Liste des critiques de 完全食

竿役のおじさんが薬による催眠調教でサレンを犯す作品。ユウキも顔は少し出てきますが、NTR感は薄く、純催眠作品と言えそうです。催眠に一家言あるわけではないので詳しいことは言えませんが、導入は比較的あっさりしているため嫌われ→催眠でラブラブ、のような変化には乏しいと感じられる場合があるかもしれません。
絵については、豊満な肢体がしっかりと描写されていたことは勿論満足で、本作は竿役のチンポの描き込みもしっかりしており、丁寧さに感服しました。

シチュはフェラ、正常位、バックあたりにコマが割かれており、定点カメラのコマ割もあります。定点カメラのコマ割りは特にエロスを感じたため、この点で星5をつけることを確信しました。

短いながらエロスを十分に感じることのできる催眠作品。特にライトに催眠を楽しむ方に向いている作品と言えそうです。

某アイドルコンテンツの二次創作。すっかりジャンルとして定着した「退魔忍」は、これさえあればどんなハードシチュでも説得力を持ってしまう魅力があります。

内容はロリ体型の2人が登場し、オークや触手と絡むようなもの。浅学ながらオークについてはオークらしさを感じなかったものの、キメセク、脳クチュなど知名度の高さにも関わらず供給に不安のある性癖がしっかりと盛り込まれている点は素晴らしい。脳クチュはアヘ顔も勿論セットで、このシーンだけでお値段以上の価値があると言っても過言ではありません。

本サークルの後続の退魔忍シリーズは快楽墜ちにおける心理的な推移に重点がおかれている一方で、こちらは肉体的な面に重点を置いている印象を受けます。どれも素晴らしいですが、自分の好みと相談するのも一興でしょう。

ニートな竿役が妹とエッチする内容。ラフな線は粗さを感じる方もいらっしゃるかと思われますが、本作のイキ顔はむしろこの粗さじゃないとダメなんだ!と断言したい。アヘ顔寄りで白目をむいているのですが、逆にこれが綺麗にまとまっていたらさほどエロさを感じなかったと思われます。

あとがきにはヒロインの妹が量子論的な多世界解釈に基づいて思考したり、話が進んでいると記されています。私はこの領域についてはど素人ですが、これらの要素は作品と結びついて効果的な表現ができているかというとそれはさほどでもないと感じました。しかし、多世界解釈などをエロと融合させる試みは大変興味深いもので、ノジ氏が今後この方向性を深めていくのか、深めるならどのようになっていくのかについては気になるところです。

『終の館』五作と『ホームメイド』および新規の楓ルートを纏めた作品。本作は『終の館』という前日譚とでも言うべき作品と繋がるcircusの意欲作です。舞台設定も大変特異で、第二次大戦で敗北した日本の領土のうち、彩玉(埼玉)が英国領となりメイドや貴族文化が栄えたif世界となっています。また、主題歌も橋本みゆき - Cheer up!とふにゃっとしながら元気の出る名曲です。

シナリオについてはまとめ版ということでそれなりに量があります。『終の館』部分は現在でも見所を感じられる部分がいくつか見受けられる一方(特に『恋文』は素晴らしい)、『ホームメイド』部分はやや単純なきらいがあり、令和においてはやや低い水準に感じられるでしょう。エロも薄い傾向にあります。しかし、シナリオ担当のたけうちこうた氏のtwitterでのつぶやきによると、本作のあるテーマは後続の『D.C.3』との繋がりもあるとのことで、それを加味するとまた見方が変わります。長寿シリーズであるD.C.との関連を押さえたいファンの方は是非プレイするべきです。

本作はBISHOPのゲーム『牝教師 ～淫辱の教室～』のOVAです。大まかなプロットについては原作を参考にしていますが、アニメオリジナルの内容、および原作設定をあえて説明していないことによって本作独自のストーリーと印象を与えることに成功しています。

原作は女教師藤堂美雪の婚約者である栄司と主人公が義理の家族であると明確に説明されています。また、主人公は素行不良も相まって家ではのけもの扱い、ついには栄司に「退学させる」と脅され、これらへの復讐として女教師への凌辱を企てます。栄司が明確にイヤなやつとして描かれている原作は「復讐モノ」の色が濃い一方、OVAではこの栄司の描写がカットされているため「NTRモノ」のような印象を受けます。この点はまさに本作特有の魅力であると言えるでしょう。その点で原作を知っている方でも、新たな楽しみが見いだせるかと思われます。

アニメそのものとしては、特に顔が素晴らしい。どのカットもしっかりと線が書き込まれており、凌辱された時、快楽に堕ちきった時の表情から想定以上のエロスを感じることができます。破瓜による流血表現、また抜きゲーらしく妊娠していなくても母乳が出るようになる描写なども実用性があります。

本作は発売から10年以上経過していますが、そのレベルの高い作り込みからいまだに色褪せることがありません。完全版は特にリーズナブルなため、是非購入をおすすめします。

