トリーさんのレビュー一覧
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『思わぬダークホース』
今夜お時間が空いているならプレイしてみるのはいかが?
体験版もなく、AIイラストということもあって正直に言えば怪しいゲームという印象のこの作品だが、中身は意外と言ったら失礼ですが、そこらのM向けゲームよりは完成度は高い。
良い点。
・マップのわかりやすさ、コンパクトさ。基本的に無駄なマップはなくイベント密度も高い。
・エロシーンは、短すぎず、長すぎない。ひとつひとつはあっさり見れるが抜けないというボリューム。
・SEの勢い感が興奮を誘う。
・基本は発展するようなイベントはないが(ニ回目三回目など)それでもいくつかはそのようなイベントが存在する。個人的にはすべてのイベントが一回で終わるのかなと思っていたため嬉しい誤算だった。
・これが駄目!といえる部分が思いつかない。全体的な平均クオリティが高い。
その他。
・言わずもがな、賛否両論あるAIイラスト。質は悪くないがAIだなぁ~とわかる(絵柄以外。目元などの細かい点)が、基本的に大きく崩れていない。
・一応オートテキストはあるが、調整できないので使い勝手は悪かった。エロシーンもがっつりってわけではないので、他のテキスト中心Mゲーと比べると抜き性能は低い。
最後に。
小さな風呂敷に小綺麗にまとまっている完成度の高い作品という印象。
ボリュームも十分。ストーリーもあっさりと終わるがきちんとたたまれているので後味は良い。
このゲームの販売数が捗っていないのは体験版が存在しないのが大きな理由だと思う。それがあればAIイラスト使用しているとしても現状の倍は売れていたと推測する。そのくらいのクオリティはある作品だ。
以上でレビューは終わります。
Mゲーを買い漁ってる身で言わせてもらいますが、劇的に面白い、エロい、というわけではないが安価な値段ということもあって購入しても後悔はしないと思います。
特に手持ち無沙汰なマゾの方、このゲーム、おすすめですよ。
2022年08月29日
・Hシーンについて
色仕掛け貢ぎものとしての一定のツボは押さえている、
Hシーンに関しては4キャラかつ2~3シーンが平均。二回目や途中の選択肢で部分的に一部テキストが変化するものも多いが部分的で、この値段帯のゲームにしては物足りないか。全体的にあと各1シーンほど欲しいと思ってしまうのは贅沢か。
そして、本作では一部イベントにて詰んでしまうレベルで「搾り取られてしまう」が、基本的になんらかのイベントに発展することはなく、ゲームは普通に続けられるもののリセットするしかない仕様だ。
できるならば、何回も貢ぐことで特殊END。そのような発展が不可能ならばやり直し機能があれば良いと思った。(これ以上なにもないですよという配慮にもなる)そこら辺りを作り込んでいれば貢ぎマゾゲーとしては非常に良い物になっていたと個人的に思う。
・便利機能
全体的にやや不便。
戦闘が終わったあとに誘惑行為があるのだが、やり直すのが中々面倒くさい。ときおり入るセーブの挿入を、そういうときこそ使用してほしかった。
地味に戦闘の難易度が面倒なのでズル装備があるのは良かった。
・イラスト
荒はあるが可愛らしくてエッチだと思う。美麗というほどではないが色遣いも特徴的な絵で個性もあり、普通に使えるレベル。
・総評
正直ゲームとしては未成熟かつ物足りない面は否めないが、一番大事なツボは押さえていると感じたので、きっちり内容を詰め込んで、問題点を改善すれば将来化けるサークルになるかもしれない……そのような可能性を感じさせる作品だった。青田買いというやつである。今作を買っておいて、のちのち後方腕組みおじさんと化すのはどうだろうか?
