言音さんのレビュー一覧

まず最初に、このゲーム色々と結構えげつないです。性癖などがマイルドな人にはあまりオススメできませんが、キャラを気に入ったならその辺は無視しても「可哀想なのはヌけない」でもなければまぁ問題はないでしょう。
ノーマルでそこそこの難易度があります。難易度選択は豊富なので主人公一人で戦うターン制RPGに慣れていなくてもクリアは出来ますが、シナリオも短くはないので低難易度でも手軽さは期待薄です。逆に言えばプレイ時間で見たコスパはよく、じっくり遊べる環境なら長所でしょう。適度にシリアスで普段はコメディのバランスとテンポがスラスラ読み進められます。
戦うにも生活するにも金が大変重要ですが、金を稼ぐのは効率がいい方法でもリアル時間がそれなりに掛かります。同人エロゲの「Hな手段で荒稼ぎしてヌルゲーヒャッホォーウ!」は難易度ノーマルで最低でも1～2時間の作業を覚悟してください。低難易度でも家賃などは変わらず発生するので稼ぎをしなくていいわけではありません。諦めて何かしら頑張りましょう。
エロシーンはサンプルの絶望顔からわかるようにハードな方です。2人を苛めぬいてその様子に悦に浸れるサディストやマゾヒストでないと厳しいでしょう。とはいえリョナほどハードでもないです。無理矢理ヤられて絶望する女の子は好きだけどグロは嫌って層がドンピシャですかね。
戦闘エロに関しては主人公は終始嫌がりますし抵抗します。エロステが上がって嫌がらなくなるとかもないです。快楽堕ち無しの敗北ものとか好きな人向けでしょうか。
エロステも上がったからキャラの様子が大幅に変化…しないです。ヤられる際は変わらず絶望顔で抵抗します。ただ自分から誘いに行くシーンで積極性が増すなどの変化は訪れるのでフレーバーに終始するわけでもないです。

総評すると、「ハード目だけど流血とか嫌だよ」って人にジャストブッ刺さる作品です。買うのじゃ。

・最初に
手軽に、色んなシチュで抜きたいと考えている諸君、今すぐブラウザバックをするべきです。ストーリー重視の作品のため必ず時間が掛かります。
時間は気にしないけど難しいのは勘弁という人、ご安心ください。難易度選択に加えドーピングが簡単かつ無限にできるので時間さえ掛ければどんなに苦手でもクリアできます。無敵モードもあるのでさらに安心。

・戦闘面
バランスはかなり大味で、雑魚とボス・難易度間の差が激しいです。
戦略的な戦闘システムを採用しているため、様々な技を習得した中盤からは敵が多少強くてもやり方次第で戦えて楽しいのですが、技の少ない序盤ではステータスの暴力に成す術もなく蹂躙されます。

・動作面
ただでさえ重いことに定評のあるツクールMVで演出面に力を入れた結果、メモリを結構食います。MVあるあるのFPSが極端に落ちてガックガクはあまりありませんが、メモリに余裕がないと頻繁にアプリが落ちます。セーブはいつでもできるので何度も再起動する煩わしさに耐えられる場合は無視できます。

・シナリオ
直接の繋がりはないものの前作「福音のアパスル」の未来の物語であるため共通した用語やシステムが登場しますが、用語集で簡素の説明がされるのみに留まるものも多く前作をやっていなくても楽しめはするものの、スムーズに物語を理解して没入するためには前作の知識が要求されると感じました。

・エロ
フルボイスかつアニメーションで質は素晴らしく高いです。がヒロイン数が多いために一人辺りのシーン数はやや少ないです。好き嫌いの激しい人には相対的にコスパが悪いかも。

・総評
演出やマップの作り込みは素晴らしく、良くも悪くも同人らしい作品となっています。しかしながらこの作品を評価する時はこれらの些末な問題全てを放り捨てて「おっぱい」と評するしかないでしょう。要するに手軽さ最重要視勢以外のおっぱい好きは買いなさい。

モンスターのファーム的なゲームのアトモスフィアを感じさせる作品。
元ネタは強いモンスターの育成には複雑なステータス管理や寿命をはじめとする非常にシビアなリソース管理が求められ、数世代に渡る壮大なモンスターサーガが紡がれることも珍しくはないような、やり込むと長いシリーズでしたが本作はかなりカジュアルな作りとなっています。
寿命は「かなり長い」らしく、お互い死なず衰えず、いくらでも元気に戦えます。寿命がないため成長しやすさの差はほぼフレーバーとなっている他、行動ゲージ速度などの元ネタで重要視された固定ステータスも育てられるようになっており、細かい育成方針などは不要になっています。

