沈マナイ月 第二部

  • 沈マナイ月 第二部 [ドラゴンフライ]
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沈マナイ月 第二部 [ドラゴンフライ]
Utgivningsdatum 27/12/2005
Röstskådespelare アクアウェーブ
Andra 武井くりす(演出)
Ålder
R18
Produktformat
VideoRöstmusik / ビジュアルノベル
Språk som stöds
Genre

Produkt sammanfattning

―8月18日PM12時18分―

「皐月、いくぞーっ!」

明がスイカの模様の入ったビーチボールをゆっくりと投げる。

「あーーっ! どこ投げてんのよーっ!」

風にさらわれ力無く失速するボールを慌てて追いかける。
波を掻き分ける度に飛び散る水飛沫が冷たくて気持ちいい。

眩い日差しと、光り輝く海。
そして、それ以上に眩しい明の笑顔。
明と恋人同士になってから、初めての夏。
あたしは力一杯浮かれていた。

明とは大学のサークルで知り合った。
初対面から妙に気が合って、それからずっと仲のいい友達として付き合ってきた。
その関係が一気に変化したのは、ほんの数週間前のことだった。

いつもの大学の帰り道で急に、明が真顔で『好きだ。付き合って欲しい』って告白してきたの。
確かに、結構前からお互い意識してるのはわかってて、いつ、どっちが言うか、みたいな感じではあったけど、やっぱり、いきなり告白されてかなりびっくりした。
でも、それ以上に嬉しかった。

あの時、明が告白してくれなかったら、きっとあたしの方から告白してた。
やっぱり、女の子としては男の方から言って欲しいもんね。
まあ、もう少しロマンチックにして欲しかったけど。

そんなわけで、それからあたし達は公然と付き合い始めた。
まわりは、なにをいまさら、って反応だったけど、あたしは毎日充実してた。
好きな人がいるってことがこんなに幸せだなんて知らなかった、ってくらいに。

Produktinformation / Systemkrav

Filstorlek
534,41MB
Andra
収録時間:82分
EOCS-nummer
Den här titeln har granskats av EOCS. (siffra0003074D)

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