは出ませんが、やはりロックやリボンの騎士
そしてW3といった幼児期の刷り込みが発露したとしか。
少しだけ残念なのは過程のコマ落としがすこしはやくて
もっとねちっこく2倍位程度の紙幅があれば。そのあたりは
あっさり味です。
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義父モノ以降きのっ子さんのファンです。
失礼を承知の上で申し上げるのですが、抜群の画力というわけではなく
エロシーン比率も低くはないけど高くもない。
なのにどうしようもなく惹かれるのは
あるものの本質が、本人の意に背いて変えられていき
いつしかその深淵から帰る道を喪っていくはかないものの姿
なのでしょうか。捻じ曲げる主体にも客体にも感情移入できる
佳きものです。
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2020年04月25日
いつもの絵柄、旋律もリズムも作者のお好きなペースで進む
まるで山下達郎やユニゾンスクエアガーデンの曲のごとき作品です。
なのに実用性も伴ってハッピーに展開すしていくアマアマ感のある
関係性にあらがいようもなく魅力を感じてしまいます。
職人は奇をてらうことなく王道の毎日でも食べたい定食
を用意してくださる。感謝をもって堪能しました。