長文の読了感謝である。
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おなじみ、「さーくるてくあ」様のマゾ向けゲーム。
今作の特徴はなんといっても、作品を出すごとにクオリティを高めていっているアニメーションするえっちなイラスト。
個人的に今までより《良い意味で》違うなぁと感じたのは、キャラクターの前後感……立体感です。
こちらに伸ばしている足、唇、その後ろに控えるいやらしい女体。
それらがこれまで作品よりも立体感を感じられるアニメーション(イラスト)になっていて、より一層、情欲を煽ってきます。
ーーべた褒め以外の選択肢のないイラスト面ですが、その一方で、個人的には重要視しているテキスト面は最低限○といった評価をせざる得ないレベル。決して悪くはないのですが、(今作は特に)あくまでメインはアニメーションといった印象を受けました。
あとは登場するキャラクターが3-4体に固定されているため、魅力的に映らないキャラが1、2体いるだけでも大きく実用えっちしーんが減ってしまう点にも注意しましょう。まあこれは主要人物が少数のゲームすべてに言えることですから、事前に体験版をプレイして己自信で見極めてください。
総評としては、今までの「さーくるてくあ」作品の中でも、アニメーションエロにちからを入れた作品といった印象。
ゲーム自体の「遊び」も過去作に比べると控えめで斬新さも薄め。アプデなどで今後どうなるかは置いておいて、現状はそういう面に物足りない感はありました。
ただ、値段が高いかと言われるとそんなことはないと思います。そもそもアニメーションの質も量も素晴らしいため、むしろ素材面を考えるとこの値段は明らかにお買い得。
M向けゲーム界隈で最高レベルのアニメーションなのは間違いないので、そういったものが好きな方におすすめの今作でした。
レビュアーが選んだジャンル
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2021年12月29日
冗長になりすぎない導入に、わかりやすい背景設定。
作品紹介にも書いてあるとおり、10種とえっちなシーン自体は多くはないですが、それでも500円と考えれば十分なほどです。
さらになんといっても素晴らしいのがイラスト!
胸元やくびれを強調した色っぽい絵柄で、個人的には非常に好みでした。
ただ、世の中にはイラストだけがいいゲームがあるのも周知の事実。
他ならぬ自分も、テキスト面でしっかり描写されていないと、ため息を吐いてしまうこだわりマゾなのですが……このゲームは、イラストとテキストを両立していて、とても満足度が高かったです。
とりあえずは体験版をやってみて股間にくれば即購入、それがおすすめです。そうしてプレイを終えた頃には、あなたは、4倍以上値段でいいから4倍のボリュームでやりたかったと……若干の物寂しさとともに、このサークル様への次回作への期待で胸いっぱいになっていることでしょう!
性癖に合っているのなら文句なしのおすすめ作品です!
M向けゲームの中では中々の異彩を放つ作品。
いわゆる、男の負けの、格闘M、ミックスフェイトと呼ばれるジャンルです。
本作は、いきなりどっぷりとエロを楽しむ……というよりは、過程やシチュエーションを含めたものを楽しむような作り。なので逆に言えば、とっととエロだけ見せろ!という方にはもしかしたら向いていないかもしれません。
購入を迷われているかたは、まず、同作者の小説である――【女性恐怖症の格闘少年、奮闘する】を読んでみましょう。名作です。
プラウザで検索すれば簡単に見つかります。この作品が気に入った方ならば問題なく購入しても楽しめることでしょう。
ただ、個人的には十分に楽しめた今作でしたが、残念だった部分がないわけではありません。たとえば……色仕掛け。戦闘中のやりとりは色仕掛けといってもよいのかもしれませんが、個人的には戦う前から色香に負けてしまう……。などの選択肢やシチュエーションが欲しかったなと。色仕掛け要素を期待して購入すると、アレ?となるかもしれません。前作のRPGがそういうものが結構強かったので余計にですね。
なのであくまで男負けモノの格闘モノ。という認識をしましょう。とはいえ性癖にハマればとても楽しめることは確実ですよ!
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2021年08月03日
まず。
基本的にえろ方面のクオリティは素晴らしいのひとこと。
ただ、ニッチなシチュが数多くあるのでソフトMくらいだと、楽しめるシーンが極端に減るかもしれません。(身長差などが誇張されたおねショタイラストや、汚い系のシチュ(こちらはスイッチでオフに可能)
個人的には足責め系が多いのは◯でした!
次に。
UI的にもスキップやAUTO文字送りなどの、基本的なところは備わっています。ただし、膨大なCGのせいか、起動時に読み込みが入ります。個人の環境で変わるとは思いますが、F5リセットを実用するのがきつくなるくらいには長いです(30~50秒ほど?)