戦闘の方は距離やモーション速度といった要素がオミットされているために技の評価軸は行動ゲージの消費量と、スタミナ・行動ゲージへのダメージ量のみです。エロ系の技は状態変化も発生させるのでここが一番の種族間の差異かもしれません。習得も特別な条件はなく覚えた技はメニューで自由に入れ替えられるため育成に悩む必要は無く手軽になっています。このため戦いにおける差も強くはなく、好みのモンスターで最強を目指しやすい代わりに行動ゲージの管理とステータスの殴り合いに終始しやすくなっています。

このサイトに来る人にとって肝心なエロの部分ですが、ヒロインとなる女性型モンスター達は「純潔を捧げたパートナーと生涯を共にする」習性を持ち、いちゃらぶしている所を通常のモンスターによるエロ技でNTRしたりされたりするのがメインとなります。その過程が目に見えるのが良いですね。自分で積んだ積み木も他人の積み木も、崩すのは楽しいものです。

総評は「元ネタのツボは抑えつつ面倒な部分を簡略化した、良質な育成エロゲー」です。手軽さも十分にあるためNTR好きと戦闘エロ好きには広くオススメしたい作品です。ガチの育成ゲーを求める場合は縛りプレイ必須ですが。

前作・前々作と同じ世界での村づくり&教団運営シミュです。
主人公は(前作プレイヤーには)見覚えのある「神様」の声を聴き感化され、教会から破門されたヤベー奴です。

この作品、限られた期間に限られた行動回数で問題を解決しつつ目標を達成するデザインなためかなり試行錯誤が求められます。つまり想定プレイ時間10時間とか絶対嘘です。
主人公がダンジョンに出向いて何かやる要素は薄く、使徒と呼ぶエリート教徒達に建てた施設を使った仕事を指示して村と教団を発展させ、住民の陳情を処理していきます。その過程で一般人の生活が従来作より深く描写されますね。
使徒は最大4人で仕事しますが、使徒ごとの得意不得意職業によって成功率や収支が変わるので毎回パズルの如く頭をひねることになります。たのしい。このお仕事で村と教団を発展させ、気まぐれな神様?が多分思い付きで「今月は○○を高くするデス」とかほざいてきやがったノルマをクリアしていくことになります。
腹ペコ神は毎月使徒から一人「天葬」と呼ぶ儀式の生贄を要求してきます(転送とかけてるんでしょうかね)が、あの我儘(死)神様はこういう魂が欲しいと偏食キめやがります。無視してもまぁ問題ないんでいいですけど。
もちろん天葬された使徒は退場しますが、送るのが無能だと引継ぎとかゴタつくのか、その使徒の不得意な部分とかで問題が起きて…あぁまた考え直し…!
教団の行く末に関わる重要な選択や開発方針を間違えたなど、様々なことが原因で神様(仮)が飽きたり外部勢力に襲われたりでゲームオーバーになったりしますので、セーブデータはとにかく分けましょう。

エロも今作は一風変わった導入ですが、肝心の中身はやはりイチャラブ中心のハーレムとなります。拝めるまで長く手間なのも変わらぬ安心感。
ただし主人公の右腕的な人の妻や、教団全体の奉仕係にしたりで外れる場合もあります。でもそういうのもいいと思うんだ。

ジャンルとしては「めんどくさそう」なイメージのあるシミュレーションとなっていますが、面倒くさい要素は極力排除された抜き用のゲームです。
シミュレーションものによくある限られた期間で稼ぎと強化をバランスよく行うとか、特定のシチュエーションに対応するためだけの準備を要求されるとか、そういう熟考する要素はあまりないです。
開発できるものは研究と言う名のストーリーの進行度によって管理されており、広く浅くか狭く深くかを選択する余地からしてありません。期限とかも設定されてないので銀行が全て倒産しそうなほど店舗とATMから強盗を繰り返し、ヒロインの髪の毛の本数さえ分かりそうなほど調査を繰り返し、都市から女性住民が居なくなりそうなほど拉致を繰り返し潤沢にリソースをたっぷり集められます。まぁ、集めても使う先がないんでもはやフレーバーじみてますけど。
戦闘も、どの怪人を連れて行ってどう戦うかとか考える必要はなく、作戦毎に決められた戦力(基本的に保有する全戦力)で出撃します。難易度3段階で調節できますが、少なくとも序盤はハードでもきちんとスキルを使えばそうそう苦戦することはないです。イージーなら何も考えず通常攻撃連打の小学生プレイでも勝てます。

いつもながらHシーンは各ヒロインしっかりと差別化されていて、それぞれに違った魅力があることがベネ。一般人や身内さえヤる鬼畜の所業で主人公の性格を表しつつバリエーション豊かなシチュエーションを提供するところなどディ・モールトベネ。特にヒロインピンチものの胆であるヒロインのプライドの拠り所が違うところがベニッシモ。
主に凌辱上等なサド向けのシーンが多いですが、別支部の女幹部のシーンにはマゾ向けのおねショタも搭載されています。好みはわかれるでしょうが大いに越したことはないし嬉しいよネ。

