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作品内容
『小須美、大丈夫か?俺が送っていくよ』
「ううん!平気平気♪たっくん♪またね!」
ふう!なんとか今日のデートも乗り切ったわ!
私の興奮すると便意を催す体質には、本当にうんざりしちゃう…
おかげでデートのたびに絶食や腸内洗浄でお腹を空っぽにしなくちゃいけないんだから…
あ〜〜お腹すいた〜〜。お腹すいてもうフラフラ……あれ?
バタン!
『小須美いッ!』
………
……
…
「……ん、あれ?ここはたっくんの部屋?」
『気がついたか?小須美、医者が言うには軽い栄養失調だと。ほら、たくさん食えよ』
「うわぁ!すごい!これ全部たっくんが作った料理なの!?」
『まあな、ほら♪ぜ〜〜んぶ食べていいぞ♪』
「うううう!もう限界!いっただっきま〜す!!」
「おいし〜〜い♪」
『……ククク』
「……ご、ごちそうさまでした…。ぜ、全部食べてしまった…」
まずい!このままたっくんと一緒にいたら、興奮して便意が!
「あ!あの!ごめん!ご馳走までしてもらって本当に悪いんだけど!あたし今から大事な用事があってすぐに帰らなきゃいけ」
『小須美!』
「…ッ!ひゃん!」
たっくんに抱きしめられちゃってる!まずい!まずい!まずい!
落ち着け!落ち着け!
ギュルルル…ゴロゴロ!!
いやああああああああ!!催しちゃだめえええええ!!
「あ、あが、あう…」
『小須美…』
嘘!?たっくんキスしようとしてる!
こんなときに!よりによってこんなときに…
私達のファーストキスだなんて!!
ああ…たっくんの唇が近づいて来る…
ギュルルルルルルルルル!ゴロゴロピー!!
あぐうッ!便意が腹痛に!!
ああああああああ!!
もうだめえええええ!!
文字数:2188文字