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ゆるやかなリズムを刻んでいて、その状況が最初から最後まで続いていました。
急に音が変化する場面もありますが、全体的に少なめでした。

海にたとえると、穏やかな波が周囲を覆っているといったところ。
荒々しさはなく、優しさで包まれているって感じです。

のんびりできる曲だなって思いました。
聴いていると気持ちが楽になってくるから不思議です。
昼寝をする時とか、読書する時とかにも使えそうな気もします。

少女の股間の匂いを嗅いでいるシーンがよかったです。
細かい感想を述べているのがいい感じでした。

少しおしっこの香りがするとか、細かく述べています。
もっと近づきたいと言わんばかりの雰囲気でもありました。
匂いフェチには堪らない場面だったので、結構興奮しました。

イラストの少女のパンツに、鼻を近づけていると想像しながら楽しみました。
イラストもエロ可愛かったので、おかげでよいひと時を味わえました。

大正13年のシーンによると、藤堂撫子は青山氏のもとに嫁いだようです。
で、離縁されて娘と共に実家へ戻ったとか。
性格は以前と全く変わっていません。
そうなるのも納得できます。

嫁いだのが三条ではなくてよかったと思いました。
主人公に対する恋心が残っていた結果かもしれません。

後半に今園春陽が出てきました。
容姿的に成長した主人公と見て間違いないです。
世間的には既にいない存在です。
海外に留学するしか方法がなかったんだろうなって思いました。

一つ目は草間トリノを代表とする者達のことです。
化け物を殲滅することを目的としていて、命をかけて戦っています。

二つ目は笙子と謎の少年を中心に動いていて、老人が四人います。
化け物は手懐けているって感じです。
鍋を囲んでいるなど、一家団欒って雰囲気もありました。

変なことになっているなって思いました。
笙子がいる方が、安全地帯に見えるのも面白いです。不思議な空間って感じもしますが。

笙子が謎の少年と共に行動しているのは、草間トリノと同じ結論に至ったからではないかと。
少年が島の主であり、化け物の繁殖をしている親玉であると。
一緒にいた方が安全には違いないです。
賢い女性だなって感じます。

笙子が謎の少年に何かを教えているシーンがありました。
木に座りながら尊い死があることを教えている感じです。
ここは読んでいて怖かったです。
アンナの母親にしたことと同じことをしている気がしたので。

何を考えているのかわからない。
この点も恐怖を感じる潤滑油になっていました。

軍隊手帳に書き込んでいた彼は、見てはいけないものを見てしまったようです。
どれも常識からかけ離れたとんでもないことばかりでした。
恐怖を感じてしまうのもわかります。

彼が軍隊手帳と共に放置されたのも気になるところです。
丁重に扱われるのが普通ですが、それが全くみられないです。
それが意味するのは一つだけなので、悲しいなって思いました。

この島にいる若い人は、少女達を除くと少年だけです。
終わる寸前だった気がします。

私が化け物だと感じたモノは全部で三つです。

一つ目はこの島に生息している謎の生き物です。
目が大きくて人間のような手足を持っていて、標的を捕えようと常に狙っています。
捕まってしまえば終わりが待っているので、見つかったら戦うか逃げるか、このどちらかしか手段はないです。

二つ目は、草間トリノを目の敵にしている彼女のことです。
読んでいて一番怖いと感じました。
やっていることと表情が、もう人間ではなくなっているので。人は環境で変わるといいますが、ここまで変わるのはある意味凄過ぎです。

三つめは読んでいて悲しくなってきました。
草間トリノが小学生だった頃の内容になっていて、同情したくなる内容でもあったからです。
ひなと出会っていなかったら、今も化け物のままだったかもしれない。そう思ったら涙がほろりと落ちました。

夢の中の彼とはクーンのことです。
少し怒ってる気がしたと言っていました。

元カレにキスされたことを知ったのか、それとも親しそうにしているのを嫉妬したのか。
もしくは両方かもしれません。
主人公は全く分かっていない様子。それどころか、クーンに聞きそうな雰囲気です。
この人は相変わらずだなって笑いながら思いました。

三角関係になってきました。
今のところはクーンの方が優勢のような気がします。

オークションに出品される物を、買わなければいけない状況になったのでした。
主人公は急遽お金が必要になったということで、ギルドへ行きました。

持参したのは、デイリー召喚で出てきた現実世界の物です。
スナック菓子、飴、ポケットティッシュ、メモ帳、おもちゃなどなど。
仮にリサイクルショップに持ち込んだとすると、100円にもならないです。どれも普通に買える物ばかりときているので。

ギルドの査定の結果で吹きました。
数億という大金になったのが面白過ぎでした。
飴が数千万円で売れるとか、そんな感じだったのではないかと。
やっていることが錬金術なので、主人公が羨ましいです。

モンスターのごった煮で吹きました。
あれはモンスターを適当に切り刻んで鍋に入れて、それから煮ただけです。
マズイのも当然なので、つい笑ってしまいました。

味噌汁が出てくるのはその後です。
キノコと野菜、きちんと調理した豚っぽい肉などを鍋に入れて、最後にデイリー召喚で出てきた味噌を加えていました。
そして完成したのが豚汁風の味噌汁です。上手くできているので、美味しそうだなって思いました。

服が吹っ飛んでいるのが面白かったです。
謎の解説がついているのもじわじわときました。