元ネタ既プレイの人は一瞬で解るとおり、モンス〇―ハンターのオマージュを多分に含んだ作品です。

様々な個性の強いキャラ達をコミカルかつ魅力的に描いたテキスト、感覚的に操作できてテンポよく進むクエスト、その辺の雑多なアイテムにも用意されたフレーバーテキスト、元ネタを踏襲しつつ手軽故にストレスを感じにくい装備の作成要素、ファストトラベルやオートダッシュの切り替えなどのストレスを緩和する機能などなど
多くの面でよく練られており、物語を読み進めていても、装備を作るためにハムスターよろしくクエスト周回していても、集めたアイテムや装備を眺めまわしていても楽しくプレイできます。

エロのジャンルは純愛が強いですが、タイトルにある通り他の女性キャラとの浮気やら、過疎気味だろう村の男性陣によるNTRもある欲張りな代物です。
テキストの良さはエロでも発揮されていて、純愛シーンはゲロ甘いです。あまりの甘さに回復薬にシーンを見せればハチミツ代わりに反応してグレートになってくれそうなほどに。まぁこの作品では回復薬グレートにハチミツ要らないんすけど。
浮気シチュでは欲に忠実過ぎる狩りのパートナー達妖精が相手の際はそうでもありませんが、人やモンスター娘相手では罪悪感や背徳感をたっぷり煽る文章になっており、とても満足出来ました。人として最低だが私は一向に構わんっ!

また浮気やNTRに至る経緯や過程が世界観に組み込まれた設定によって生じているのも好きです。没入感とかが強化されてよりシコなんです。

アクションRPG作品で、コンセプトは「イー〇でテイ〇ズをする」らしいです。
まず最初に言っておくべきこととして、滅茶苦茶ガッツリ遊ぶ必要のあるゲームです。サクッと抜けるゲームをお求めの方、休日に30分くらいしか無理という方は、よくよく自分のムスコと相談するかブラウザバックを推奨です。

では、一番時間を掛ける要素である戦闘及びダンジョン攻略ですが、ウディタ製とは思えない程手軽かつ爽快にアクション出来ます(ウディタ自体はポテンシャルおかしいんスけど、アクション極めた同人ゲーあんま見ないよね)。戦闘はシームレスに発生するので早々ストレスになりませんし、普通に走って逃げられます。操作も攻撃+方向で設定した技を発動、後は防御と特殊行動なんで操作に複雑さはないです。適当にカチャカチャしてても簡単にコンボ決まります。ただ一部の技はモーションの関係でコンボ繋げにくい場合もあるので、考えて詰める余地もあります。MPのようなリソース管理もほぼなく、戦闘のイメージとしてはテ〇ルズのリメDですね。
かと言って高難易度だと普通に苦戦しました。攻撃躱すのが想像以上に難しく、爽快感に任せて攻撃しているとスパアマからの反撃モロに喰らいます。難易度はノーマル基準に下に1つ上に2つの計4段階で、レベル上げなどプレイヤー側からも調整できるのでスタイルに合わせても楽しむのも一応できます。
ダンジョンは広めですが、多少のゲーム経験があれば迷子になることはそうないでしょう。一部キーアイテムの使い方に困った程度でした。

そして皆さんの一番知りたいだろうエロについてですが…ぶっちゃけ何もいう事ねぇ!
強いて言うなら戦闘中に起こるのが拘束時間長めで何度も喰らうとテンポが悪くなる程度ですが、耐性装備とかで防げるんで大して問題ないです。シチュは無理矢理or騙されがメイン。絵とかテキストは好き好きなんで体験版で確かめて。以上!閉廷!解散!

体験版で苦労することなく最初のダンジョンクリアして、製品版買って装備の更新もそこそこに製品版からの2つ目のダンジョン行ったんですよ。「難易度設定あるってゆうてもイージーノーマルの二択だしエロが売りの同人ゲーの2つ目のダンジョンなんぞノーマルでも苦戦せんやろ最初のダンジョンのボス初見でも1人も死なずに倒せたしなガハハ」って
最初のエンカウントで全滅しました。
ここまで見事な噛ませ犬ムーブを素でするかと謎の感動を覚えつつ、回復ポイントは無償なのにスキルの使用を渋った小市民的戦闘スタイルを反省して出し惜しみ無しでやったんですよ。
半壊しました。
強い…っ!火力が尋常じゃねぇ…っ!
これはマズいと最初のダンジョンで狩りして装備整えて、出し惜しみ無しで戦ってようやく苦戦しつつ何とか進めるレベルなんですよ。
レベルデザイン完璧かよ。普通に楽しいわこの戦闘。世界〇の迷宮シリーズやってる時くらいの緊張感。
でもこんなサイトの同人売り場でゲーム漁ってる人って結構な割合で手軽なゲーム求めてると思うんです。「そんなダルいんだったらやらんわ」って思う人多いと思います。
でも大丈夫!(ほんとう?)難易度下げたら敵はカスです!脳死通常攻撃おしっぱでも倒せます。流石にレベルが低くて装備も弱い、ただ本当に最低限度のパーティーだと多分苦戦しますが、多少の稼ぎを許容できるなら障害になりません。TA★DA☆NO★KA☆KA★SHIとは参りませんがまぁ、そのレベルの時間も惜しい人はハナからゲームじゃなくてCG集とかをお勧めします。