最後に。
性癖が当てはまるひとには相当シコリ度が高い秀作です。
先ほどの起動関連によるストレスも作品のエロさで十分にまかなえています。ここまでなら間違いなく☆5評価です。
……それでも☆4なのは、プレイすれば分かると思います。とはいえ、エロいには確かなので、まずはなにも考えずにプレイしましょう!
おそらく作者様の癖?なのでしょう。過去作でもそういう傾向でした。とだけ言っておきます。
制作決まった時はすごいワクワクしてまいましたが、体験版出てからはちょっと購買欲低下していました――が、それも今や昔、一言感想を言うならば、「よかった」です。
高クオリティなイラストと、フルボイス。なによりも段階的に過激になっていくエロシーンがたまりません。女性型の敵も、かならず複数エロシーンが存在し、正直ここまでエロシーンに妥協しない作品は見たことが有りませんでした。内容としては結構マゾレベル高いのでソフトな方は注意。
あと個人的に気になるのは、ボイスが本職なのもあってかテキストがほぼすべてセリフで構成されていること。淫語はいいのですが、地の文もある程度欲しいなとは思いました。
RPG部分に関しては一見、無駄に敵が強いなぁ~と思うことはあるかもしれませんが、一定のレベルまであげると簡単にクリアできるようになっています。大変なのは裏ボスのような存在の特殊クエストくらいでしょう。
ただ、目的の敵と遭遇するのが場合によってはかなりぐだるので、そこは短所かもしれません。
便利機能について。
簡単にDキーでオプション設定を呼び出せるのがポイントが高く、非常に使い勝手は良かったです。AUTO文字送りの秒数指定もあって、足りない……と思う機能はなかったです。
とはいえ、オプション設定からは外れるのですが、移動に関しての便利機能がないのは少し気になりました。仕様上ダンジョンに何回も赴くので、ひとによってはストレスになりえるでしょう。
最後に。
やはりこのゲームの本懐は、歩けば当たるエロシーンの暴力。相当のエロ特化です。ただそのせいもあってか、NPCの通常の会話などがあっさりとしていて、チープな世界観に見えがちなのは事実です。そういうひとは頭空っぽにしてエロを楽しみましょう。
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2020年10月17日
相手がロリという背徳感があってシチュは結構よかったです。
イラストも、商品画像にあるインプに多少不安を覚えるひとがいるかもしれなませんが、かなりえろ可愛いイラストばかりですので安心しましょう。
他には戦闘ラストの色仕掛けや戦闘中の口上分岐はかなり充実していて、その部分は素晴らしいと思いました。
しかしいっぽうで、(笑)や「、、、」があるなど、文章は万人受けするとは言えませし、基本的にえっちシーンもかなり淡々とした描写が多いです。
便利機能等に関しては、体験版をプレイすればわかるとは思いますが、あまり期待しないほうがいいでしょう。
それとコスパですが…かなり悪いです。
正直なところボリュームだけでいえば値段は3分の1でもいいと思ったくらいでした。しかし、製作者様側もイラスト発注などの費用もあるので、あくまで購入側の希望価格のようなものですが…。
――最後に。
自分は体験版をしっかりプレイして購入に踏み切ったのですが、正直体験版で体感6割は遊べてしまいます。処女作品ということも考えてお布施のような気持ちで購入するべきかもしれません。
様々なところで拙く物足りない作品でしたが、ある意味一番大事な、『フェチズムを刺激できる制作能力』ということを考えると、作者様のこれからの作品が楽しみではありました。
厳しめの批評が多くはなりましたが、個人的には応援しています。
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2020年05月11日
珍しい作品が出てたので試しに購入。
パッと触ってみた感じ、テキスト種類も想像以上に少なそうでつくりもイマイチでした。
これがユーザービリティやレイアウトに優れていて、テキスト種類も膨大などであれば、間違いなくおすすめ作品になっていたことでしょう。それほど良い発想だと思います。
ただ、プレイしてみた感じでは、ゲーム部分は申し訳程度の飾りつけをしたような印象です。おそらくですが、ゲーム制作というよりJava Scriptの練習に重きが置かれてるのでしょう。(違ったら申し訳ないですが…)
そういうこともあって、「習作」という表現がぴったりに感じます。
批判が多くて厳しいレビューになりましたが……今後、作者様がゲームを制作をするのであれば、このような面白い発想を生かした【本気のゲーム】をいつか作ってくれることを楽しみにしています。