こちらのサークルの作品ははじめて購入しましたが、満足度は非常に高いです。筋立てとしては非常に単純に家庭教師として教え子とセックスをする、ただそれだけなのですが、シンプルさ故に性表現の素晴らしさがより強調されます。

女の子の良いところとしては、ムチムチの肢体は言うにおよばず、目隠れキャラであるところも挙げられます。隠れるのは片方だけなので目線は相変わらずわかるものの、半分でも目が見えないことによって得られる情報が減る分妄想をかき立てます。加えてセックスしてる最中ところどころ目隠れでなくなるのですが、つまるところ淫靡な表情が全て露わになるわけでさらにエロさを感じます。欲張りセットです。

シチュについては比較的オーソドックスな内容。パイズリ、ゴムエッチ、ゴム無しエッチなどがあります。またシチュではありませんが、定点アングルが6コマほどありました。定点アングルはセックスがいかに長く続けられているかという時間の持続をも表現できる素晴らしい手法で、レビュワーとしてはこれがあることが星5評価最大の理由です。

総じてシンプルながら素晴らしい内容で、良い物に巡り会えたと感じました。続編も勿論購入確定です。

稀代の純愛作家として名高い朝凪氏の新作は、今回も安心のラブストーリーが展開されていました。氏の作品では(特に近年は)、見るからに強そうな怪力のモンスターや屈強な男性がマゾメスと愛を育むことが多いのですが、本作では雑魚ゴブリンがその役を務めています。氏の新たな方向性への挑戦が垣間見える要素でしょう。

内容はと言うと、上記の雑魚ゴブリンがサキュバスをチンポで陥落させます。煽り文すらも氏お決まりのオチへ導くためのクリシェとなっていますが、馴染みのない方は念のため気を付けましょう。
クリシェの中でも特筆すべき朝凪節と言えば、放出したレベルがゴブリンに対しては特になんの効果も及ぼさない点でしょう。貴重なものを無駄にするというある種の尊厳破壊という氏お決まりの手と、竿役であるゴブリンはずっと雑魚のままという新しい要素が上手く融合しています。

本作は氏の作家性が十分に、そして新たな挑戦も見受けられる素晴らしい作品ではあるのですが、リョナ表現が弱いことが、個人的にはやや残念でした。一応、ゴブリンがモブメスを戯れに殴り殺す描写などはあるのですが、その要素を特にとりあげることなく素通りしているように見受けられました。リョナが苦手で、ただチンポに屈服する様が見たい方に関しては、むしろこの点はプラスに働くでしょう。

まず本作は、ゲーム性や実用性を求めてプレイする方にはオススメできません。ゆっくりと遊んでも10分程度で終了する短い作品です。そう言えば「じゃあ買わないほうがいいのか」と言えばそんなことはありません。しかし、値段が安いから買うことをすすめるものでもないのです。

本作は1989年発売の作品とは思えないほどキャラクターが鮮やかで、可愛く、そしてエロく塗られています。また、静止画による差分表示ではなく、アニメーションを多用しています。これはemoteなどを採用する作品が当たり前になってきたごく近年のエロゲユーザーには当たり前に感じられるかも知れませんが、やはり89年にこうであるというのは衝撃的です。レビュアーは世代ではなかったので、はじめてプレイしたときは青天の霹靂でした。

本作は昔を懐かしむ目的で買う方が殆どかも知れません。しかし、もしはじめてプレイするという方がいらっしゃれば、是非この技術力の高さをその目で確かめて頂きたいです。ゲームとしてのクオリティは決して高くないため評価は低くつけていますが、それは作品が包括するすべての価値そのものではありません。

本作はブ○アカキャラと秘密のサボり場で退廃的なひとときを過ごす作品です。原作のキャラクターコミュから妄想を膨らませたような、原作好きの読者も容易に想像できるシチュエーションである点がまず素晴らしい。このキャラクターは先生(プレイヤー)を事あるごとにサボるよう誘惑するのでが、その「一緒に堕ちませんか?」と言わんばかりの態度は本作でも忠実に、そしてよりエロティックに描かれています。

エロスの面では様々な長所がありますが、本書で特に目が行くのは太ももでしょう。表紙から目を惹く小柄な体型には似つかわしくない太ももは、線ではなく、その光沢・陰影で読み手の目をとらえて離しません。太ももコキでそのエロさは順当に際立つのですが、それ以外の場面でもつい目で追ってしまいます。とにかく太ももに一読の価値ありです。

ブ○アカのツルギとエロいことをする作品。表紙は通常ツルギですが、中身は導入水着・本番全裸になっています。おまけにアル・ハスミ・アスナ(バニー)の漫画が2頁(実質2コマ)あり。

ゲーム立ち絵でもツルギは割と恵体っぽく描かれており、本作はそれを更に推し進めたムッチリ体型になっています。和姦かつ妊娠エンドというのも、ページ数の関係上唐突な感は否めません。しかし、とにかく事実としてそれらの要素が含まれていることは重要で、レビュアーとしては満足しました。