エロの評価?口で言ってちゃ伝わるモンも伝わりません。体験版で充分見れるでとっとと見やぁがれです。店で媚薬買って王女様のターゲット率操作のスキル取れば戦闘中のもかなり狙って見られるんで揃えておくのをお勧めします。

本作は見ての通り和な世界観の作品です。ヨーロッパ風の異国があり、それらの文化も多少流入しているようですが登場人物たちに馴染みは薄い様子で、エロステなどの表記も古めの日本語で書かれており、細やかな描写とこだわりが感じられ作品全体への期待を持たせてくれます。

戦闘中エロや着替えなど、過去作と同様のウリを抑えつつミニゲームなどの新しい試みが見られ、変わらない安心感と新鮮味が同居しており大変ありがたい内容になっています。
着替えの時の乳揺れも据え置きだよやったね!

戦闘は前作から結構変わっている上、相変わらずシンプルとは言い難い内容ですのでサクッと抜ける作品をお求めの方には少々厳しいでしょう。前作はスタミナの続く限り何度でも行動出来ましたが、今作では基本1ターン1行動のオーソドックスなターン制です。しかし、技はどれを使うかをコマンド画面で選択した後、右左上下のQTEで実際に発動させることになります。QTEと言われて尻ごみするかもしれませんが、某アクション化が止まらない元ホラーなA級タイトルシリーズのように失敗したら即死のようなダルいペナルティはありませんし、受付時間は長く、ランダムな場合もありますが基本は入力するキーが固定で技選択の際に確認できることもあり覚えておけば問題はありませんが、攻撃の度に入力が求められるので少々手間です。
主人公敵共に3段階の「妖力」が設定されており、この強さで使える技が変化します。主人公は技ごとにQTEが3段階用意されていて、妖力が高いほど上位の入力が可能になる仕様です。敵の場合はステータスや使ってくる行動の変化ですね。

体験版がかなり丁寧に作られているため、少しでも気になったなら是非ともDLしてプレイしてみてください。数十分の手軽さでありながら魅力を感じるには十二分のものですので、ちょっとした暇にやってみてください。

しもばしら工房さんの新作、今回は巻き込まれ現代変身ヒロインものです。以上です。
何?それじゃわからん?しょうがにゃいにゃぁ

とは言え基本は前作と変わりなく、段階エロがメインの戦闘エロ有のRPGです。
日数制限があり、ぶっちぎるとゲームオーバーです。が、悪の組織の暗躍をボコって止めたり、主人公の汚染を解消するマッサージ(もちろんえっちなやつ)で踏み倒せます。ボコるのは無制限に繰り返し行える上、毎度報酬のお金も貰えるので、経験値稼ぎ兼お小遣い稼ぎに暴力を振るう、どっちが悪なのかわからない状態で制限を踏み倒せます。悪の組織からカツアゲした金でえっちなマッサージを受けるんだ!時限イベントもないそうで安心して年単位でも活動できます。学校はどうなってるんだとか突っ込んではいけない。

個人で活動するアマチュアヒーローな主人公は、活動資金稼ぎと円滑なヒーロー活動のため、市民からの支持を集めることになります。これがどういう意味を持つのか、勘のいい紳士淑女の皆さんならお判りでしょう。ヒーローものの醍醐味「あの有名な○○がやられて○○されるなんて…!」ですよ。あれが、元から有名なのではなく、無名の状態か、様々な活動を数値として確認できてこうなるのは、大変に素晴らしくえっちだと思いませんか?知名度を上げることで寄付などの形でゲーム進行が有利になったり、私たちの同類からの寄付を募るためにえっちな写真撮影などのイベントにも繋がる満足度の塊みたいなシステムです。まったく、変態め!
あと現代ものなんで前々作主人公が客演します

難易度設定もあるので安心。低難易度ではサクサク。高難易度ではそこそこ歯応えあります。ダンジョン毎に隠しボスも…

語れと言われたらあと5～6倍の文字数は語れますが、文字数制限がヤバいのでまとめます
変身ヒロイン物の良い所が詰まった非常に満足度の高い作品です。
買え!