Saul Goodmanさんのレビュー一覧

魔法少女のアシスタントに合格したアサミが、仕事に就く前に知識を深めるため、研修を受けることになります。
そこで魔法少女の超常的な能力の秘密の一端が垣間見えるのですが、
贈呈者という謎の存在が仄めかされます。
贈呈者とは一体何者なのか、魔法少女たちの黒幕なのかもしれません。
そしてアサミの先輩アシスタントのヤスナが、アサミの宿敵のミマと姉妹だと判明。
姉妹でこうも性格が違うのかと驚きです。

大吾が捕らえられている階下ではなく、敢えて先ほど通った階上に再び向かう雫。
何か秘策を思いついたようです。

アラクネの脚の秘密ですが、機械仕掛けで動いている訳ではなく…
真相が明かされて驚きです。アラクネは背後にそんなものを背負っていて気持ち悪くないのかな。
雫は大吾の貞淑な妻として料理の知識に精通していたことがアラクネの妖糸の秘密を見破る切っ掛けになった。
愛する者の存在が雫を強くしたとも言えると思う。
しかしおそらく、雫はアラクネの命までは奪わないと思いますが。

家のお手伝いをしていた楓子ちゃんが、誤って卵を床に落としてしまった。
晩ごはんのおでんはゆで玉子が出来ないのでキャンセルになりかけたのだが、
どうしてもおでんが食べたいという楓子ちゃんの願いを朔太郎が叶えます。

どちらかというと私もおでんの中に入れる具材はゆで卵よりも厚焼き玉子派なので、
今回のエピソードは共感しました。
もう一つのエピソードは西園寺も交えてみんなで焼き芋を焼いたりして、
楓子ちゃんの表情がどんどんイキイキとしていく様子がとても良かった。

幼馴染の葵と同棲して四年が経つエマ。そろそろ結婚を考える時期なのだが、
二人の関係は倦怠期に入り、破局の危機を迎えそうな雰囲気。
そんな時、友人の頼みで仕方なく合コンに参加したエマの前に、
初恋の相手、戸高が現れる。

葵はエマは絶対に自分の下から離れないと高を括っていたらダメですね。
イケメン高スペックの戸高がエマに告白し、三角関係不可避です。

進学先の登校に便利ということで、叔父の明の家に下宿することになった愛華ちゃん。
二人は一見仲良く同居しているようなのだが、実は明は愛華ちゃんに劣情を抱いていました。

明の職業は作家ゆえに、愛華ちゃんに独り善がりな妄想を抱いて睡眠姦に興じてしまいます。
純粋無垢な愛華ちゃんが男の黒い欲望に穢されてしまうという背徳感が凄くて興奮しました。

橋広こう先生の描く美麗な美少女最高です。

修羅のケロスはジャロス、べロスの姉であり、自分の家族に誇りを持っている様子。
そしてその誇りを汚す者には命を奪うことも辞さないという強い意志を持っています。
弟のジャロスに危害を加えたポートガの面々にケロスの怒りが爆発。
マリはケロスに顔面を攻撃されて大ダメージを負ってしまいました。

負傷したマリをオレントに任せて単身でケロスに立ち向かうドラゴエルフですが、
果たして勝ち目があるのか疑問です。

桜樹組のマスコット、黒猫のおはぎが丸々と太ってしまい本物のおはぎのようになってしまった。
そこで八重花ちゃんはおはぎのダイエット作戦を開始。
霧島たちに餌の量を減らしてもらうように協力してもらうのですが…

潤んだ瞳で餌を懇願したり、餌がもらえないとなると狂暴化したりと、
おはぎの情緒が不安定過ぎるところが面白い。
一生懸命おはぎの良いお母さんになろうとする八重花ちゃんが可愛かった。

桃山組の幹部、真白が部下の高良を伴って休日にバッティングセンターに遊びにやって来ます。
バッティングは高良のストレス解消法なのですが、真白にじっと見つめられて
高良はストレスが逆に溜まっている様子。
そして真白は、ヤンキーたちが危険なやり方でバッティングを楽しんでいるのを見かけ、仲間に入れてもらうことにします。

“本物”の真白の前では見掛け倒しのヤンキーも恐怖で卒倒してしまった。
真白自身は本当に楽しそうにしているのが逆に怖い。

練馬ホームレス殺人事件に使用された凶器に、壇のDNAが付着していることが判明。
刑事の虎丸と狐谷は逮捕状を持って壇が住むタワーマンションに向かうのだが、
部屋には誰もおらず、壇は逃走した可能性が高くなりました。

意外な展開です。壇は小細工を弄して自分を無実の方向にもっていくのかと思いましたが、
普通に逃走するとは。
マスコミにも壇の逃走が大々的に報道され、壇の刑事部長としてのキャリアは終わったかに見えますが…

今回は三話収録。学校で背が低いことをからかわれた楓子ちゃんが牛乳を飲んで頑張って背を伸ばそうとするシーンが健気で可愛い。
楓子ちゃんの夢はあかりさんのような優しい女性になることらしく、
あかりさんの真心がちゃんと楓子ちゃんに伝わっているようで良かった。
そして楓子ちゃんが初めて一人で料理を作る回。
朔太郎に教えてもらったレシピを見ながらロール白菜を作ります。
この料理は楓子ちゃんの一生の思い出になるのではと思った。