いもうと～Sweet&Bitter～

■あらすじ

◆可菜編
バレンタインデーを一週間後に控え可菜は大好きな担任教師、湯沢大介にチョコクッキーを送るべくその調理に試行錯誤していたがなかなか上手くいかず、困っていた。
そんなある日、痴○に遭ってしまったが幼馴染の徹に助けられる。
翌日から、そのショックの所為か熱が出てしまい寝込んでしまう。
徹にお礼を言えずにやきもきしていると、その徹がお見舞いにやってきてくれる。
そうして数日が過ぎた日曜日、チョコクッキーを上手く焼くべく本屋に菓子の本を買いに行くと参考書を買いに来た徹とバッタリ会い、二人でハンバーガーショップによって帰る。
その夜、母に買い物を頼まれ商店街まで行こうとするが昼間、徹に会った所為で自転車を駅前に忘れてしまった事に気づき自転車も一緒に取りに行く事にする。
その帰り道、夕闇が迫り近道しようと公園を抜けようとすると先日の痴○男に襲われてしまうが、何処から駆けつけたのか又も徹に助けられるが、気が動転してしまい、そのまま逃げ出してしまう。可菜はうなだれながらボロボロの姿で歩いていると前方で男女がキスをしているのを見て驚く。
そしてその男女が英語教師でもある自分の姉の有香と担任の湯沢大介である事がわかりショックを受ける。
その晩、姉の有香は大介を夕飯に招き、二人が以前から付き合っていた恋人同士だと知らされる。痴○に襲われ失恋までして自暴自棄になり可菜は……。


◆徹編
徹の家は開業獣医師だった。
そのため一人っ子の徹は病院後を継ぐために獣医の大学に入るべく女の家庭教師を頼んでいた。
その女の家庭教師、藤沢ひとみは徹の志望校の現役の学生で分かりやすい教え方をするいい先生だった。
徹はそんな、大人の女性のひとみに公私共に思いを寄せており、ふとしたきっかけで徹はひとみと肉体関係を持ってしまう。
そんな関係が続くある日、徹は母と父が喧嘩している内容を聞いてしまう。
父がひとみ先生と不倫していたという事を……。
徹は信じられなく、ひとみの家へ行き父との関係を問いただすと否定の言葉は無かった。
母も家を出て行き虚脱感に襲われた毎日を送っていると、ある日、可菜と帰る事になった。
可菜は徹に不機嫌な態度を取った後、急に自分を抱いてと徹に言ってきた。
先日の事で女に対しての不信感を持ってしまった徹は可菜をカラオケ店に連れ込み……。